吹田慈姑を野路真孝さんが送ってくださいました。
今シーズン最終の収穫です。

写真を送ってくださいました。
田は草が伸びて、その間に吹田慈姑の茎葉が見えます。
バケツ栽培している様子です。
大丸百貨店だっかた、阪急だったか、あるイベントで吹田慈姑の株をこのように鑑賞用として販売したことを聞いたことがあります。
今日、味噌材料の申し込みに来られた方が、
レジの上の吹田慈姑を見てお買い上げくださいました。
最近、大阪から引っ越してきたばかりだそうです。
吹田慈姑は名前は聞いたことがあるけど何処にもなくて見たことがなかったそうです。
遠く離れた東の地で偶然出会われました。
幻のなにわ伝統野菜なのですね。吹田慈姑は。
江戸時代の魯山人が赴任地大阪から江戸にもどって、
懐かしいものは、鱧と天王寺蕪と吹田慈姑と狂歌に読んだといいます。
野路さんの関東の人にも吹田慈姑が届けるならと、掌で慈しむように送ってくださった真心は心の真ん中で受け取ります。