2017年10月28日

台風21号

衆議院選挙に関心がいっていた22日。台風21号の進路は気にはなっていてもTVニュースは選挙速報に集中していました。

台風21号、自然村に関わりのある農家さんたちも大きな被害を受けられた方々がいました。

屋久島の絶品枇杷の生産者さんは、
 「東京ではいかがだったでしょうか?屋久島では21号は強烈でした。
だいぶ離れているうえ、今回は屋久島の右側を通るので
そこまで吹かないと予想していましたが、経験した中で2番目の怖さでした。
ちなみに1番目は宮崎で小学生だった頃、二階の窓が全部飛んだことがあります。
 〜   写真略〜
木の下にあるのはブルーシートで覆われた小型トラクターです。幸い少しの損傷ですみました。
田畑はもちろん家の周りも倒木や折れ枝だらけで、チェーンソーで後片付けが今日までかかりました。
もちろん秋野菜は壊滅。
 ビワの木も一本根こそぎ倒されました。途中から折れた枝もたくさんあります。
実は通年ですと9月中頃には花芽がつき始めて、今頃は摘蕾を始めている時期なのですが、
全くというほど花芽がありませんでした。
8月の頭の台風5号で三日間吹かれたので(屋久島上で台風の目に入り方向転換したため長居した)
新芽が弱ったのだろうと思います。遅い花芽に淡い期待をしていたのですが、今回のでトドメとなりました。
自宅の隣では老夫婦のポンカン畑がありますが、地面は落ちたポンカンで埋まっております。

全くもって屋久島での百姓生活は簡単ではありませんね。
それでも、あんなに暴風に吹かれたのに(僕は屋内にいましたけど)
全部の草木が倒れたりしていない、多分一週間ほどすればまた新芽を出すでしょう。
本当にたくましいな、と。
昨日は畑からモッチョム岳とびっくりするくらい綺麗な夕焼けを拝むことができましたが、
それもこれも含めて飲み込んで行こうかと思います。
幸い屋久島は暖かいので、まだ秋冬野菜の種まきが間に合います。食べれるのが遅くなりますが(笑)。

 
佐久間さんも、
 台風21号の通過で、南からの暴風が3時間位。この風が海からの塩分を巻き上げたようで、畑のあらゆる草草の葉・茎がチリチリ。霜に当たったかのように茶色に萎れてしまったそうです。

更に胸が痛んだのが、今朝の電話でした。奈良県西吉野の梅・柿農家の西北さんからでした。
 今年はもう柿を出せなくなって申し訳ないという開口一番でした。
なんと、大雨のため山の上の水源地の水があふれ、その下にある刀根早生柿の畑に流れ込み、畑が流されてしまったそうです。急斜面にあるかりん畑も流され、平たねなし柿の畑も土砂が入ったそうです。畑の上にある道路が何段かの断層のようになっているそうです。この下にある富有柿の畑はまだ大丈夫なのですが、22号の雨は警戒です。
無事だった畑に行く道路が塞がっているため収穫、運搬、輸送ができず、今年は、今の処出荷は見込めないそうです。
各所、道路が寸断され復旧作業が行われていますが、数が足りずまだ時間がかかりそうです。
 西北さん宅は幸い無事だそうですが納屋や家に土砂が襲寄せたお宅もあるそうです。
梅畑は無事だそうです。

のほほんと店の仕事をする自然村が「頑張ってください」というのは何の役にも立たないことなので言わない方がましなくらいです。

農家さんは強いです。強いという表現も適切でないな〜。自然の中で仕事をする人たちの大きさを感じます。

西北さんは「頑張ってください」といった時、崩れた畑を「しゃないな〜」「みんな元気ですから心配しないで」「来年、梅をよろしくお願いします。」とおっしゃいました。
 
屋久島の後藤さんは、「肝が据わってますね」という私の言葉に「4度目の大根を始めアブラナ科の諸々の播種を行いました。
肝が据わるというか、諦めること、諸手を挙げてバンザイすることを覚えさせられました。
大いなる自然が相手ですからね。めげずに次の一手を考えるしか他ありません。」

佐久間さんは「田んぼの稲も部分的に籾が吹き飛ばされ、傾いていますが、踏ん張ってくれています。10月の作業予定をこれから次々と完了させていきます。今までにない濃いスケジュールです。種蒔、植え付け、収穫、軽やかに進めていきたいです。」

 台風22号が被害をこれ以上与えませんように。
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posted by 自然村 at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 店主のつぶやき(日記)
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