上野さんの田んぼで蛙の調査をしている宇都宮大学の農業土木の学生さんと指導の先生、
上野さんと古からのお付き合いの方と
今回は映画監督の纐纈あやさんも参加なさいました。
「お手伝い」といいますが、私は実際は遊ばせてもらいにいっているようなものです。(笑)
到着するとまずお茶とお菓子を勧められおしゃべり。
築百年近い立派な梁の下の土間で丸テーブルを囲んで
お茶や皆さんお持たせの柏餅や大福や手作りのケーキやら
トマトもあります。
ひとしきりお話して、そろそろやりましょうか。
種まきの合間に「お茶にしましょう」
お昼には用意してくださった心づくしのお弁当と奥さん手作りの汁物や漬物や。
食べながらひとしきりおしゃべり。
その後種まきの続きをして田んぼへ。
水苗代を作って、それからまたお茶とおしゃべり。
ろばやさんの珈琲も淹れてくれました。
たくさんのお土産を渡されて一足先に帰る人を見送って
それからまた、お茶とおしゃべり。
私、ほとんどお手伝いしてませんけど・・・(笑)
おしゃべりしていると、あの人とあの人とも、この人とも、
人と人の繋がりがあることが分かって、
上野さんの守るお米の多様性と一緒に、
上野さんが人の繋がりも紡いでいるんだな〜と感じます。
ご近所の迷惑になるからと心に涙を流しながら切ってしまわれた屋敷林。時代のありようが変わって風景が開けてしまって寂しい気持ちもしますが、奥さんの庭が広く明るく光っていました。
上野さんのところにこんなものもありました。
箒草で編んだ箒ですね。
箒草。愛読書「みをつくし料理帖」に登場します。東北で飢饉のときこの箒草の実を食べたといいます。食せるようにするためには大変な手間がかかるとか。腎臓によいと書いてありました。
箒草、初めて見ました。
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