2014年07月19日

岩崎さんの野菜〜お客さんのメールより〜

岩崎さんの直送野菜セットのお客様からメールが届きました。
長い端境期の休みがありました。再開後7月初めのお届けでした。
当ブログを読んでくださっている方、覚えていますか?あの「春菊ぼうや」のお母さんです。
真夏の夜の夢カレー
岩崎さんの野菜
もうすぐ5歳になる息子に「今日、岩崎さんのお野菜、届くよ」と言ったら「?」という顔をするのでした。
なんと、夏の平家きゅうりのことも、冬の春菊のことも、半年も過ぎると、なんにも覚えていないのです。
母はなんともさびしかったけれど、気を取り直し、夕方、届いた野菜を彼に見せてみました。
「なに〜、このきゅうり、でかい! 白みそで食べたい」
そうそう、そう来なくっちゃ!
平家きゅうりに白みそをつけて一口ほおばって、「オレ、これ好き〜」と言う息子。
いつものきゅうりの青臭さとはちょっと違うさっぱりとしたみずみずしさが口に残ります。
今年も会えたなぁ。
平家きゅうりを食べながら、
数百年前も、誰かがそう思っただろうか?
数百年後も、誰かがそう思うだろうか?
と、ふと思います。
そして、誰よりも多く平家きゅうりをたいらげた息子に聞いてみました。
「好きな食べ物はなぁに?」
「えっとねぇ。トマトと枝豆ととうもろこしときゅうり」
今回の野菜セットの中にあったのは、きゅうりだな!
「きゅうりって、この、大きいきゅうり?」
「う〜んうん、きゅうりなら、どれでもいい」
確かに、いつものF1種だって、大切に育てられた野菜です。
でも、たとえば、人知れず悲しい気分のときも、岩崎さんの野菜の優しい力強さが、私を救ってくれることがある。それは、イメージではなく、実感です。
こういう感覚を共有したいんだけどなぁ…。と思っていたら、
「今日の野菜、いつもと同じなの? なんか、しみじみする味だねぇ」
と、夫がぽつりと言ったのでした。
え、えっ、そうなの?
「野菜は、お前の趣味というか、正直なところ、言われなきゃ、オレにはわかんないなぁ」と言っていたはずなのに?

今夜のおかずは「葉ごぼうのキンピラ」「焼きペチカ」といった
ひと目でいつもと違う野菜ですよ! とわかるメニューではなく、カレーです。
岩崎さんの野菜をカレーにしちゃうの? と思う人もいるかもしれないけれど、やめられません。
今回は、岩崎さんの玉ねぎ、なす、ペチカ、岩崎地南瓜、五寸人参、
そしてココナッツオイル、塩、スパイス数種、にんにく、生姜、トマト缶、レンズ豆、水です。
でも、人参はうっかりサラダに使いすぎて、ほんのちょっぴりになってしまった。
野菜がアンバランスになってしまったなぁ。と思っていたところだったので、なんだか、夫の言葉に面喰らって、
「今日のは、岩崎さんの野菜だよ」というだけで精一杯です。
う〜ん。私も落ち着いて食べよう。と思っていると、
息子がいつになく神妙な顔をして言ったのでした。
「あのさぁ、オレさぁ、今日のカレーさぁ、なんかさぁ、スープ、気に入ったんだけどぉ、スープだけ、いっぱいいっぱいおかわりしてもいい?」
え、えっ? もしかして、君たちは、やっぱり、野菜の味、わかってるんじゃない?
それはそれは、真夏の夜の夢のようなカレーなのでした。
岩崎さん、自然村さん、いつもありがとうございます。〜上原有砂山〜

この文章を寄せてくださった上原有砂山さんはこちらの本を書いていらっしゃいます。
   DSC02204.JPG
         農文協 ¥1200+税
昔昔大昔の出産経験の私ですが、読んで胸がじーんとしてしまいました。





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posted by 自然村 at 13:57| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ・お買い得情報
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