蕨は灰汁抜き用に灰を差し上げます。

灰を塗して熱湯を浸るほど注ぎ、鍋蓋をして一晩位の時間置きます。
灰汁が抜けたら水洗いして晒して冷蔵庫保存すれば幾日か持ちます。
沼津の高橋さんの蕨をそうしておいたものを今日の昼ご飯に、糸こんにゃくと煮物にしてくれました。

美味しくて二束近く作ったものを二人で完食してしまいました。
我が家では蕨の炊き込みご飯も美味しくて何度か食べました。
繊維が多いので腸内環境に良いようです。

以下は、農家さんが食べ方をメールしてくださいました。
あまどころ(甘野老)の食べ方
◆調理のポイント
アマドコロは豆類やアスパラと似た風味と甘みがあり、緑が濃い葉の部分には少し苦味があります。葉の部分の苦味は下茹でした後、水にさらしておくことである程度抜くことが出来ます。
葉の部分とはかまの部分、そして芯の茎の部分でそれぞれ食感が違うので、大量にある場合は分けて使っても良いでしょう。
◆下処理
少しアクがあるので下茹でします。茹でる湯には塩は入れなくても大丈夫です。ゆですぎるとズルズルした感じになってしまい、食感が損なわれてしまうので、1分前後でさっと茹で上げます。茹で上がったらすぐに冷水に放ちましょう。茹で上がったものを食べてみて苦味がある場合はそのまま水にしばらくさらしておきます。
●アマドコロの主な料理
◆和え物やおひたし
下茹でしたものをおひたしや色々な和え物にします。シャキシャキした食感と甘い風味が最も活かせると思います。
◆天ぷら
アマドコロを丸のまま、または適当な長さに切って天ぷらにすると甘味があり美味しいです。
◆炒め物にも
アマドコロは適当な長さに切って炒め物に使っても美味しいです。特に芯の茎の部分はアスパラに似た風味と食感が楽しめます。パスタの具材としても季節感があり、風味も良く合います。
◆汁物や椀種に
アマドコロは味噌汁や澄まし汁などの具としても相性がとてもいいです。

「山わさび」はあがらしゃれ真室川に掲載の方法で「ふすべ」にしていただくと一番おいしいと思います。
ふすべにしたら密閉容器に入れて冷蔵庫で1週間は大丈夫です。
お浸しに醬油と一緒にかけたり、
私は納豆にわさびのふすべと醤油をまぜごはんをいただくのが大好きです。
「行者にんにく」は肉炒めにいれたり、天ぷらにもしますが、

一番多いのは醤油漬けです。
洗って水気をきって細かく切って瓶や密閉容器に入れてひたひたになるまで
醤油を入れておくだけです。一日たったら食べられます。
冷蔵庫で1か月くらいは大丈夫です。
生のまま漬け込むのが抵抗あればさっと湯がいて水気をきり、同様に漬けられます。
人によっては酒とみりんを煮切ったものに醤油入れ、漬け込む人もいます。
他にも唐辛子やしょうがなどで味をアレンジしたりもします。
漬かったら、アツアツごはんにかけたり、冷奴にかけたり、
野菜炒めの味付けにもできます。
漬けた醤油が余ってもスープやお浸しにかけておいしいです。