
茹でただけのこの豌豆を子どもたちは夢中で食べてしまうに違いない。
離乳食の赤ちゃんにも初めての味を教えてあげたいな、
花が開くような笑顔を見せてくれると思う。
奈良県葛城山山麓で自然農を営むおひさん自然農園 竹本さんの
エジプト豆とうすい豌豆を、今年も頂くことが出来ました。
どちらも豆御飯にできます。


おひさん自然農園さんとは、一年に一度この豌豆の時だけのお付き合いが長年続いています。
一年に一度だけのことに、自然村へ来年もエジプト豆とうすい豌豆を、という想いでたね採り、たねを降ろし、育て、収穫時期には採り頃に心を砕いてくださっていると思います。
竹本さんのお便りの一部を紹介します。
「うすい豌豆の種は、一番古くから採種し続けているものです。私が自然農を学び始めた頃で、まだ、固定種や在来種と云う品種に主眼を置いていない時で、当時よく行っていた、町の種苗店で、「この辺で昔から栽培されている品種を」と言って出してもらったのが、このうすい豌豆です。
店主さんが「この辺りで昔から作られてんのは、このうすい豌豆ですよ。」と。それが紀州系なのか羽曳野系なのか、どっか他の系統なのかは記憶にありませんが、その時から27〜8回採り続けた種です。ちなみにエジプト豆も同じ種苗店でその時に買ったものです。これも大切な種です。」
27〜8年も採り続けている豌豆は
もう、紀州か碓井かではなく、
おひさんうすい、葛城うすいですね。
おひさんエジプト豆、葛城エジプト豆。
たくさんのうすい豌豆とエジプト豆をいただけました。
是非みなさん、豆御飯や卵とじ、スープなどで召し上がって下さい。
大阪、京都での料理屋さんのメニューには、
うすい豌豆のピュレ

うすい豌豆のすり流し

京都の叔母の家で用意してくれた仕出しの御飯は、桜の花とうすい豌豆の豆御飯でした。
関西では5月の料理に欠かせない食材のようです。