平岡クラフト工房のスプーンが届きました。
入荷すると間なく売れていく人気です。
ベビースプーン ¥3990¥4515(2014・2・1より)
ティースプーン ¥4200¥4725(2014・2・1より)
イタヤカエデ&黒檀 ・拭き漆
ティースプーンは鈴木健司さんの掻き子椀木地呂小と
ベビースプーンは猪狩史幸さんの親子椀小と
お椀、同じ木地呂でも質感が違います。
温かい汁物が一段と美味しい季節です。お正月ももう!すぐ。
熱々の汁をよそうと漆のお椀は一層そのよさを発します。
鈴木健司さんの仕事が今書店に並ぶ家庭画報に大きく載っています。
それで注文が多く入っているそうですが、漆器は制作に6か月位はかかるものです。
在庫がある場合もありますが、欲しくても簡単に手に入れられない。待たなくてはならないものです。
平岡さんの仕事も猪狩さんも綿引さんの仕事もみなさんそうなのです。
繋ぐ力 (発行:生活工芸プロジェクト)
2013年11月14日
スプーン
2013年08月22日
漆のカトラリー 届きました!
木製漆仕上げのカトラリーを作る平岡正弘さんを訪問した。
昨日、注文のスプーンが届いた。
漆のスプーンの口当たりは、「体験してみてください。」
金属やプラスティックとは全く違うものです。
唇や舌に触れる柔らかさは「体験してみてください。」
ベビースプーン(イタヤカエデ+黒檀、拭き漆)¥3990
猪狩幸史さんの子ども椀に合わせてみました。自分で食べるようになった子に、本物の漆器の器とスプーンはいかがでしょう。
もちろん、大人のmyスプーンにどうぞ。
離乳食、介護食に柄の長いスプーンです。イタヤカエデ+黒檀、弁柄色
¥3990
お客様にご主人を家族で介護し、家で看取った方がいます。傍からみてもそれは愛情深い介護をしていらっしゃいました。
息子さん夫婦が「お父さんのスプーンは金属じゃダメ。漆のスプーンでなくては。」と言って、漆のスプーンを介護食に使ったそうです。
口があまり開かなくなり、直接唇にスプーンが触れるから柔らかい当たりのスプーンを選ばれたのです。
介護される人の身になった愛情こまやかな暮らしぶりが浮かびます。
話は飛びますが、生理に布ナプキンを使う人がその心地よさを知ると、赤ん坊のおむつも布おむつを選択すると聞きます。
肌(唇)の心地よい感覚は心の中を柔らかく優しくしますね。
もちろん、大人のmyスプーンとして、デザートスプーンなどで愛用していただけます。
木地絽塗のスプーン(イタヤカエデ)¥6615・・(売れました。8/24)
今回まだ出来上がっていないスプーンがあります。
韓国スプーン。柄の長いスプーン。素敵な形で気に入って注文したものです。
スプーンは入荷して直ぐ、ベビースプーン2本は売れていきました。離乳食用スプーンも1本旅立ちました。
平岡さんは受注生産です。注文してから数か月後の出来上がりです。
在庫がなくなったら数か月待ちます。
漆器のお椀と共にスプーンも見にご来店ください。
孟宗竹と国産漆のお箸もございます。
2013年07月14日
いかご
いかご 歌舞伎座デビュー
先日、いかごをお買い求めになったお客様からこんなお話をお聞きしました。
「昨日、娘と一緒に歌舞伎座に行ったの。いかごを持っていったの。そしたらね、絽の着物を着た方が同じいかごを持っていたの!
すぐ近くだったからまったく同じって分かったのよ。」
毎日のお買いものだけじゃなく、歌舞伎座にも持っていってもらえるなんて素敵。
今、在庫は大と小のひとつずつ。娘さんも中が欲しいということで、早速、須浪さんに連絡した。
歌舞伎座の話をしたら喜んでいただけたみたい。「暑くて作れてなかったけど1週間か10日位待ってもらえたら作りましょうかねえ。」と言っていただけた。
もうずいぶんご高齢だものこの暑さは応えると思う。しかし、これだけ綺麗にいかごを編める人はいないという。いつまでも元気で編んでいただきたいと思う。
というわけで、1週間か10日後に青々としたイ草の香りのするいかごが届きます。
大:縦30p×横40p×マチ10p位(手作りなんで、位) ¥3675
特注(30×30×12)¥3675/中(35×25×8)¥3465/小(30×20×8)¥3150 小は在庫品になります。
予約もお受けします。お早目にどうぞ。
2013年07月10日
手に渡る漆器
2013年07月08日
新着 紹介
2013年07月04日
新着漆器
先日は、ありがとうございました。
漆器のお椀、やはりとても使いやすいです。
口当たりの柔らかさがまったく違います。
こんなに違うものかとびっくりしました。
毎日、使っています。
新着の漆器の紹介です。
鈴木健司さんのぐい呑み¥6090
酒飲み店主の言うには、「鈴木さんのぐい呑みで酒を呑むとシャープな味がする」そうです。輪島塗のぽってりしたぐい呑みは丸い味がするとか。器でこんなにも味が違うのか!と言ってます。こんなに感性ある人だったかな〜〜??いやいや、漆器が彼の感覚を引き出したのかも
お酒が好きな学生時代からの友人にぐい呑みを贈りました。
私はちょっとしたおかずをちょんと盛ったにも使います。
入れこ椀¥15750 鈴木健司さんの漆器
重ねると、
並べると、
アップで
明日は在庫がなくなってました綿引千絵さんの漆数珠玉のチョーカーと新登場のチョーカーが届きます。
2013年06月30日
伝わる
鈴木健司さんの朱の掻き子椀がお客さんの手に渡りました。
鈴木健司さん独自の魅力的な赤です。
自然村が漆器の販売を始めてから初めてお椀が売れました。
猪狩史幸さんの親子椀 も大層気に入っていただきました。栃の生地に自分で掻いた漆を塗り重ねた柔らかい艶をもつふわっとした魅力の器です。ご家族分の注文をいただきました。
鈴木健司さんの朱のぐい呑み、平岡さんのスプーンも気に入っていただきました。
漆の一歩を綿引千絵さんの数珠玉のチョーカーを求められた方、
平岡さんの拭き漆のスプーンを求められた方もいらっしゃいます。
(現在、数珠玉のチョーカーは売り切れています。)
どうぞ、店の奥の漆器をご覧ください。
2013年05月20日
漆器の作家紹介
先のブログで紹介しました綿引千絵さんは、自然村が初めて販売を始めた漆器の作家さんです。
自らは漆工といってらっしゃいます。
制作依頼していました赤子椀などの器が今春出来上がるとブログで予告していましたが、昨年暮れ頃、綿引さんから体調不良でしばらくの間休養したいとの連絡がありました。
今は健康もだいぶ戻られた様子です。ブログに日々の様子を綴られています。
http://chie.watabiki.jp/
これがとても素敵なんです。枝に並んだ蕾の造形に心惹かれたり、建物の煉瓦の美しさを発見したり、季節の花の美しさを楽しんだり。
感じる心・見る心があれば、私たちはこんなにたくさんの美しいものに囲まれているのだ!と気づかせてくれます。
この休養期間が彼女のこれからの作品をより豊かにするだろうと予感します。
制作を再開したら自然村で販売させていただきます。みなさん、楽しみにお待ちください。
さて、現在、当店で販売している綿引千絵さんの作品は、
数珠玉の漆チョーカー ¥2625
「日本最古の漆器製品は、赤色漆で塗られた9千年前の土坑墓から出土した副葬品である。この赤こそ縄文時代の精神性を示す色である。」(「なぜ、日本はジャパンと呼ばれたか」より抜粋)
古来から赤は魔除けの色でもあるようです。綿引さんはこの銀朱の赤を大事にしたいと考えていらっしゃいます。
留め金がマグネットになって付けたり外したりし易くなっています。
2013年05月18日
国産漆器の販売を始めました!!
2年越しでした。
当店は器屋、お洒落な雑貨屋ではないのでたくさんの種類の漆器を置くことはできませんが、
作る人と作り方がはっきり分かり、漆器についての考え方・技術・人柄に信頼のおけること。
国産の木。(綿引さんは皮も使います)
漆に混ぜ物がないこと。
修理ができること。
これらを基準として私たちの美しいと感じた器を少しづつ扱っていきます。
漆器は出来た今が最高でなく、使われていくことで美しさが増していきます。
購入する時は金額が張ると思うかもしれませんが、漆の木を育てる期間、漆を採る仕事、採った漆を使える漆にする仕事、木地を乾かす時間、木地を削る仕事、そして漆を塗っていく仕事。そして、私たちの手におさまる感触や口をあてた時の感触、料理を盛ったときの美しさなどを考えると、決して高いものではないと思います。品質の確かな、適正価格のものを販売したいと考えています。
販売する私もお金に余裕があるわけではありませんので1個づつ、ゆっくり、使っていくつもり。順々にこどもたちにも、と。
自分のために。こどものために。おじいちゃんのために。ともだちに。
汁に。コーヒーに。スープに。お酒に。
漆との出会い方はいろいろある。
店内の奥の方。といっても小さな店。レジ前から右手奥の棚に置いてあります。
どうぞご覧ください。手にとってみたいときは一言声をかけて、そっと扱ってくださいね。(販売しているものですから)
大事なこと!制作に時間がかかります。作者に在庫があれば取り寄せできますが、そうでない場合半年、1年かかることもあります。
自然村がお付き合いする作家さんの場合、その位時間がかかることを承知の上、それも楽しみにしてくださいね。
当店では先ず、
毎日食す味噌汁や吸い物を漆椀でということで汁椀を主に揃えました。
御飯を盛ってもよいです。
猪狩史幸・・・岩手県二戸市浄法寺町。輪島で5年修行の後、浄法寺へ。自ら漆掻きを仕事にし、自分の採った漆を使って漆器を制作する。
漆畑で。猪狩さん。漆掻の痕が分かりますか?6月〜10月、漆を掻きます。
1本の木から採れる漆の量は200g位といわれます。
暖かい季節は漆掻きを、寒い季節になると器を塗って生活する、そんな理想を求めてこの地に居を定めました。
漆を掻く行為とその漆を器に塗る行為は、私の中で細くしなやかな1本の絹糸のように確実につながっているものです。漆という素材を通じて何気ない日常を彩る器を作り続けていきたい。そしてその器を一人でも多くの方々の食卓にお相伴させていただければ、これ以上の喜びはありません。(しおりより〜)
掻いた漆を漆掻である自分の手で送りだしたい、そんな気持ちを器に託し、
顔料や油を加えない、掻き採った漆をありのままお届けできればと思っております。(しおりより〜)
使ううちに艶を増し、木地の木目が透けて美しくなる器。生地としては柔らかい栃を使用。
自分の漆のよさが一番あうのは栃と考えておられます。
親子椀・・・大¥10500・中¥8400・小¥6825(お父さん、お母さん、こども)
入れ子椀になっています。ばらでも購入できます。
現在、1組在庫限りです。新しい制作は1年待っていただきます。
初椀 径13p×高さ7.7p ¥11025
親子椀大よりも一回り大きく高台も高い。たっぷり汁椀。
鈴木健司・・・会津出身。浄法寺在住。「自分のこだわりの漆器を作るには国産漆を使うしかない。国産漆は高価。だったら自分で掻くしかない。」自ら漆掻きをする掻き子であり、その漆のみを使って漆器を制作している。(鈴木さんの漆掻きの仕事をするDVDがあります。)
生地は主にケヤキを選んでいる。
手前から掻き子椀 大・黒¥12600、掻き子椀小・生地呂¥11550
掻き子椀小・赤¥11550、掻き子椀小・黒¥11550
左から生地呂、 中・・赤、右・・黒 。
漆の被膜は想像してたと違い、驚くほど薄いです。その薄い被膜の内の内から滲み出るような艶。
木地呂、黒、赤のしっとりした艶を実際にご覧ください。
鈴木健司さんの赤は彼ならではの赤です。
掻き目自由杯 小 ¥7980 外・・赤、内・・黒。
好きな飲み物を入れてどうぞ。
2013年05月03日
連休日記〜目的編〜
安比塗漆器工房見学
浄法寺 滴生舎見学
日本で消費される漆の97%は輸入漆。30%が国産漆。そのうちの7〜8割を浄法寺漆が占める。
中国産漆がなければ日本の漆器はなりたたない。品質も中国産漆<国産漆ということではない。それぞれの特徴がある。
漆の品質自体の優劣でなく、もし粗悪な漆器があるとすればそれは作る人の品位による。ということを学んだ。
岩手県工業技術センターで漆器の話を伺い貴い勉強をした。先生、お忙しい中有難うございました。
漆器は見ただけでは分からない。使われる生地の木の種類。木地師の技量。漆塗りの技法も地域によって、塗り師の考え方によって違う。
使う漆の質。国産漆か中国産漆か。修理ができるかできないか。
毎日使う日常雑器としての漆器を販売したいと考え始めて2年。深い森へ分け入ってどの方向へ進めばいいかわからなっかったが、綿引千絵さんと出会ってから少しずつ前へ。
今回の旅行で自然村の漆器の扱いの方向にちょっと光が見えてきました。
もう間もなく、ほんの少づつですが漆器を販売始めます。
毎日の生活の中で使う漆のうつわ
漆器は使うほどに美しくなります。
2012年12月14日
湯たんぽ
下記のあこがれの湯たんぽ、
届いた翌日に売れました。購入のお客さまの「少し置いて見てもらった方がいいでしょ。」というご厚意で店内にあります。
興味が湧いた方はどうぞご覧ください。そして私も欲しくなっちゃった〜という場合はご注文くださいね。
あこがれの湯たんぽ 届きました。
新光金属 銅製湯たんぽ¥14175(袋付き)
湯たんぽがなくては寝られない。と、せっせと湯を沸かして湯たんぽに満たす。寝ながら足でひざ下やわき腹にひき寄せたり、どこかへ行ってしまった湯たんぽを探したり。足先が大活躍。陶器製の湯たんぽを使っているが、憧れだった銅製湯たんぽを思い切って仕入れてみた。憧れていた通り素敵な輝き。知的なフォルム。グッドデザインだ。さあ、どなたの眠りのお伴になるのだろう。
2012年12月10日
日曜日は漆だ
ナガオカケンメイ D&デパートメントの主宰 Dの勉強会
わかりやすい漆の勉強会へふたりで行ってきた。
岩手県二戸市 浄法寺の滴生舎の小田島さんとケンメイさんとの対談形式で漆の勉強。
その後、実際に漆のお椀に盛った郷土料理をいただく。
小麦粉を練って平にひきちぎっていれたひっつみ
お出汁は昆布と煮干し。醤油は自家製。大変大変美味しかった。
二戸の雑穀を使ったへっちょこだんご
たかきび粉をだんごにした善哉。たかきびのだんごがふわふわ、ほんのり甘くて大変大変美味しい。
漆器は使うほどに美しくなっていく器。縄文時代から天然の塗料として使われてきた。
年末で仕事に忙しいはずなのに、自然村のふたりは最近、毎週日曜日、遊んでます!肥しになってるかな〜〜〜〜
*ナガオカケンメイ D&Dは良い食品つくりの会の会員です。自然村も仲間だよ
2012年10月05日
赤子椀
来春、出来あがってくる予定の
漆器の職人さん綿引千絵さんの作品をみるために。
素敵な女性です。修行中は顔が漆に被れてぱんぱんに腫れることがあったそうです。
綺麗な肌をしておられますが、指先は染まって、漆職人を表しています。
革に漆を塗って仕上げたアクセサリーが大人気で、綿引さんのブースの前は女性客でいっぱい。
漆の魅力を身近に感じてもらうのに女性に関心の深いアクセサリーを意欲的に製作しておられる。
赤子椀¥5800
赤ちゃんの頃から本物が日常にあることはきっと、知育教材に囲まれるとは違った感性を育てたり、それを与えてあげようとする大人の愛情を伝えると思う。
この他、汁椀、たっぷり椀、プレート、スプーンなどの製作を依頼している。
予約もお受けできますが、実物を見てからの方がいいと思います。
来春が楽しみです。
革を使った自由な形の器もあります。
2012年07月17日
漆のアクセサリー
漆工 綿引千絵さんの漆のアクセサリーを展示しています。
滴の形の赤漆 数珠玉に漆を塗ってあります。
長さ40p ¥2000(税込)
来春、仕上がってくる汁椀、赤子椀、たっぷり椀、プレート、スプーンなどが届く前に漆を身近に感じていただけたらいいなと考え、綿引さんからいただきました。
塗って間もないので念のため触らずにご覧ください。
綿引千絵さんのHPで自然村でお願いしてある漆器をみていただけます。
http://watabiki.jp/
2012年06月15日
高知の宝さがし
5月連休の高知の宝さがし 自然村に届きました。
棚田の村 ちいさい市、
池公園 オーガニックマーケット土曜市で出会った。
谷相に家族3人で暮らす荒井智哉さんと奥さんの仕事
荒井智哉さんの木の仕事
御飯の木杓文字(桜)¥1800、スプーン(栗)¥2100
杓文字の平らな部分も平のみで削ってあるので、水切れがよいです。
ペーパーをかけると使っているうちにケバだってしまうので刃物だけで削っているのです。
僕の仕事について
ペーパーは使わず、刃物のみで仕上げています。
始めは角が当たる所もあるかと思いますが、だんだん使用とともに手に馴染んで来ます。
最後にくるみ油又はえごま油で拭いています。
ご使用後は、洗剤はあまり使わず、水、ぬるま湯で洗っていただくと、木に適度に油分が残り、つやもできます。
ふたつの市で食べて、宿で食べて、東京に持ち帰ってから食べて、やっぱり美味しいと思ってお願いしたお菓子。
おから棒 1本¥130
使われている山塩こぞうの天日塩がいい塩梅に甘さと調和しています。
つやつやして見えるのは米飴です。知り合いの作るもち米から作った自家製米飴です。
(乳製品は使われていません。)
2012年06月14日
気になるんです
アノニマスタジオの「引頭佐知さんのだしとり教室」でもたくさんの漆器が使われています。
すまし汁、味噌汁は全て漆椀に盛られています。
引頭佐知さんのブログにとっても気になる文章があったんです
http://indou-kinomian.blog.ocn.ne.jp/blog2/2012/06/post-2.html
ずーっと読んでいくと、
お出汁の試飲に漆の豆皿を使います。
漆にするのはもちろん理由があります。って
どんなわけなのか、気になって気になって仕方ありません
だしとりの本の第二章 だしを味わう汁もの のページに
椀 汁ものは直接口にふれていただくものです。お椀には、漆、木製、磁器があり、器は味にも影響します。なかでも、やわらかな漆は唇に抵抗のない器。とくに子どもたちは、幼児のうちから「本物」で育ててください。ぜひ。
と書いてあります。
幼児のうちから「本物」のお出汁の味と本物の器。これは大人から子への素敵なプレゼントです。
2012年06月01日
漆の魅力
天然塗料としての漆と、日用雑器としての漆器の魅力を知りました。
日本の木と漆で作った漆器を売りたいという、昨年の夏から温め求めてきた道筋に素敵な出会いがあって、
お客様に紹介できる運びになります。
このお椀は私共が使ってみるために購入したもの。1個 10500円です。
これを高いとみるか、安いとみるか、
それは、天然塗料としての漆の素晴らしさ、漆掻きのこと漆を精錬する技術、漆の質、木地のこと、漆塗りの工程
などを知れば、
実際に日常の食卓で使っていけば答えがでるとおもいます。
漆塗りの産地はいろいろありますが、どこの産地もそれぞれの伝承技術と素晴らしい漆器はあります。が、そうでないものもあります。
伝承技術やブランドは重要ですが、結局は作る人
食や日常生活を豊かにするものたちを販売していきたいと願っている自然村にとっては
食のまわりも大事という点からは、器に心がいくのは自然なことでした。
しかし、漆の世界は大変難しい。素人の私たちがとても手をだせるものではないと思い始めていたところ、
信頼できる素敵な人に出会ったのです。
ご自身を普段に使う日用雑器としての漆器をつくる漆工(漆職人)だといっておられます。
これから折々、漆器について紹介をしていきたいとおもいます。
紹介しながら店に並ぶのは来年の春になります。これから注文をして、それから製作します。
みなさんにどんなふうに紹介し、注文をいただくかこれから考えます。
こどものための使いやすい素敵な漆器もあります。
お楽しみにしてください。