お客さんが、
今夜は十三夜だからと、月明かりの中で庭のすすきとホトトギスを持ってきてくださいました。
今年のすすきは葉も見事、穂は赤紫の絹の艶で見事です。

お客さんは、すすきが風にそよぐ姿や葉音が好きなんですって。素敵な感性ですね。
外に出て空を見上げましたが、店の周りの空は高い建物に囲まれて見えません。
帰りの道すがら仰ぎ見ます。
それは見事な月だそうです。
今年は十五夜も美しく上りました。(私は見損ないました・・)
十五夜と対をなすのが十三夜。この2つを合わせて「二夜の月」とよびます。十五夜は収穫した芋を供えることから「芋名月」ともいい、十三夜は栗や豆の収穫の時期なので「栗名月」「豆名月」ともいいます。
どちらか一方の月しか見ないことを「片見月」といいます。「十五夜の月を見たら、十三夜の月も見ないと縁起がよくない」ともいい、昔は十五夜と十三夜を同じ庭で見る風習があったようです。(ネットより引用)
豆名月
それにふさわしく、只今、在来の枝豆のフィナーレを飾る
佐久間さんの畔豆(小糸)が届いています。
明日には、丹波から丹波黒枝豆の「通はこの時まで食べるのを我慢する」という頃合いのものが届きます。
そして、食べた方から好評いただきました生落花生が届きます。
どちらも今日、畑から抜いて調整してくださったものです。
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