最後の方で初めて買われた方から「ものすごく美味しかったです。」と声を掛けられました。
もう最後の1個が売り切れた後でした。
新しく登場した柑橘は、河内晩柑です。
河内晩柑は昔からある柑橘で、果汁が多く、爽やかな酸味とさっぱりとした甘みの和風グレープフルーツのような柑橘です。
今回、熊本の福島果樹園さんの河内晩柑は、
落下防止剤(ホルモン剤)を使用しない完全無農薬無化学肥料栽培の河内晩柑です。
写真をよく見てくださいね。全部へたが取れていますね。

これは木から落下した印です。
落下した果実を選別してきれいなものを出荷してくださいました。
河内晩柑は自然な生理現象で熟すと落下しやすく、蔕がないと商品価値がなくなるということで落下防止剤(ホルモン剤)を使用するのが一般的です。
今販売している河内晩柑は、自然な生理現象のまま自然なままの河内晩柑です。
自然食品業界でもめったになく貴重です。
落下防止剤は林檎にも使われます。
渋谷さんや林檎屋さんは落下防止剤を使いませんので、ぽとぽとぽとぽと落ちる林檎を辛い思いで見ていらっしゃいます。
経済性や作業性を考えたら使った方がいい農薬や植物調整剤を使わないでいる人の生き方に頭が下がると同時に、その生き方の根源にある何かにとても関心があります。
さて、春の柑橘。無農薬栽培のものを変化を交えながら揃えています。
屋久島のタンカンは小粒ながら濃厚な味です。
来週は小粒の不知火(デコポン)と樹上完熟のスイートスプリングが登場します。
個性豊かな春の柑橘をあれこれ楽しんでください。
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