2018年10月29日

枕崎 鰹節生産現場見学会 その3

鰹節の生産には無駄がないことに改めて驚きました。

頭や尾や骨は肥料などに、
新鮮な内臓は酒盗(塩辛)にDSC07815.JPG

綺麗な「腹皮」はスーパーや道の駅などで売られていました。DSC07825.JPG
飲食店でもメニューにあります。
私もお昼の定食で唐揚げを食べました。

煮熟のゆで汁も業者が買い取り「かつおエキス」に利用されます。
荒節のタールを削った粉も買い取られます。

仕事の合間、
業者さんが工場を回って引き取りに来ます。DSC07834.JPG

見学させていただいた大量生産の工場では残渣を丸めていました。
ペットフードになるそうです。DSC07845.JPG

傷のついた腹皮やDSC07816.JPG
骨に付いた身はこそげて、DSC07819.JPG
茹で上げ、すり身にします。DSC07827.JPG
そのすり身を何に使うかは、後でお話しますね。

一連の作業の合間にも奥さんはバケツの水で何度も板の上を流し、床を流して常に綺麗な状態を作ります。
自分の持ち場の仕事をしながら常に、誠さん、息子さんの作業が切れ目なく流れていくような動きをしています。

仕事の間、何度も掃除です。DSC07833.JPG
             DSC07835.JPG

煮あがったかつおの骨抜きをします。DSC07872.JPG
骨抜きと同時に、身を撫でるように汚れを落しています。DSC07879.JPG

残ってる骨を除き形を整えます。DSC07883.JPG
             DSC07880.JPG

さきほどのすり身をかつおに塗ります。骨抜きしたところ、小さな穴に塗り込んでいくことで身割れを防ぎます。丁寧に丁寧に。
それでも「気を付けてやっているつもりだけど割れることもある」そうです。
この作業が延々と続くのです。
丁寧に塗り込め形を整える様子は陶芸のようです。

「美しいかつお節を作ろうとしてこうしているんですか?」と
タイコウのスタッフにお聞きしたら
「美味しいかつお節を作ろとして美しくなるんじゃないですか」と答えられました。
私は即座に
民芸の「用の美」と同じ!と思いました。








posted by 自然村 at 14:29| Comment(0) | TrackBack(0) | だしとり
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