2022年07月18日

種を採る農業

野菜と旅するさんの作業小屋の入り口に乾燥の鞘が吊るしてありました。

            7月17日空豆の種.jpg
            7月17日赤空豆.jpg
赤空豆 美味しいんだそうです。来年が楽しみです。

ささげを何品種も栽培しています。7月17日ささげ.jpg
ささげに愛情をささげていらしゃるようです。
ささげのことを考えると心が甘酸っぱくなるそうです。
私もそれを思うだけで心が震える野菜がいくつもあるので気持ちは分かります。

しかし、ウ〜〜ム・・ささげ・・か・・

岩崎さんは赤紫ささげ・佐久間さんは十六ささげを作っていらっしゃいます。美しい豆だとおもいますが、素朴な味わいです。身体に馴染む味と表現しても良いですが、
店でそんなに売れるものではありません。
なにより、店主の出身の岐阜県羽島市はささげの産地で、実家もささげを作っていて、夏に行くと朝昼晩 茹でたささげに生姜醤油かすりごま醤油が食卓に並びました。
私たちの所にも山のようなささげが届いて近所に配り歩き、家では天ぷらベーコン巻、炒め物胡麻和えと疲れるほどのささげの記憶があるのです。感謝知らずと言われても本音なんでした・・・ふらふら

だから、ささげ・・・?となるのですが、
野菜通販の会社からは注文があるんだそうです。9月の他の野菜が薄くなった時期に品揃えとして助かるんじゃないかと話されました。

そして、ささげは栽培しやすい野菜であること。これからの食料危機の救世主になるんじゃないかともいわれました。
成程。栽培が難しい作物を作って付加価値を付けて高く売るのがひとつの道なら、
作りやすい作物を無理なく作るのは農家として当然の道です。

野菜と旅するさんはささげは美味しいと言われます。ささげの漬物が物凄く美味しいと話してくれました。
FBに書かれています。酸角豆「ササゲを塩水で漬け込み、乳酸発酵させる中国の漬物で、なんとも芳しいものです
ササゲ縛りで繰り広げたメニューは、
酸角豆水餃子、酸角豆と豚の炒め物、ササゲチキンカレー、ササゲのサラダ(ササゲのパコラも作成予定が力つき‥‥)
昇天する美味しさここに有り」


今まで、ささげか・・と思っていたことが変わるかもしれません。
ささげの魅力を教えてもらっていかれたら。これも楽しみになりました。

いんげんの花やどんなふうに成るのか知らない人もいるかもしれないので写真でご覧に入れますね。
            7月17日いんげん.jpg

おかのりおかわかめって知ってますか?お子さんが好きなんですって。7月17日おかのり.jpg

水茄子のうがた茄子。細長い水茄子ですね。7月17日うがた茄子.jpg
茄子は皮がぴかぴかじゃないと売れないんだそうです。だから泉州水茄子も皮がぴかぴかになるように品種改良されたと教えてもらいました。鵜方茄子はネットになかなか出てこない茄子です。白だしに着けて食しました。ぱりっとした皮の歯触りと成程水茄子!という瑞々しさでした。信州の鈴ケ沢茄子も同じような色をしていると思います。ぴかぴかの黒紫色ばかりが茄子色ではないです。
それぞれの個性を尊重したいですね。

Dさんから種をもらわれたという世界一トマト。7月17日世界一トマト.jpg
他にフランスからの種のトマトも作っておられます。

しし唐や唐辛子も何品種も作っておられます。



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posted by 自然村 at 16:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 生産・製造者紹介
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