2017年04月11日

もやし

昨日、今朝、ご来店のみなさまはご存知と思います。

レジ台にもやしがあって、もやしを売っていたことを
400g入9袋売り切れました。

自然村では滅多にもやしは売れません。売れないから注文があった時以外は仕入れもしません。(たま〜に1袋あることもあります。)足も速いし。だから、もやしを一生懸命売ろうとも思っていませんでした。
もやしはそういう存在でした。

この本に出合って、DSC05343.JPG
このもやし屋さんに行って、もやしの見方ががらっと変わって、わくわくするような気持になっています。

埼玉県深谷市にある飯塚商店もやし屋さんに日曜日行ってきました。

お願い:写真を拡大してご覧ください。ねわーい(嬉しい顔)

現在もやしの主流である緑豆もやしになる前は、ブラックマッペという黒豆もやしが主流でした。そのブラックマッペを水に浸けて発芽させています。DSC05379.JPG
発芽する時、小さい泡があがってくるそうです。DSC05380.JPG
眠っていたブラックマッペが目覚める時に出す泡です。水は冷たいのに発芽した豆は発芽熱で温かいんだそうです。
            DSC05381.JPG
写真はフラッシュで明るく映っていますが、室の内は真っ暗です。この中で一週間かけて、根を伸ばし茎を伸ばして成長します。DSC05401.JPG
一日に4回位シャワーで地下水を掛けます。飯塚商店さんは地下水に塩素は添加しません。塩素くさくなり味が悪くなるからです。
長く長く伸ばした根の付け根からも水を求めて根が伸びています。DSC05395.JPG

成長したもやしはリフトで洗い場に運ばれます。真っ暗な室から現れたもやしは黄金色に輝いて根は輝く絹のようでした。息をのむ神々しさに圧倒されました。DSC05404.JPG
収穫したもやしは地下水の流れで洗い、掬われ、袋詰めされます。DSC05408.JPGDSC05409.JPG
一般的なもやしは機械で根切り作業をしますが、飯塚さんはしません。もやしは根に栄養と味があります。また、根切り機械に通すともやしが折れたり傷んだりします。これがもやしは足が速いという原因のひとつのようです。
飯塚さんが「もやしも大根やキャベツの同じ農産物です。農産物に賞味期限はないでしょ。匂い、色、形状をみてまだ食べられるとかもう食べられないとか見極める。もやしも同じです。」といった内容のお話をなさいました。
成程、そのとおりですね。普通はもやしは袋に賞味期限が印字されていて、野菜のようでいて加工品のようなあつかいです。でも、実際にもやしの栽培をみて農産物だと実感できました。

実は、昨日、他社のもやしを一袋仕入れておいたのです。同じブラックマッペのもやしです。
これが他社のもやしDSC05424.JPG
こちらは飯塚商店のもやしDSC05426.JPG

並べてみました。      DSC05421.JPG
同じ品種のブラックマッペ(ミャンマー産)DSC05427.JPGなのに別物だと思いました。
私はこれを見て、飯塚さんの著書や工場で見たこと聞いたことがとてもよく理解できました。
お客様にはもやしを前にして何が違うのか説明しました。(他社が悪いと言っているのではありません。)

もやし本来のもやし。
昨日購入してくださったみなさん、召し上がっていかがでしょう。感想を聞かせていただけたら有り難いです。

飯塚商店のブラックマッペもやし、これから販売できるかどうか、まだ未定です。クリアーできたら
その時は飯塚商店さんが大事にしてきたブラックマッペもやしを販売したいと思います。
その時はみなさんよろしくお願いします。

「闘うもやし」(講談社)読んでみてください。どこかでもやしを売っていたら食べてみてください。
【店主のつぶやき(日記)の最新記事】
posted by 自然村 at 15:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 店主のつぶやき(日記)
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