今週のお便りは「早生たまねぎの収穫畑から」です。
長文ですが、岩崎さんの畑仕事の様子が分かると思いますので
ゴールデンウイークステイホームの読書の感じで読んでみてくださいね。
お便りを読んで、新玉ねぎのスライスを食べたら楽しさ美味しさも一塩だと思います。
早生のタマネギを収穫始めました。なぜか例年より1週間位早くなっていると感じます。
収穫しながら土と乾燥のためか硬いこれでは収穫が大変だ。勢い良く土から引き抜かないと全力で収穫するしかない。ときどき茎から切れてしまう。妻が「あんたは早い収穫機械よりは早かばい」とおだれながら勢い良く続けるしかない。長時間はとても続かないが、秋での定植準備のとき、すこし水分が多かったと反省する。
しかし、昨年のタマネギの不作に比べたら今春は良く出来ている。昨年のべと病の発生と抽苔にタマネギの栽培をむずかしくしているが、なるべく連作しない新しい畑に作付けを回していく事が大切になってきた。冬の高温と長雨が不安定につながっている。
以外にタマネギとはデリケートな野菜煮なってしまいました。
栽培した畑とは国道に近い水田でありますが、もう40年近く水稲は作付けしていません。
しかし、毎年4月25日には水路管理作業があります。参加しないと出不足が発生して、多分3000円納入しなければいけません。責任者になれば水路の水管理があり、一年間水稲の作付け時の6月15日位から落水の10月10日位までとさすがに私は水稲を作付けしていないからこの水管理は除いてもらっています。水稲は作付けしなくても水田という名目がある以上はこの水路管理は関わっていなければならないのですが、年々と高齢化と生産者の減少でむずかしくなっています。
そんな水田でのタマネギの収穫です。
この早生タマネギの収穫が終えますと、そのまっま不耕起利用の伏見甘長ししとうの定植が待っています。この早生タマネギの跡地にピーマンにするかししとうにするかずっと迷っていましたが、こんな人見の多い畑とは失敗にして早く枯れてしまうとはずかしいなあ・・・と、ピーマンの方が失敗しやすいと判断したものです。タマネギの跡地でもしかも不耕起栽培とこれで失敗したらもうあきらめもします。それだけタマネギの後作とは夏作に向いているものです。早生タマネギを始める頃から農繁期に入っていきます。5月に入りますと早生タマネギの収穫が終わる頃から中世タマネギが始まり、同時に春じゃがいもも収穫が始まり、間にナス、ピーマン、ししとうの支柱管理、そして夏南瓜、キューリ、マクワウリの定植等、なんでこんなに仕事量が多くても進んでしまうのか・・・・!それは日中が長くなる事です。まさに仕事にだけ集中したい時期です。こんな時にコロナでもかかったら大変です。
中生タマネギの跡地には夏キューリの予定。まさにタマネギとは、土のクリーニング効果を感じます。定植準備時の長雨はどうしても土を硬くし収穫時の大変さとそして変形ふが出てしまいます。根っこの部分がとがってしまいますが、タマネギも苦労して育っている姿でもあります。今春の早生、収穫時にはきれいに寝ころんでしまっています。こんなにきれいに寝ころんでいる姿とは順調に収穫を向かえたことです。
【在来種・自家採種の野菜の最新記事】