2016年06月04日

漆の器

ご注文いただいていました猪狩史幸さんの漆の椀が届きました。
          DSC04159.JPG
ほ椀です。高台が少し高めになっています。たっぷりの汁や麺、丼物にも
いろいろに使えます。

6月になって漆掻きが始まります。その準備に忙しいようです。6月の蒸し暑い中から7・8・月の暑さ真っ盛りそして10月の末まで漆掻きの仕事は続きます。

自然村で扱わせていただいている鈴木健司さんも漆掻き職人です。

いわての漆(てくり別冊)の文中に
 
漆を掻くとは、カンナで辺(漆の幹につける傷のことを辺という)を刻み、滲み出た漆をヘラですくう。これに終始する。しかし、単純作業の向こう側には職人の感性に依った世界が奥深く広がる。
 鈴木さんの場合、「漆はエロス。俺は女を抱くような気持で木に接している」という口癖がそれにあたるだろうか。作業の肝は、「樹勢を見極めながら、ウルシの木を徐々にその気にさせていく」ことにあるという。

中略

漆の質は職人によっても大きくことなる。
〜中略〜
粘りや色、質感など、職人ごとに漆の特徴がある。それを左右するのは、漆を採取した時間や木を休ませる間隔などとされているが、いずれも確かなものはなく、結局は職人独自の感覚、木への向かい方に依るのだという。そういう意味では「漆」とはまさに「漆掻き職人」そのものなのかもしれない。

猪狩史幸さんの漆への想い、
鈴木健司さんの漆の世界、
それを掌に包んでみにお越しください。

【食のまわりを豊かにする生活雑貨 漆器、箸、スプーンなどの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/175559813

この記事へのトラックバック