2021年11月01日

ハロウインに南瓜食べた?

日本の冬の行事、冬至は柚子湯に入り、冬に不足しがちな栄養素を取れる南瓜を食すのですが、
ハロウインは食べない南瓜のお化けランタンを飾るだけかな〜?
みなさんは南瓜食べましたか?
我が家はハロウインというわけでなく、その前後の日には南瓜粥を食べましたよ。
日本南瓜系のバターナッツ南瓜で作りました。
ホクホク粉質でない方がお米との相性が良いように感じます。

本日のお題は鶴首南瓜です。見慣れぬ南瓜なので手に取りにくいかもしれませんが、
これほどお勧めの南瓜はあまりないのですよ。10月29日鶴首南瓜.jpg

長文ですが、私は、鶴首南瓜を前にして南瓜の多様性への岩崎さんの考察が大変興味深く、しかも岩崎さんの人柄と農の姿が表現されているようで面白く読みましたので紹介いたします。
岩崎政利さんのお便りの紹介です。10月29日岩崎さん鶴首南瓜お便り (2).jpg
 細長いすこし曲がったつるくび南瓜、この南瓜を作り始めてどの位になるのだろうか・・・?
夏南瓜の仲間では食味が良くまろやかさは他の夏南瓜ではない程であります。
この南瓜を作り続けていく中でいつも三種類の姿を表現しています。
 先の方が特別細く種のある所だけが大きくなっている姿、この姿がまさに鶴の姿によく似ています。不思議に種がある部分だけがちゃんと太くなって種を守っているものです。この種のものは永年、いちども種として残していないのにちゃんとこの種が出て来ます。ひょっとしたらつるくびかぼちゃの本当の姿とはこの姿なのかなあ・・・?そして10aくらいの鶴首南瓜の畑の中でほんの数株のひょうたんの姿をしているのも出て来ます。実はこの種とは成りも多く腐敗もしにくく気になっている姿であります。
今回思い切ってこの種を残してみようと、数株から種採りしてみました。
しかし、実際に食べてどんな味だろうかと気になって妻に料理してもらいました。
違う、本来の姿のつるくび南瓜の味とは違うと感じてしまいました。まろやかさが少ないのです。種はとったけど捨てようかな・・・?
生産の量を増すにはこの種の系統が良いのですが、つるくび南瓜のまろやかなおいしさとは今まで守って来た姿を続けていくしかないと感じたものです
このようなつるくび南瓜とは本当に不思議な南瓜に思えてきました。本来なら@の図の姿でみずからの種とするところだけ太って守っていけばいいのに、それでは人には守ってもらえない。図Bのようにして茎の所を美味しく表現していけば人から種を守ってもらえる。・・・と南瓜自身が人の心を知っているかの様です。しかもこの様に姿をしてしまうと種の所は小さくなり種の採れる数も少ないものとなっていくのに・・・!
しかし問題なのはこの様な茎太の長いタイプはどうしても傷が多く出る事です。
特に今夏の様に雨が多く続くときは収量がとてもすくなくなってしまう事です。
つるくび南瓜はつる先も利用出来、若果はズッキーニの代用となり、大きく生長すると本来のつるくび南瓜となり、利用価値が広い南瓜です。
そしてなんと言っても南瓜としてとても古い南瓜の仲間にある事です。
今夏も1〜2番果の8月上旬〜中旬に今の時期のような干ばつだったらきっと豊産になっていただろうに・・・!!
夏南瓜とはなかなか選択がむずかしいものです。
もうひとつのちりめん南瓜は生育は強いが高温での着果がとてもすくなく夏には向かないと感じました。在来種の南瓜たちでも真夏での着果しやすい南瓜とは、どうしても限られた種になってしまうものです。温暖化の中でいちばん影響があるのが南瓜の仲間たちではないだろうか・・・!!
【在来種・自家採種の野菜の最新記事】
posted by 自然村 at 16:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 在来種・自家採種の野菜
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/189106968
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック