2022年09月26日

自分をもう少し大事にしようと思った人へ 秋のお肌

ついつい自分の事は後回し、になったり、
このくらいでいいや、となったりしがちな自分に対する自分ですが、
鏡を見る時、「もう少し大事にしなくちゃ、大事にしたい」気持ちが湧き上がってくるわーい(嬉しい顔)秋の季節になったと思いませんか〜〜?

ということで、レジの横に置いた新しいテーブルに、ナイアードのスキンケア商品を展開しました。
洗う・潤す・保湿の展開です。9月26日ナイアード (2).jpg
どうぞご覧ください。

ナイアード朝摘みばら水2022年度新物が始まりました。
 一瓶に60輪の薔薇のエッセンス9月26日バラ水.jpg

以下、ナイアードのHPから拝借しました。
ムゴナの薔薇
厳しくも豊かな自然が育むムゴナの薔薇数多くあるモロッコの自然の恵みの中でも素晴らしいものの1つがムゴナの薔薇。厳しくも豊かな自然に磨かれ、エネルギーに満ちた「ダマスクローズ」の深みのある甘さと軽やかな花の香りとその働きは、古くから世界各地の人々の憧れでした。
ムゴナの薔薇が咲き始めるのは、アトラス山脈からの雪解け水がカスバ街道の村々を潤し始める4月の中旬から。収穫の期間は短く、ほぼ20日から40日間で年によって変わります。短い収穫期間を見るだけでも、その貴重さをお分かりいただけるでしょう。

薔薇を手摘みするムゴナの農家さん
朝摘みの薔薇を使う薔薇の収穫は、早朝の涼しい時間だけに限られます。なぜなら太陽が高く昇り、気温が上がると、その香りはどんどん揮発し薄くなってしまうからです。花の季節には、私達の工房に薔薇を届けてくれる契約農家の人々も、香り高い花を収穫するため一家総出で朝方の畑に出て薔薇を摘みます。
花が完全に開ききる前の八分咲きのものが最も香り高いため、この時間の花を選んで摘むことにもこだわります。

ダマスクローズ
薔薇の原型 〜Rosa damascena〜
ばら水や精油など、薔薇の香料の原料になるのは「ダマスクローズ」学名 Rosa damascena という原種に近い薔薇の1つです。私達のばら水も、この薔薇を原料にしています。
ダマスクローズは、現在一般的な園芸種の薔薇(モダン・ローズ)とは異なる、オールド・ローズと呼ばれる薔薇の仲間です。花はピンク色で八重咲きの直径7cmほどの小さな花で、先に尖った花弁のものが多い園芸種の花とは異なり、先の丸い花弁の素朴な形をしています。
香りもモダン・ローズの軽く、紅茶のような爽やかなグリーン系に対し、蜂蜜に似た重厚で、野趣ある甘い香りが特徴です。香りそのものがとても強く、よく香り、朝のムゴナの風は薔薇の香りがするほどです。密かに粘りがある香りは力強く、自然の豊かな生命力を感じさせてくれるようです。もしも日本で、ダマスクローズに似た香りを体験するとしたら、ハマナスの香りが似ています。

検品後の薔薇
自然の恵みそのものを
時間をかけて、薔薇本来の香りを壊さないようにゆっくりと注意深く蒸留し、花と水と火から私達のばら水はできます。含まれる成分は全て水蒸気蒸留によって、薔薇から抽出されるものです。薔薇の重さに対し、蒸留量を限定することで、香り高く、爽やかさに加えしっとりこくのある使用感を作っています。
その年の天候、土の状態によっても薔薇の香りは変わります。例えば、蜂蜜のような甘く濃厚な香りの年、甘さの中に柑橘が漂う爽やかな香りの年、シナモンやクローブがほのかに香る年も。私達は、自然がもたらす一期一会の香りにできるだけ忠実に、その年の香りをお届けできればと思っています。

薔薇の香りを構成する主な成分と性質
シトロネロール: 芳香成分。新鮮で鮮やかな薔薇の香り。抗炎症作用。
シトラール: 芳香成分。レモンの精油の主成分、爽やかな柑橘系の香り。
オイゲノール: 芳香成分。シナモンやクローブに含まれるスパイシーな香り。防腐効果。
ローズオキサイト: 芳香成分。薔薇やゼラニウムに含まれるグリーンの香り。
フェネチルアルコール: 芳香成分。薔薇やヒヤシンスに含まれる香り。防腐、殺菌効果。
※これらの成分はごく微量で、その働きはとても穏やかです。

ムゴナの農家さんムゴナの地域の人々と作ること
ナイアードの朝摘みばら水は、モロッコと日本のスタッフ、そしてムゴナの村の人々が共同で作ります。薔薇の栽培、買い付け、選別、蒸留までが、ムゴナの工房で行われ、ボトリングは、マラケシュの工房で行われます。良いばら水を作るためには、良い薔薇を集め届けてくれる村の人々の協力が不可欠です。また、朝摘みばら水の製造中はスタッフもムゴナに滞在し、村の人々と同じように生活します。朝摘みばら水は、村の人々との関わりなくしては成り立たないものです。
本来、ベルベルの人々は結束力が強く、その社会へ入ることはとても厳しく、ムゴナでばら水づくりを始めた私達とは互いを探りあう緊張した関係でした。2005年にムゴナでのばら水づくりを始めてからこれまでに重ねた年月の中で村の人々とスタッフ1人1人の思いが結ばれていく数々の出来事がありました。
地域の人々と、より深い意味での上質さを求める気持ちと、利益を分かち合い共有することで、伝統的なものづくりをこれからも繋げていきたいとナイアードは考えます。

手で摘む
シンプルな製造工程

朝摘みばら水の製造工程は至ってシンプル。朝摘みの薔薇を選別し、蒸留、できたばら水をボトリングしお届けしています。しかし、シンプルだからこそ、1つ1つの工程を丁寧な手作業で行うことにこだわります。

薔薇の選別
香りを守るために 〜薔薇の選別〜
薔薇がもっとも多く芳香成分を含み、香り高いのは早朝。村の人々は、この時間に限って花を摘みます。そして朝摘みの薔薇が、私達の工房に届けられます。
薔薇の香りは、花びらだけでなく、雄しべ、雌しべの部分に特に濃厚な香りがあります。ばら水の深みのある香りのため、私たちは、花びらだけではなく、花全体、がく、しべの部分もばら水の原料として用います。
選別作業では、香りに苦味や酸味がでないように、枯れた花や葉などを1つ1つ手作業で取り除きます。古い花や傷んだ花が多いと、酸味の強いばら水になり、葉が多いと青臭い匂いが強くなるためです。緩く閉じたまだ若い花は1つずつ手で開いて使用し、若い蕾は取り除き、工房のテラスでドライローズにします。

村の若者も選別作業に加わってくれるのですが、彼らは子供の頃から薔薇の仕事を手伝ってきているので、花を扱う手の繊細さ、丁寧さ、素早さにはマラケシュ出身者が多いナイアード・モロッコのスタッフ達も驚くこと、学ぶことが多いようです。

蒸留器の蓋を閉める
透明な香りを作るために 〜伝統的な水蒸気蒸留〜
大量に早くばら水を作るには、ボイラーを用い、高い圧力をかけて作る方法もありますが、圧力によって薔薇の香りが変わってしまいます。 私達は、圧力がかからない伝統的な蒸留器で、新鮮な薔薇の香りそのものが残るように、ゆっくりと時間をかけて蒸留します。蒸留に使う熱湯の温度が上がりすぎないように、数時間にわたり火加減を調整しつづける根気を必要とする作業です。経験を重ねたスタッフ達は、蒸留器の振動音で繊細に火加減を調整します。
1回に生産するばら水の量は、使用した花と同じ重さのみとすることを原則とし、薔薇の状態、香りを確認し、花の香りが薄い場合にはそれより少ない量のばら水を作ります。それは大体100mlの蒸留につき花を60〜66輪ほど使う量になります。いわば「朝摘みばら水」には、一瓶に60輪の薔薇のエッセンスが入っていることになります。

ばら水のような芳香蒸留水は一般的に、精油の副産物と考えられていますが、モロッコやチュニジアでは、あらかじめ芳香蒸留水をつくることを目的にします。もちろん、朝摘みばら水も同様です。
蒸留したばら水を数日保管すると、表面にうっすらと油膜が張ります。薔薇の精油です。精油を取り分けないため、朝摘みばら水には、わずかに精油も含まれることになります。

朝摘みばら水
形、模様からもモロッコの空気を感じる
芳香成分が逃げないように、ガラスのボトルを使用しています。ボトルに触れた時、花びらのデリケートな感触や、ばら水の柔らかな使用感をイメージさせるフロストガラスのボトルです。
柔らかな使用感、使用後の清々しさをイメージさせるライトブルーのラベルの意匠には、土壁のレリーフをイメージさせるモロッコの伝統的な模様を取り入れました。ラベルやパッケージからも、モロッコの空気を感じていただければと思います。


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