お米の勉強会の「滋賀県のかぶの多様性勉強会」に参加してきました。
滋賀食事文化研究会 長(おさ)朔男氏のお話と勢ぞろいしたかぶの漬物を味わってきました。
滋賀県は福井県と婚姻圏であったこと、交通の要所であったことなどから多様なかぶが集まったのではないかというお話がありました。
ふたつの在来種(名倉穂・農林22号+ネズミ米)のお米と新しい育成種(みずかがみ)の上に集めて準備してくださったお漬物。でっち羊羹も。
花畑のよう!
食べる時にはもうどれがどれだか分からない!黒々している漬物は近江かぶの長等(ながら)漬け。
これは大津の八百与という漬物屋さんが作っている。ここが長等漬を作っているから近江かぶが今も残っているという。
在来品種の作物は食べられてこそ残っていくということですね。
赤かぶのすりおろしで白玉を練って団子にしたものと滋賀在来の里芋のお澄まし。
滋賀在来のもち米(篠原もち・滋賀羽二重もち)の餅。餅つき機でその場でついて出来立て!辛み餅は 滋賀の大根と紫のは高知の在来品種の大根を使って。黄粉餅も。
お漬物や生のかぶは近藤幸子さんが滋賀県を駆け回って集めてくださいました。
素晴らしい!感謝。
もうおひとりしか作っていられないかぶやどこにも売っていない菜がいくつかあります。
お餅やご飯やお澄ましや漬物を刻んだりの準備をお米の勉強会の会員のみなさんがしてくださいました。
ありがとうございました。
自然村も会員なのにお客さん状態でお役に立ちませんでした。申し訳なかったです。
お茶も、碁石茶・朝宮茶と、染料につかわれる青花をお茶にした青花茶(滋賀県在来種のつゆ草のお茶)とうい珍しいお茶をいただきました。
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