2021年03月04日

独りじゃ活きられへん

三島独活がどんなふうに栽培されるのか、
千提寺ファームさんのFBをたどっていくと、
どれほどの大変な労働と緊張を必要とするか、想像できます。
是非、時間がある時に訪問してみてください。

読みながら、農業をしない自分にも深く強く訴えてくるものを感じています。

一部を紹介します。
1月のFB記事を転記させていただきました。
【軟白促成栽培が始まりました】
1年で最も緊張感のある作業で、藁と干し草を発酵させる軟白促成栽培が始まりました。
畑から掘り起こしてきた独活の株を、独活小屋の中に敷き詰め、その上に藁と干し草を7層積み重ねていきます。
1番上に藁の束をぎゅうぎゅう詰めにし、しっかりと蓋をして、水を大量にかけ、1個30キロくらいの重たい石をたくさん載せたら、干し草についている微生物が活性化し、藁と干し草が発酵し、熱を持ちます。
放っておくと、50度ほどになっていくので、熱が上がってきたら、藁の束に隙間をつくり、熱を逃し、20度から25度に保ちます。
この温度が低すぎても、高すぎても独活はうまく育ってくれないので、毎日何度も温度調整のために、藁の隙間を調整します。
今日は、その藁と干し草を積み重ねて、石を載せるまでの作業でしたが、、その年の気温や水温、湿度によって、藁と干し草の厚みを調整しています。
2017年は、初めての栽培で加減が分からず、藁と干し草が厚すぎて、、温度が上昇。。。
多くの独活を腐らせてしまい、大変なことになりました。
2018年は、寒い年だったので、厚みが足りず、今度は待てど暮らせど、藁と干し草の温度が上がって来ず、、、危うく収穫ができなくなるところでした。
厚みを後で足して、何とか収穫まで辿り着くことができましたが、ひやひやでした。
2019年は温度調整はうまくいきましたが、災害で3分の2の独活の株が腐ってしまい、、収穫量は落ち込みました。
2020年は、湿度が高すぎて、真ん中の湿度が逃げにくいところに病気が出てしまい、、予定量を収穫することができませんでした。
今年は、、何が起こるのか、、、楽しみです。
この伝統栽培を引き継ぐのは、私たちが最後の一軒となりました。
ボタン1つで温度も湿度も調整できないので、大失敗もするため、消えていった技術ですが、
私はこの不確実なところが、すごく好きです。
大失敗した時にこそ、「限界値」と「独活が持つ特性」がはっきりわかるからです。
人生も同じだなぁとつくづく感じます。
良い独活をつくるために、大失敗が必要だったように、逆境の時にこそ、自分のことがよくわかります。
幸せになるために大切なことは、自分をよく知ることなんじゃないかと、感じています。
コロナや気候変動で、逆境が続きますが、そんな時こそ、大事なことがよくわかるので、ワクワクしていたりもします。
(その時は大変ですが笑)
今年も無事、温度が安定してくれれば、2月の初旬には、収穫の目処がたつので、予約販売を開始できそうです。
みなさまに、今シーズンも春をお届けできるよう、たくさんの人に支えてもらいながら、頑張ります!
引き続き見守っていただけると嬉しいです。


4三島独活.jpg
こんな三島独活に興味を持って、食べてみたいと感じましたら自然村へお越しください。わーい(嬉しい顔)
【在来種・自家採種の野菜の最新記事】
posted by 自然村 at 19:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 在来種・自家採種の野菜
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