
1枚目は昨年漬けた白加賀の梅干しです。良い頃合いの天気を逃して2日しか干せなかったので、この夏又干します。
2枚目は一昨年に漬けた淋州です。

昨年は今までにない大不作で、淋州は殆ど収穫出来ずに終わりました。
白加賀、南高梅も大不作でしたが、生産者さんに配慮頂き、お客さんにもご理解頂いて何とか梅をお届けする事が出来ました。
今まで梅干しには淋州を使っておられた方々、南高梅や白加賀の梅干しの出来は如何だったでしょうか?
今までと違う品種も満足して頂けたなら良かったらですが…
今、梅のことを書いていますのは、
先日、毎年お友達に梅干し作りを教えて一緒に仕込んでいるお客さんから問合せがありました。
「今年も梅干し作りを誘ってもよいか、それとも他の梅を当たって下さいと言った方が良いか、どうでしょう。」という内容でした。
私もずっと西吉野の山の梅林の事を気に掛けて来ました。
それで、生産者さんに電話しました。
豊作ではないけど、昨年のような事はないと思うけど、もう少ししないとどの位実が付いているかはっきりと分かりません。
怖いのは、霜と雹とカメムシです。
このところ大気が不安定で各地で嵐、落雷・雹が降っていますね。
長野の林檎農家さんが霜が降りたとSNSに書いておられました。
霜と雹 人間の力ではどうしようもない事です。
昨年は高温でカメムシ大量発生被害が甚大でした。
ネオニコチノイド系農薬を使わない農家さんは対処のしようがありません。
(西北さんは、有機認証許容農薬3〜4使用するだけ・化学肥料不使用栽培で梅と柿を作っておられます。)
霜と雹が降りませんように
カメムシが少ないように
祈ることしか出来ません。
「祈っていて下さい!」
「綺麗な良い梅を出すよう頑張ります!」
そう仰いました。
私も祈っています。
みなさんも祈って下さいね。
実が小豆大以上になると霜の害はちょっとは大丈夫らしいです。
霜が降りないよう、雹が降らないよう祈っています。
(奥さんがお嫁に来て2年目に、収穫直前に雹が降って全滅したことがあったそうです。)
もうひとつ祈ることがありました。大雨が降らないように!です。
今年の梅のご案内はもう少し見通しがついたらします。
それまで待って下さいね。
時々、様子を聞いてお知らせします。
小梅は5月末から6月始めに収穫出荷です。
皮が柔らかく美味しい品種をお届けします。
見通しがついたら案内をします。そうしたら、是非是非、注文してください。待っていたよと注文くださいね。それが生産者さんの励みになります。