今年は沼津の蕨から始まって、天然山菜をたくさん食べています。
料理して、食べて、分かってきました。
刈屋さんや高橋さんが送ってくださる山菜は、調理するのに難しいものは一個もありません。
畑の野菜のように茹でたり、ものによっては水に晒したり、揚げたり、炒めたり、和えたり、汁に入れたり。
そして、歯触りや、香りや時にほろ苦さを楽しみます。
昨日は、清々しい美しい蕗の薹やこごみ、タラの芽
今日は、山形県真室川から沢山の天然山菜が届きました。
あいこ

茹でてお浸しや浅漬け、汁の実。癖がなくシャキシャキの食感。「あいこの葉そぼろ」がお勧めだそうです。
店に本があります。
しどけ(もみじがさ)

癖がなく、香りがよく、シャキシャキ。茹でてお浸し、和えもの、天ぷら、汁の実
味噌汁の実。赤味噌だと一層、香が活きるように思います。
山菜の女王様こしあぶら

山菜の王様タラの芽

天ぷらは王道ですが、茹でてお浸し、あえ物も食感と香りを楽しめます。
自然栽培行者にんにくと天然山うるい

しおで(しゅうでんこ)

ユリ科/山菜の王様(王様がふたり!!)、野生のアスパラと言われるほど、クセがなく、甘味が美味しい。お浸しやあえ物、天ぷらも良い
山独活

切って水に晒して灰汁抜きしてから使います。皮が硬い場合は皮を剥いて晒します。
それから天ぷらや炒め煮、酢の物などにどうぞ。
天ぷらにしても清々しい香りを楽しめます。
今回は販売しませんが、
こんな珍しい山菜が少し採れたとプレゼントしていただきました。

向かって左からオオナルコユリ、トリアシショウマ、姫アマドコロです。
オオナルコユリは昨年、驚きの美味しさで買ってくださったお客さんが大喜びしてくださいました。
オオナルコユリは今回1本しか採れなかったのでプレゼントしてくださったのです。
これからもう少し多く採れましたらその時はお見逃しなく!
どうぞ、みなさん、ご来店の折には、山菜も是非ご覧いただき、
ひとつかふたつ、味わってください。