2019年08月20日

残念なお話です。重要なことです

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大阪空堀通 こんぶ土居さんの最上級天然真昆布を販売させていただいていることは
ある意味誉れであります。
土居さんの天然真昆布と一本釣り鰹節タイコウの本枯節で出汁をひけば
恐らく日本で最高の出汁を味わっていただける。

選び抜いた素材を使った料理屋レストランでもこのような出汁を提供できるのは限られているでしょう。
外食ではめったなことでは食べにいかれない高級店。
でも家庭なら使うことができます。
毎日とは言いませんが、日曜日、お祝いの時、ちょっと気合を入れて調理したいとき、
家庭なら最高級の出汁を味わうことができます。

この川汲浜天然真昆布一本撰の終売が決まりました。

さて、みなさんもご存じかと思いますが、海の状況がとても変わってきています。

日本の昆布の生産量の95%を占める北海道も同様です。
この30年間で全域で半分以下に減ってきているそうです。
それは昆布の消費量が減ってきていることもありますが、海の状態が悪くなっているからだそうです。
海水温上昇もそうですし、
津波やしけの対策として護岸工事が進みコンクリートで固められ、もちろん、人命を守ることが優先ではありますが、このような護岸工事が海産物へ影響を与えています。
又、気温が上昇し、北海道では積雪量が少なくなってスキーのできる時期が短くなっているそうです。
春、雪解け水は地中に滲みて栄養を取り込み、川へ流れていきます。
豊かな雪解け水が山の栄養を海にもたらすのですがそれが少なくなってきています。
などなど多くの要因による地球規模の海の変化が海産物に影響を与えます。

土居さんからこのようなご案内がありました。
 私どもで使用しています道南の天然真昆布は平成27年以降、不作が続いています。平成29年以後は漁獲量はほとんどない状態で、私共で仕入れることができた昆布は非常に少量でした。本年の昆布漁も終了しましたが、私共で長らく取り扱ってまいりました最高級天然真昆布の産地である川汲浜ではたった2日だけ2時間の漁をして本年分を終了しました。(中略) 漁獲量は皆無に近い状況です。
 当店では不作の年に備えて出来るだけ備蓄をし、お客様の信頼にこたえてきました。しかし、この連年の大凶作は過去に例のないものです。申し訳ありませんが、現在の状況を踏まえ、天然真昆布一本撰80g入りは9月6日を最終受注日として以後終売となります。

驚きました。

土居さんは代替新商品として、白口浜二年栽培真昆布60g入りを9月9日より販売されます。
天然物とは全く同じではありませんが、大きな遜色なく使っていただけるものだそうです。
昆布の養殖は、海面での栽培期間中一切の肥料や農薬を与えず海水中の栄養分のみで育ちますので、
自然栽培だといえます。
また、取り扱うものは、献上昆布として知られる旧南茅部町産の白口浜二年養殖真昆布の中で品質の優れたものを選別いたします。
強いうまみと上品な風味が特徴です。
価格は予定価格60g¥756(税込み)で日常使いしやすいお値段です。
2019年の道南白口浜真昆布の生産量予想内訳は、一年養殖昆布(促成栽培)94.4%、二年養殖昆布4.5%、天然真昆布1、1%で
二年養殖ですら希少な昆布です。

自然村では、たくさんは確保いたしませんが幾枚かは天然真昆布を在庫いたします。
僅か1%ほどの天然真昆布。
一本撰として選ばれるのは仕入れた昆布の一部です。
いかに貴重品かexclamation×2とお分かりになるでしょう。

9月9日以降は養殖物と並べて販売いたします。

土居さんの素晴らしいところは未来を見据えた海の環境を整えていくことを考えていることです。
これからもこんぶ土居さんの取り組みに関心を持っていただけたらとおもいます。
本物の美味しさを伝え残していくために。未来につなげる漁師を育てるために。
 
そして、昆布を食べましょうね、お出汁をを取りましょうね
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