2018年05月30日

古里田村の会

もう何回足を運んだだろうか。
「何年くらい前からだったっけ?」
「10年以上前からだろう」

今年も郡山市田村町 仁井田本家へ。一年に一度、各地から古里田村の会の会員が集まる。
仁井田本家の酒が好きで、蔵が好きで、田村をこよなく愛する人たちの純な集まりだ。
メンバーはだいたい決まっている。
神奈川の片山本店(片山雄介さん)、北海道 福田屋さん、群馬・高崎 鈴木酒店さん、東京・経堂 つきや酒店さん、東京・練馬 自然村、
静岡 やましょう酒店 白井さん、名古屋 北村酒店さん、福岡 ビックバンさん。
そして、今年は大分 中津市から 「美酒のみぞかみ」さんが息子さんと一緒に参加なさった。
溝上さんとは、自然村が古里田村の会の前身「田村を育む会」に初めて入会し参加した時以来の再開でとても嬉しかった。

蔵見学
米グルトの仕込みDSC07281.JPG
左の瓶が仁井田本家の米グルト。麹の甘みを酸味が爽やかにしています。DSC07263.JPG
日本人に合った和のヨーグルトです。

日本初のオーガニックスパークリングの樽DSC07282.JPG
             DSC06876.JPG¥2700

           DSC07284.JPG
            DSC07285.JPG
床下を覗き込むと、木桶がありました。DSC07286.JPG
新しい挑戦。蔵付木桶仕込みの木桶がこれですか!

下に降りてみます。タンクが並んでいるのを見上げるのは壮観です。DSC07290.JPG
            DSC07289.JPG
仁井田本家は祖先が残してくれた広大な山林があります。そこは、豊かな湧き水(仕込み水)の源流があります。
仁井田本家の願いのひとつが「自給の蔵になる」です。
豊かな山林の木を使って木桶を作る、その木桶で酒を作るという目標、
間伐材を使ってバイオマス発電をし、電気を自給できるようにしたい。
2025年までに、金沢の田60町歩を全て自然田にするという夢と一緒に
「蔵のある田村町を真に豊かな田舎」にし、自給自足の町&蔵になる
という夢を語ってくれました。

そして、楽しみな利き酒です。DSC07291.JPG
自然酒ブランドの酒
穏ブランドの酒 DSC07254.JPG  
田村ブランドの酒
そして、限定流通商品
めろん3.33、穏 純米吟醸 雄町、 穏 純米吟醸 山田錦
合計16種の酒の利き酒です。

大先輩たちの意見、感想、無茶振りを聞きながら楽しくも学ぶことの多い利き酒です。
今年の田村生原酒は仕込みタンク43号に決まりました。43号と45号が同数票だったそうです。
自然村のお客さんの意見も店主の意見もどちらかで、店主は43号に票を入れていました。
仕込みタンク45号は亀の尾 蔵付木桶仕込み。これの「うすにごり生」を飲みましたら旨い!というので
この日参加店のみの特別注文でお願いしました。


これは、穏 純米吟醸 雄町 です。DSC07293.JPG
旨い!!!!
この雄町がBsで放送されて、欲しいと思いましたが、そのときには既に完売していました。
旨い!!!来年こそは手に入れてお客さんに飲んで頂こうと決意しました。わーい(嬉しい顔)

仁井田本家では自社田の米も亀の尾など在来の品種を多くに変えていこうと考えています。
亀の尾も4種類あって、のげありと、のげなしがあるそうです。亀の尾を育種した阿部亀治さんの亀の尾はのげなしだったということで、今年はのげありとのげなしを栽培するそうです。
雄町も在来の米です。

普段ほとんど全く酒を飲まない私が少しづつながらくいくいと飲んだんですから、
階段を下りるときは腰を落としながら慎重にわーい(嬉しい顔)
でもね、全く嫌な気持ちにならないんですよ。酔っているのは確かなんです。顔は赤いし。でもね、
すーっと体から抜ける感じ。いい感じがすーっとです。

酒ってこんなもん、と思い込んでいる人たちに是非飲んでもらいたいな〜
只今当店で販売の仁井田本家の商品は
にいだしぜんしゅ純米吟醸
にいだしぜんしゅ純米原酒
穏純米吟醸
田村生原酒
田村うすにごり生
田村亀の尾直汲み生
夏の穏 純米吟醸直汲み
料理酒 旬味
日本酒和蔵の稔り
米グルト

仁井田本家の経営理念
   約束を守る

いいじゃないですか〜。
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posted by 自然村 at 18:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 旨い酒
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