いよいよ今年最後の一週間になりました。
おせちの入荷日を本日にして、仕分けをしました。
毎年、漏れはないかとドキドキする時間です。
曜日のめぐりあわせで今日が日曜日でよかった〜
接客しながらのおせちの入荷ではてんてこ舞いの大焦りですから。
大きな商いのお店ではさぞさぞ大変なことだろうと想像するだけで気が遠くなります。
こういう時に、天は身の丈に合ったものしか与えないんだなと思ってほっとしたり、落ち込んだりです。

今日、仕事に来ていてよかった〜

ひとりの超スマートな男性が入っていらっしゃいました。
会ったことはあるな〜?と思いましたが、
「高木です。」と言われてびっくりして、そうだ!な〜〜んだ、高木さんじゃないですか

なんと、金沢の高木糀商店の代表者高木竜さんのお父様です。
お会いしたのは2011年震災のあった後の5月にお伺いした時でした。
これから福島に行く途中に当店に寄ってくださったのです。
お父様は震災後、5年ほど東北に通われ、今も忘れないよと伝えるため、時々福島に行っていらっしゃるそうです。
本当に驚いて、わざわざ気にかけて寄ってくださったことに感謝ですし、
仕事のために店に居てよかった!と心から思いました。
高木糀商店のかぶら寸しは、卸しているのは自然村だけです。
糀を作るのも味噌を作るのもかぶら寸しを作るのも全て竜さんが自分で関わらければ気が済まないので、
生産量が限られるのだそうです。
当店に卸さなくてもお店だけで予約で完売して、しかも足らない程なのに誠に有難いことです。
生の甘酒、生塩糀は若干数ございますので是非お求めください。
甘酒の上品な糀の香りとまったりした甘さは高木さんならです。
生塩糀の塩は能登の揚げ浜式の塩を使っています。
高木糀商店さんのお店の内を過去のブログから紹介しますね。
http://blog.sizenmura.jp/article/182763502.html
お父様は趣味人でいらして伝統工芸や伝統文化に造形深く、お店でさまざまなイベントを開催されています。
今日もあけびの編籠を持っていらっしゃいました。