うまみ調味料(アミノ酸等)入りの食品を販売していないのはもちろんですが、たんぱく加水分解物を使用した食品は2006年から販売をしていません。
「食品の裏側」を読んだり、著者の安部司さんの講演を聞いて
「たんぱく加水分解物が子どもの舌を崩壊させる!」という指摘に
「そのような物は売ることができない!」と思ったのです。
当時、食品の裏側の反響はすさましく、自然食業界では、たんぱく加水分解物を使用しない商品へのリニューアルがありました。しかしたんぱく加水分解物の代わりに酵母エキスが使われたのです。
自然村は、当時から酵母エキスもアミノ酸やたんぱく加水分解物と同じように人工的に味をつけるものという認識をもっていました。
(念のため書きますが、酵母エキスが安全じゃないとか食べてはいけないというつもりはありません。)
なるべく酵母エキスも使わない自然な味の商品を選んでいましたが、ラーメンやレトルトカレー・ルー
インスタント食品・即席だし・だしつゆなど他に替わるものがなかったり、需要の多いものの販売を続けてきました。
昨年、かつお節のタイコウさんや引頭佐知さんの出汁取り料理教室をしたりするなかで、本当のだしの美味しさやだしの持つ力を知るうちに酵母エキス使用の食品を販売することへの矛盾が大きくなってきました。
決めてからも妻の私には葛藤がありました。ラーメンなど替わるものがないものがある。他のよりよいからと買って下さるお客様の気持ちを踏みにじることにならないか・・・。もう来てくださらなくなるお客様がいるかもしれない・・・
売れ筋を止めてしまって、売上、大丈夫?と心配してくれる自然食店仲間もいる。
つづきは明日・・・・
【店主のつぶやき(日記)の最新記事】
「闇雲に化学物質を批判する人間は結核にかかってもストレプトマイシンを使わないで治療してください。」むやみに化学調味料を使うとしたが破壊されるとか味覚が麻痺するなどというノータリンな発言はイカガナモノカと思います。感染症にかかった時に使用される抗ウイルス剤・抗生物質などの化学物質がいかに人を救ってきたかわかっていますか?ついでに言っておけば、地球を構成する物質が有機化合物・無機化合物という化学物質です。
極端なことを言えば、ここの店の店員でさえ化学物質で来ています。血液からは塩化ナトリウム・カリウムなどの無機塩類などがあります。DNAのらせん構造もアミノ酸できています。もちろん、この中には日頃、あなた達が嫌うグルタミン酸も存在しています。科学アレルギーのあなた達に読んでいただきたい本があります。
三才ブックスの「アリエナイ理科ノ教科書」シリーズ、「アリエナイ理科ノ実験室」これを読んでみてはどうでしょうか?
あと、おすすめの書籍は浜島書店の「化学便覧」
これは高校化学の資料集です。松永和紀(著)「メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学」光文社新書 も読まれることを強くお勧めします。 ホームページでぜひ閲覧していただきたいものでは「有機化学美術館」この方は有機化学に携わる研究者で、何冊か著書があります。大抵、化学物質の脅威を訴える人は小中高の理科の成績が1でテストでは赤点を取るようなバカです。安部 司さんは単なる売名のためにこんな本を書いています。いかに、食品添加物の検査が緻密で厳格にされているか、WHOでもきちんと検査されいるかご存知でしょうか、あなた達はLD50の意味を理解できますか?要するにあなた達も含めた自然食品店に関わる全ての人間はは化学に無知な偏差値貧乏な哀れな原始人です。