2016年02月10日

汁椀 赤

丁寧な仕事です。
漆職人 綿引千絵さんの汁椀 赤
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              汁椀 黒
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黒と共に夫婦で ちょっと熱々ハートたち(複数ハート)
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もちろん、1客づつでもハートたち(複数ハート) 各¥15000

漆ほど堅牢な天然塗料はないそうです。高温・低温に強く酸にも強い。毎日使ってより美しくなる。
夫婦の間もかくありたいわーい(嬉しい顔)手(グー)ですか〜?

実際の色形が写真では上手く現せません。
明日は祝日。営業日です。実際に掌においてみてくださいね。お椀は掌に添います。
         

2016年02月08日

漆椀

   あけまして、おめでとうございます
旧暦 正月元旦 
あちらこちらから梅便りが聞かれ、
初春のお慶びを申し上げます がしっくりしますね。

新暦 新年あけてからもう2月過ぎ。時間が経つのが早くて、今日が元旦なら嬉しいと思ってしまいます。
まだ残っているお餅で雑煮でも作ろうかしらん。

お目出度い重ねに
綿引千絵さんの汁椀 赤 が仕上がりまして、近々、届きます。
縄文時代から好まれた日本の色 朱。
昨年、汁椀 黒 が届いています。
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赤が届きましたらご紹介します。
二つ並べて夫婦椀にいかがでしょう。各¥15000

2015年11月07日

漆職人 綿引千絵さん

漆職人 綿引千絵さんの汁椀が届きました。

丁寧な仕事をみていただきたくて今日はあえてこの視点で撮ってみました。

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本品は2014年4月に完成しました。すぐにお使いいただけます。と使い方の栞に書いてあります。
掌におさまる、普段使いの汁椀です。1客¥15000

2015年10月03日

漆椀を買い足す

漆椀を日常の暮らしで使っていらっしゃるお客さんが

少しのご飯をよそったり、シリアルを入れるお椀があればいいと思って、

と、猪狩史幸さんの子ども椀とお母さん椀をお求めになりました。

在庫切れしていた子ども椀は今日届いたばかりで、大事に使ってくださる方のもとに行きました。

子ども椀、こんなにちょっとのご飯なんでいいんですか〜わーい(嬉しい顔)

お年を召して小食になった方にも丁度いいかもしれませんね。

        お父さん椀 ・お母さん椀 ・子ども椀
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お父さん椀¥10000、お母さん椀¥9200、
子ども椀¥6500

漆椀が欲しい季節になったのでしょうか。お求めになる方がぽつりぽつりと増えました。
秋も深まってきますからね。
          
      

2015年09月29日

浄法寺 漆掻き漆職人 サラメシ

お客様からメールをいただきました。

メールおはようございます。
昨日NHKの「サラメシ」に出ていた岩手の漆かき猪狩さんは自然村さんにある器の作者の猪狩さんですね?
漆を集める大変さ、漆の器の貴重なことをより一層理解しました。買わせていただいた器の美しさ(奥行き)は漆の1滴1滴と猪狩さんのような方の正直さによるのですね。手元の器に対してまた更にいとおしさが増しました。
次に伺った時にまた猪狩さんの作品を見たいと思っています。
メール

私たちはサラメシに登場するなんて知らなかったから見逃してしまいました。
木曜日NHKお昼に再放送があるそうです。楽しみです。

 猪狩史幸さんと漆器です。
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メールをくださったお客様は同じ浄法寺の漆掻きであり漆職人である鈴木健司さんの漆器をお求めになっています。鈴木さんはBSプレミアムの「イッピン」に登場したことがあります。
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2015年09月04日

ベビースプーン

発注したことを忘れた頃に届くわーい(嬉しい顔)それくらい制作に時間が掛かるということです。
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平岡正弘さん制作のベビースプーン。¥5600(税抜)
匙の部分はスグロメ5回塗り。従来よりもクロメを塗り重ね強度を増しています。
柄は黒檀。拭き漆仕上げ。

お誕生祝い、お食い初め祝いの贈り物だけでなく、敬老の日のお祝いにもいかがでしょうか。
大分産孟宗竹、奥久慈産漆の大変扱いやすい軽いお箸もございます。

敬老の日 9月21日(月)

鈴木健司さん作 ぐい呑み ¥5600(税抜)
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ご自身が漆掻きであり漆塗り師であります。岩手県浄法寺産漆100%。
お酒が一層美味しく感じられます。
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仁井田本家 長命の一滴 金寶自然酒と共に。
お酒の好きな方へ、長寿を祝って、これからの長寿を祈念してお贈り下さい。

2015年04月29日

子ども椀 入荷しました。

漆の器は日々使用していただくことで成長する器です。
毎日のお食事にお使いくだされば、漆の器も喜びます。

猪狩史幸さんの子ども椀仕上がりました。

       お父さん椀 ・お母さん椀 ・子ども椀
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       ¥9700 ・¥9200 ・¥6500

子ども椀は私の掌にすっぽり収まる大きさです。
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小食になったご高齢の方にも軽くて美しく品よいお椀です。

小さい歯が芽生えた初孫へのプレゼントに私もひとつ求めます。
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先に平岡正弘さんのベビースプーン¥4300を贈りました。家に遊びに来る度にスプーン持参できてくれる。
食べさせてあげるならフィーディングスプーン¥4300が良いかと思います。
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深みのあるほ椀¥12000は饂飩や蕎麦、丼物によさそうです。
根来写し椀¥14500も一目ぼれ。

2015年02月05日

荒井智也

高知県 谷相で暮らしながら木工を仕事にする
荒井智也さんの暮らしの道具が届きました。

ご飯杓文字 ¥1600
へら    ¥1800
匙へら   ¥2800
すぷーん  ¥2100
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鑿で彫っていきます。栗の素の地肌と鑿跡のみの姿です。
裸んぼで自然の中にひとり横たわっているようなそんな感じ。
お料理をする中でそこの台所に馴染んでいく、そんな無垢な杓文字たちです。

店で実際にご覧いただけら嬉しいです。

荒井智也さんの詩です。

一日
山の鐘 犬の遠吠えで目覚める
少し身体を伸ばす
朝 栗の丸太を近くでもらう
長いままなたで割る 小気味よくわれる
みずみずしい 白い肌にうっとりする
皮もむいてみる 匙をつくってみる
椀 杓子 杓文字にと板にして
夕 犬と子 連れて 少し 歩く
遠くから 煙突のけむり 晩御飯
      一日
山の鐘 犬の遠吠えで目覚める
少し身体を伸ばす
昨夕 頼まれていた 子のおもちゃをつくる
子が起きて来て 長びく 煙突のけむり 朝ご飯
桜の丸太をとりに行く 皆、田の周りにいる
淡い 美しい切口 甘ぬるい香り 赤く 重い
子と 田で もぐらの道を うめる
妻が 犬を 連れてくる 皆で 家に帰る
煙突のけむり 晩ご飯

2014年12月16日

漆のアクセサリー

漆職人 綿引千絵さんの作品です。数珠玉に朱色の漆を塗っています。
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実際はもう少し濃い朱。
鎖、シルバー 40p¥5200(税込¥5616)

可愛く清楚なネックレスです。
一年通して胸元を飾ってくれます。朱は魔除けの色でしょうか。
縄文遺跡からも朱色の漆が発掘されています。日本の色です。

クリスマスプレゼントに贈る。大切なあの人へ、大切な私へ。

2014年11月15日

赤子椀 入荷!

2〜3年越しでしょうか。仕上がりを楽しみにしていた小さい人のための漆器
赤子椀が届きました。
小さい人は素直に感覚で分かるのでしょう。良質の漆器だと良く食べるのだそうです。
離乳食からの漆椀。作者は綿引千絵さん。
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持ちやすいように、スプーンで掬いやすいように、美しいフォルムであるように、考えられた形です。
毎日使う漆器の肌触りと美しさは無意識のうちに柔らかな心を養ってくれると思います。

娘が言ってました。漆器というのは見て美しいだけじゃなく、皮膚感覚に溶け込む気持ちのよい道具。
口当たりがよく、食べ物の印象そのままを深く味わえるから、内的感覚がひらかれるような、味覚が立体的になるような、そんな感じなんだよ。

赤子椀¥7050(箱¥250入り・税抜価格。今回から値上がりになりました。)
在庫2客。(当分、この先の入荷はありません。)
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平岡正弘さんのベビースプーン¥4300と一緒に
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猪狩史幸さんの親子椀の小¥6500と揃えてみました。
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実際の色目は写真といくぶん違いますので、ご来店の上、実際にご覧いただくのがベストだと思います。
赤子椀も親子椀小もお年を召して食が細くなった方にお使いいただくのもよいかと思います。

寒くなって、お正月が近づいて、お椀が欲しくなった・・・という人もいます。
猪狩史幸さん、鈴木健司さん、町田俊一さんの漆椀、それぞれ素敵です。
お気に入りを選びにお越しください。

このブログを書いたその日に、猪狩史幸さんの親子椀小が売れていきました。
出産祝いだそうですプレゼント

2014年09月17日

奥久慈にて 漆を知る

奥久慈は国産漆の産地のひとつです。

安価な中国産漆に国内市場を奪われ、国産漆は危機に瀕しています。(といっても中国産漆の価格も高騰しているそうですが・・・)

NPO法人壱木呂の会は2009年から漆の木を植え育てる活動をしています。自然村は9月14日、壱木呂の会が主催するクロメ会に1日参加しました。
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組合長さんのお話を聞く機会に恵まれて、実際に漆畑に立ってどんな条件の所がよいのか、生育の早さなどいろいろなことを知って漆が身近に感じられました。
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漆器は高価なもの、とても買えない、正月など特別な行事に使う非日常的なもの、普段の生活にはとてもとても扱いが難しい。いいと思うけど買えないわ・・と眺める対象。
そんな思い込が一般的かもしれません。私たちもそうでした。
でも、ひとつ手に入れて使ってみたら漆器のある食卓に潤いが感じられるんです。違うんですね〜

プラスティック、ポリエチレン、ウレタンそれらと同列の単なる天然塗料漆ではなく、
漆の里山を育てる人、木地の木を育てる人、木地を削る人、漆器を作る人、生活の中で使う人、そのつながりの輪によって守られてきたものそれが漆。(壱木呂の会のパンフレット参照)
漆はJAPANとよばれるそうです。

今回のクロメ会に参加して知りました。
日本の漆の文化はなんと縄文時代には完成されていたというのです。

自然村のある練馬にも近い東村山。多摩丘陵の端に縄文時代の下宅部(しもやけべ)遺跡があるそうです。(初めて知った目
川の中に打ち込まれた杭に漆の木が栗の木に次いで多く発見されたのです。(大がかりな土木工事がなされていた)そして杭には漆掻きをした傷跡が残っていました。
遺跡からは漆塗り土器や容器、漆液を溜めた木の器、漆塗櫛などが出土しています。杭の年輪から10年位の漆の木が使われていたことが分かっています。漆は自然では育ちにくいことから10年を見通した計画的な栽培が行われていたと考えられるそうです。
季節に対応した食と、食と結びついた文化、そして不断の技術の継承と長期に渡る計画性。
現代に生きる私たちが学ぶべきことが縄文時代にあるな〜と感じながら、東村山ふるさと歴史館学芸員さんと国立歴史民俗博物館准教授工藤雄一郎氏の講義を受けました。
 
 漆畑で縄文の漆掻きの体験をしました。
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縄文時代の杭に使われたと同じ位の太さの漆の木に黒曜石で傷をつけます。
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ぐるっと1周する掻き殺しで漆を採取します。傷から白い樹液が滲んできます。
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掻いた後、やはり縄文人がしていただろう石の斧で木を切り倒しました。
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漆の中は黄色でした。漆染でとても美しい黄色に染まるのはこの色がでるのだと思いました。
縄文人も美しく染めた衣を身にまとっていたかもしれないと想像しました。

今日はこれまで。また、つづきます・・・。




2014年07月04日

いかご

遠方のお客様から電話でいかごのお問い合わせがありました。

だいたいのサイズをお話してもイメージが湧きにくいですね。

そこで、来店のお客様にお願いしてモデルになっていただきました。

     DSC02147.JPG¥3000
     

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中¥3300:A4サイズが横でぎりぎり入る長さ。
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¥3500:A4サイズが楽に入って余裕のある横の長さ

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特注¥3500:横の長さは中と同じ。マチの幅が一番ある。

モデルになってくださってありがとう。素敵に撮れました。

写真をよく見ると、うへへへ〜〜と私と店主で笑いあうことを発見。なんでしょ。

2014年07月01日

漆掻き始まる。

漆の器が届いた。
左:鈴木健司さんのぐい呑¥5800
右:猪狩史幸さんの端反豆皿¥5500
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写真より実物は深い葡萄酒色。1月か2月ころご注文をいくつかいただいて、ようよう仕上がってきた。お待ちどうさま。美味しいお酒を呑んでください。
少しのおかずやデザートにも合います。 在庫2個有。
    DSC02142.JPG端反豆皿在庫3個
鈴木健司さんも猪狩史幸さんも自分で山に入って漆を掻く掻き子です。自分で採った漆で塗っています。

猪狩さんから葉書が届いた。6月、漆掻きの仕事が始まった。
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葉書を拡大してみて。漆の木に横に溝が入っている。
目立てといって「これから漆掻きを始めます。よろしくお願いします。」の挨拶になると聞いた。
HPで漆掻きの様子を知ることが出来ます。
http://information.urushikaki.net/

2014年06月07日

漆器

玉ねぎとかぼちゃのポタージュ。
猪狩史幸さんのお椀で
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特別な日の特別な漆器でなく、毎日使う日常の漆器です。

日常の食卓で
しっとりした艶と柔らかい手触り、
唇につけて汁を吸うときの感触、
洗っている時も、水が肌を流れて現れる艶に、どきっとトキメク。

漆器に限らない。器はものを入れると表情が生きる。いれるものを生かす。
面白いな〜。心がぶるっとふるえる。

こちらは町田俊一さんのお椀。¥15000(税別)
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懐かしいような色合い。使っていくうちにさらに美しい色になっていく予感がする。

猪狩さんの根来椀¥14500(税別)も入荷しました。
根来椀といっても根来塗でなく、以前見た根来椀の形に似せたのでそう名付けてあります。
口の広い、高台も少し高い椀です。汁、煮物、お浸し、ご飯なんでも重宝に使えると思います。

ご自身の、ご家族の、お父さんへのプレゼントに漆器いかがでしょう。
使ってみるとよさがわかります。まず、ご自分に1つ。

猪狩史幸さん、鈴木健司さん、町田俊一さん、綿引千絵さんの漆器を置いています。
*綿引さんの器はただ今在庫なし。漆のアクセサリーあります。
平岡さんの木と漆のカトラリー、孟宗竹と奥久慈の漆の箸(¥2000)も好評です。

父の日のプレゼントにご検討ください。

2014年05月15日

平岡正弘さんのカトラリー

平岡正弘さんのカトラリーの在庫状況のご案内です。

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2014年2月から値上がりいたしました。各本体価格です。消費税が+されます。 
左から
@ロングスプーン(旧朝鮮スプーン)¥6500:在庫1本
Aベビースプーン¥4300:在庫1本
Bフィーディングスプーン¥4300:在庫2本
C2色ティースプーン¥4500:在庫1本
D2色ケーキフォーク¥4500:在庫1本

カレースプーン¥6300は現在完売中です。制作依頼中。

ご来店の上、実際にご覧いただくのがベストですが遠方の方に通販もしております。
当店では通販サイトがありませんのでお手数ですがメールにてご希望の番号と品名を明記の上、
お名前、ご住所、お電話番号をお知らせください。
代金+送料は先払いになります。
尚、お届け後の返品はイメージと違ったなどということではお受けできませんので予めご理解の上、お申込みくださいますようお願いいたします。
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2014年03月13日

いかご

「まじめに一生懸命作っています。」
このことがどんなに素晴らしいことか!

須波さんにお願いして今年もいかごを作っていただきました。
      店のあそこに
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      ここに。    イ草の香り、分かりますか?
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これは須波さんのいかごの存在を教えてくださったお客様のいかご。
こんなふうに毎日のお買いものに使っていらっしゃいます。陽に焼けて素敵な色合いに。
畳みも女房も古くなるほどに味わい深くなりたいものです。わーい(嬉しい顔)
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須波さん、ご主人は80歳をとうに越え、奥様も80歳近い年齢。
作成依頼の電話をして、元気な声が聞けると、「お元気でよかった!」と安堵するのです。
これほど美しくいかごを編めるのはもう須波さんしかいないそうです。
いつまでもお元気で仕事をしていただきたい。

2014年02月10日

漆と漆器の話

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熱心に話を聞いていただきました。
時間が足らないくらいでしたね。いつかまた猪狩さんに来てもらって、漆の勉強会をしましょう、と約束しました。

猪狩さんが日常使っているお椀で甘酒を飲んでいただきました。
使うほどに艶がでて美しなることが分かっていただけた。
そして、口あたりと手にもつ軽さ。

2014年02月08日

猪狩さん来店

お知らせです。

2月10日午前、
漆掻きであり、漆器作家の猪狩史幸さんが来店します。
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漆のこと、漆器のことを知りたい人
猪狩さんに会いたい方は
是非お越しください。
パソコンで漆掻き、クロメの様子などを見ていただきながら漆入門編。
漆掻き子をしながら得た漆・漆器感など話してもらいましょう。

2月10日(月)午前10時半位〜12時位

是非是非予定に入れてください。

2014年01月16日

カトラリー到着

平岡クラフト工房よりお願いしていたカトラリーが届きました。
口当たりが素晴らしい。

病を得た人に贈って喜んでいただけた、そういうこともあります。
「食べて」「生きて」の気持ちが漆のスプーンでそっと伝わる、そんなこともあるのです。
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カレースプーン¥6615 イタヤカエデ・木地呂&拭き漆
カレースプーンと名前が付いていますが、もちろんお好きなようにお使いください。
下の写真は鈴木健司さんの掻き子椀朱と合わせて。
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昨年6月に平岡さんの工房にお伺いした時にお願いしておいた韓国スプーン¥6615
フォルムを気に入って楽しみにしていたもののひとつです。
約7ケ月近く待ちました。平岡さんのカトラリーは、大まかな形は電動鋸で切りますが、後は手彫り作業と漆塗りです。
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他の現在のカトラリーの在庫は、ティースプーン1個、ベビースプーン2個。
離乳食用スプーン、フォークは今、制作中です。

*新しく入荷しましたカレースプーン、朝鮮スプーンは好評です。
 現在、朝鮮スプーン1本のみの在庫になります。次回は4〜6ヶ月後の到着になります。
朝鮮スプーン、ご覧になりたい方、お早目にお越しください。見るだけでも見ていただきたい。

2014年01月07日

お椀でお雑煮を

お客様から新年のご挨拶メールをいただきました。
丁寧に整えられたお雑煮。お義母様直伝だそうです。
日高昆布・タイコウの鰹節で出汁をとっていらっしゃいます。
お椀は猪狩さんの初椀。
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 明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 今年のお正月は猪狩さんの漆器でお雑煮をいただきました。

汁をすする時の口当たりも優しく、漆に透けて見える年輪も美しく‥。
吉村さんから作り手の詳しいお話をお聞きしていたので、今までになく美味しいお雑煮になりました。

 晴れの日のための器として購入しましたが、時々は食卓に登場させようと思います。修理をしながら長く使い続けること、素敵ですよね。

  友人向けにお雑煮の写真を撮りましたのでご紹介します。
どちらかというと中身のお雑煮が主役の写真となってしまいすみません。

お雑煮は北海道の義理の母に教わったレシピで作っています。
出汁はタイコウさんの鰹節、日高の昆布でとりました。

 これからも作り手の見える商品を楽しみにしております。
今後ともよろしくお願い致します。


 この方は自然村が漆器を販売し始めた当初から「お正月には少し大ぶりの漆椀を」とお話していらっしゃいました。
時々、漆椀の前に立って眺め、手に取って。
そして、大晦日前日に「今日はお椀を買います。」
ご主人と2人の初漆椀にお選びになったのは、猪狩さんの初椀。高台が少しばかり高くなっています。
たっぷりの汁椀としても、飯椀でも、菜でも甘味でも、猪狩さんの柔らかな印象の椀は、よそうものを掌で包むように受け止める。そんな気がします。

 お雑煮が主役。当然ですとも!よそうものがあってこその器ですもん。
お義母さん譲りの雑煮をさらに美味しく感じてくださって
漆器を扱い始めてよかった!と心から思います。