味噌作り材料を注文してくださったみなさんの土佐の天日塩あまみが届きました。
いつも季節のお便りを入れてくださいます。

春の表情です。
結びに「あなた様も 春のたくさんの生命との出会いをお楽しみくださいませ。」と書かれています。
店にもたくさんの生命が届いています。

野菜たちは切られて掘られて土から離れても生きています。
春の力強さは圧倒的です。

今シーズン初めての九条ねぎにもちょこんとネギ坊主が出ていました。
雲仙たねの自然農園からの個人宅への今シーズンの在来の野菜直送セットは今週でひとまず終了になりました。
届く野菜は人生最大のお仕事、たねを残す準備の姿を見せてくれています。
長年、直送セットを食べてくださっているSさんからメールをいただきました。
「岩崎さんのお野菜は今季最後でしょうか、、
たくさんいろいろ入れてくださってありがたいです。
季節がうつりゆくこと、個性や生命力のこと、いただくこと、いのちや循環のこと、などなど、
美しいお野菜たちに伝えてもらっています。
豊かで尊い体験をいつもありがとうございます(^-^)」直送セットはお任せなのです。
その姿は箱の中に畑が詰まっているようなそんな感じなんです。
選べないから丸ごと受け取るのです。その力は凄いと思います。
シーズン通して月に2回あるいは毎回届く野菜の変化を
目で、手触りで、口で、体の深くで受け取って感じていらっしゃるのだと思います。
暮らしの手帖の表紙の裏にある花森安治さんの文章を思い浮かべます。
すぐ今日 あなたの暮しに役立ち
せめて どれか もう一つ二つは
すぐには役に立たないように見えても
やがて こころの底ふかく沈んで
いつか あなたの暮し方を変えてしまう
そんなふうな・・・
野菜です(この部分は脚色です。

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