先週、外国人の男性が、平家きゅうりを買っていかれました。
昨日、再来店なさり、残っていた1本を買いながら「もうこれだけですか?」と聞かれました。「金曜日にまたあります。」と答えると頷いて帰られました。
もうレジも閉めようとするころ、3名の外国人の女性がいらっしゃり、「黄色い太いきゅうりはありますか?」と聞かれました。
「金曜日にはいります。」と答えました。
そして、「お国はどちらですか?」とお聞きしました。
「ネパールです。」
「ネパールのきゅうりと同じなのですか!?」
「そうです。太い黄色いきゅうり。私たちたくさん、たくさん買います。」
とても嬉しそうにおっしゃるので、私もとても嬉しくなりました。
もちろん、直ぐに岩崎さんに電話して、事の顛末と平家きゅうりを多めにいれてくださいとお願いしました。
ひょっとしたら、沖縄のモーウィや熊本在来きゅうりも見たら同じように「私たちの国のきゅうり」と言われるかもしれません。
おそらく大陸の南の方のどこから、人の旅とともにたどり着いて土地に根差したきゅうり。そこからまた、人によって伝播していったきゅうり。
思いがけない、ネパールの人達と平家きゅうりの出会いに
私はとても嬉しくなりました。
故郷を偲ぶきゅうり