一昨年、訪ねた時にもブログで紹介しました
蚕豆の苗が今回もなすの茎の傍らで気持ちよさそうに葉を伸ばしています。 草の間に収穫が終わったほうれん草とレタスが残っています。どこにあるか分かりますか?
ブロッコリーです。 なごみさんとこでは、秋から春にかけてひと株で100個近くのブロッコリーが採れます。しかも株を抜かずにそのままにしておくと、時期になるとその株から芽が伸びてブロッコリーが採れるそうです。3〜4年もつ・強いそんな生きる力を野菜は持っていて、わたしたちはその力を食べて私の命にしてるんだな〜TVで畑で抜きたての野菜を食べて「あっま〜い!」って言ってるのを見たことがありませんか?
確かにあっま〜くて美味しいのでしょう。でも、わたしは採れたての味だけでその野菜の評価はできないんじゃないかとおもっています。
どんな野菜でも採りたてはそれなりに美味しいはずだとおもいます。しかし、
こんな経験があるのです。
有機の春菊をいただきました。生で食べてみました。苦くて苦くて食べられません。茹でてみました。苦くて苦くて食べられません。農家さんに電話をしました。農家さんは、「初めて言われました。うちで食べても甘くて苦くありません。」農家さんは採れたてを食べているのです。苦くない・苦いどちらも事実です。農家さんの返事は、「鶏糞が未熟だったかもしれない。」でした。後日、奇跡のりんごの木村秋則さんとお会いした時、この春菊のことをお話ししました。木村さんは「野菜の本性は時間が経つとあらわれてくる」とおっしゃいました。
採りたてはいいのはもちろん時間が経っても美味しいさが続く野菜。細胞がしっかりしている。生きてる野菜・生きる力のある野菜こそ人間が食べていい野菜だよね。こんな話をなごみ農園 宮田さんとしたのでした。
こんな話をしている宮田さんは実に楽しそうでイキイキしていました。私たちも行ってよかった 水曜日、野菜が届きます