2021年01月08日

お便り

雲仙たねの自然農園からの在来の野菜直送セットを定期購入してくださっている
神奈川県のSさんからメールをいただきました。

自然村さま
岩崎さんのお野菜届きました。
ありがとうございます!
箱にパンパンに元気なお野菜が入ってました。
笑顔になれます!
お便りも、作業の大変さに感謝し、こぼれた種のお話は、岩崎さんのこだわりを感じます。こだわると頑なになりそうに思えるのですが、書かれている様に自然の多様性の様に伸びやかで力強く素敵だなぁと思えてなりません。
どんな答えが待っているのでしょうか、楽しみです。
食いしん坊は、美味しく頂かせてもらいます。
今年は、去年頼み損ねた夏の鰻やハチミツを忘れないようにと思ってます。
今年もおいしいものを色々教えてくださいませ。


こぼれ種のお便りとは、8岩崎お便り こぼれだね母本 (3).jpg
長文になりますが紹介しますね。
<こぼれ種からの母本選抜>
畑の端に松ヶ崎浮菜が生えている。去年の5月中旬に種用のサヤを収穫したときにサヤから種が落ちて、こぼれ種として生えて生育しているものです。
今冬もこのこぼれ種に生育しているこの仲間から種をつないでいこうと、トラクターでの耕運を止めて、私の気に入った姿の株を引き抜いて母本として残していきます。
先回も同じようにこぼれ種による母本選抜をしています。今回にて、2年続きの同じ場所にてこぼれ種による定植です。
この様に同じ場所とは今年はどこにしようかと迷わなくても良いから楽である。
野菜たちも同じ場所にくらしていく事は安心してみずからの種を残すことが出来るのではないか・・・!!
こぼれ種の生育している場所をトラクターで耕して又うねをつくり直して、昨年と同じ様に同じ場所に植えていく。
このこぼれ種に生育している姿からも野菜たちもほっとけば交雑の中からより強勢の姿がより種を残し自然の中に生き残るために強い多様性へと人が食する味から遠くなっていく。
人が食する野菜として守っていく。この母本選抜の中で人と種、人と作物の関係がより深まっていくようであります。
このわずか1〜2時間の母本選抜と定植ですが、何十年もの長い年月の中でくりかえされてつないできた種。これからはこんな種をどうつないでいくのが良いか考えてしまいます。
これからの時期とは、この様な母本選抜そして定植の多いとき、とても単純なる作業でありますが、又、農作業の合間に一つ一つこなしていく、しかしこの作業も何年も続けていく事の大変さ、わずか一握りの種を守るために実に地味な作業を単単・・・と。
種を守る事とは、人と種、そして、その地風土との力でつくりあげる、その地にいちばん適応する種を生み出していく。
種を商品化させていく育成種とは大きな違いがあると感じます。
種を守る事とは、種をつないでいく中で種の農法を学んでいく、とくに種の多様性、そして品種の多様性、まさに自然の多様性の大切さを多く学ぶ事にあります。
又、この冬もそれぞれの冬野菜たちを母本選抜そして植え、今春に花を咲かせて次世代の種をつないでいく作業をくり返す。今春は種を守る中で種は自然はどんな答えを出してくれるだろうか・・・!!
【在来種・自家採種の野菜の最新記事】
posted by 自然村 at 15:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 在来種・自家採種の野菜
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