ネパールの人と平家きゅうりの話題から〜
調べて見ましたらきゅうりの原産地はヒマラヤの南麓だそうです。
日本で作られているきゅうりは
それが沿岸部を経由して中国大陸の華南、中華にわたりやがて日本にも伝来した華南系(黒イボ系)
と、
シルクロードを通して華北に伝わり、やがて日本に伝来した華北系(白イボ系9
そして、それらが交配してできたきゅうり だそうです。
とすれば、ネパールはきゅうりを食す大先輩なのだな〜と思ったのです。
このブログは、過去に平家きゅうりを食べた時の記事です。
http://blog.sizenmura.jp/article/101428176.html
白いぼ、黒いぼ。
きゅうりには突起があってそこに白だったり、黒のゴマ粒のようなものが付いています。
四葉きゅうりは白イボです。
ときわ地ばいきゅうりも白イボです。
相模半白きゅうりは黒イボです。
平家きゅうりや山口在来きゅうりはイボがない(?)目を凝らすけど撫でても?
勘次郎きゅうりは?何色とネットで調べてみました。
そうすると、勘次郎きゅうりは「黒イボ系」だと書いてあります。
??
生産者さんに聞いてみました。その答えは次のようでした。
勘次郎ですが、間違いなく黒いぼです。
いぼは収穫後すべて冷水中にて一本一本手で撫でて落としています。
そうしないと、お互いのいぼが刺さりあい、
とても痛々しい、汚らしい見た目になってしまいます。
かつては、いぼをそのままに出荷したり、袋詰めしたりしていたのですが、
輸送運搬中、又は、売り場で触られるうちに
黒コショウを振りかけたようになるため、
生産者で語り合い、現状のようになりました。
水中で作業することで傷口の酸化による変色も少なく、
冷水のため予冷効果もあって、日持ちには大差がない事が確認できています。
見た目も美しいままです。
このような理由で、いぼが取られた状態でお送りしているため、
いぼが無いように見えるのです。
ですから、本来の姿は黒い点々がアクセントになっていると想像してみてください。