2017年09月02日

佐久間さん 田

畑見学の前に田の見学をしました。

参加者集合後、小高い丘にある城跡から田の地帯を見渡し、地形を見せてもらいました。
写真の向こう側は銚子です。遙かに風力発電の風車が見えます。
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城跡の周りは大きな湖だったそうです。DSC06124.JPG
ため池は湖の一部です。

車で佐久間さんの田へ向かいます。暑い日だったので私たちは窓を閉めクーラーを利かせていましたが、静岡県自然農の会のみなさんの車は窓を開けて走っていらっしゃいました。暮らし方と農が一致していて流石だな〜と感じ入りました。

緑色の田が初霜とトヨサトの田です。DSC06121.JPG
周りの田はもうコンバインでの稲刈りが始まっているところもありました。

こちらは神楽餅米の田です。DSC06128.JPG
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神楽餅はのげが少し赤いんですね〜

参加者の熱心な質問が続けられました。DSC06127.JPG
この辺りもどぎついピンクのジャンボタニシが繁殖しているのですが、佐久間さんは水の高低で食害を防いでいらっしゃいます。そういう話もみなさん熱心に聞いておられました。
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こちらは、ハツシモの田。
ハツシモは霜の降りるころに稔を迎えることから名付けられた大粒品種。昭和25年愛知・岐阜で栽培が始まりました。「東のササニシキ、西のハツシモ」と称されるあっさりとしたお米です。体に馴染む美味しいお米です。
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畔に大豆が育っています。昔ながらのやり方です。DSC06132.JPG
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風渡る田 緑の波 気持ちいいな〜DSC06134.JPG

春は、れんげ畑になるそうです。
春や今頃、案内なしにこの地へ来ても私、佐久間さんの田を見つけることができると思いました。わーい(嬉しい顔)
周りの田の色と全く違うんですから。

佐久間さんは田は不耕起でなく、田植えは2条植えの手押し機です。今回は自然農の見学会ですので田の見学は3か所のみになさいました。

それで、イセヒカリと農林22号の田の写真を送ってくださいましたので紹介します。
イセヒカリ佐久間イセヒカリ田2.JPG
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農林22号農林22号田.JPG

佐久間さんの新米が届くのはまだまだ先です。稲刈りの後、おだかけ天日干しが1か月近くかかります。
おだかけ天日干し風景を見てみたいですね。

上野長一さんと佐久間さんのお米を使ったお菓子です。仲良く並べてあります。こちらもよろしくお願いします。DSC06212.JPG
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自然農の野菜は

佐久間さんの畑見学のブログに

佐久間さんは一般に慣行でも有機でも自然栽培でもする摘芯や枝を整えたりすることをしません。
どうしてでしょう。後でお聞きしようと思います。

と書きました。

佐久間さんの寺島茄子DSC06148.JPG
真黒茄子DSC06147.JPG
佐久間さんが教えてくださった理由を紹介します。

自然栽培の方々は無肥料であっても、マルチによる保温、耕起をしますので、自然農より成長が早いと思います。
その分、伸びて剪定してもいいのかな、と考えます。
実のなり始めの時期が、自然栽培の方とわたくしたちではひと月以上違うのではないでしょうか。
当然ピークも違ってきます。
私たちはお盆頃、調子が出てきます。

私たちのように耕さないで、草とともにですと、植えてからの成長がスロースタートです。
今年のような雹害などで回復してきたばかりで、剪定はかわいそうですね。
今年は樹が小ぶりですが、例年ですともう少し丈があり、横にも伸び、無駄がないように感じます。
今まで、ナスの調子の良くない年は種取を見送っていましたが、こんな年こそ種を取ろうと印をつけました。

ナスの樹の調子のよい時でも、いくらか枯葉を取るくらいでやっています。
手入れに関して、もっと良い方法があるかもしれませんが、今のところ、切り詰めなどはしていません。


そうそう、畑見学で感じたこと、ひとつ書き忘れていたことがありました。
歩く毎に足の踵が沈むんです。草が積み重なって土となって本当にふかふかなんです。この下には目に見えない何億もの微生物や怪獣に踏まれて大慌ての虫たちがいっぱいいるんでしょうね。畑から伝わる感触を味わいながら歩きました。



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2017年09月01日

佐久間さん 自然農の畑

周辺にハウスがあって、かぶが栽培されています。この一帯はかぶの産地だそうです。広大な農地が広がっていますが今は土だけです。草も生えていませんね〜

その中にソルゴーの垣根(?)で囲って、一見原っぱのようなところがあります。DSC06135.JPG
でも、よく見ると、DSC06137.JPG
里芋 土垂れです。関東の土に適してぬめりのある美味しい里芋です。
ブログを読んでくださった佐久間さんから「土だれ里芋の写真ですが、あれは腐りかけのいもを畑に返し、芽を出したものと思います。植えたものとは違うと思います。」とメールが来ました。腐りかけの芋でも芽を出して。里芋の恩返しのような美味しい里芋が収穫できるといいですねハートたち(複数ハート)

エノコログサが風に輝いてエノコログサ栽培のようですが、沖縄南瓜が茂っています。共同生活中?南瓜は「お好きなようにおくつろぎください」と声掛けされているんでしょうか、お好きな方向へ蔓を伸ばしてます。DSC06142.JPG
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さつま芋が元気です。紅東と黄金千貫です。どちらも絶品のさつま芋です。DSC06140.JPG

自然農は何もしない放任農法ではありません。また自然農といって一括りではなく、その人、その畑で工夫があります。DSC06139.JPG
佐久間さんの右手は汐留ねぎの苗が植わっています。草マルチはしてありません。
佐久間さんを挟んで反対側に枯れ草がこんもり寄せてあります。それをめくると虫がそりゃあわんさかぞろぞろ大慌て。こうしてあるのはねぎの苗をダンゴ虫に食べられないようにするためだそうです。
ダンゴ虫は生も枯れ草も食べるそうです。

もう一か所の畑も見せていただきました。
気持ち良いです。DSC06143.JPG
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 何が育っているか分かりますか?オクラDSC06146.JPG
真黒茄子DSC06147.JPG
寺島茄子の花DSC06148.JPG
寺島茄子は只今販売中です。美味しいです!
ピーマン、ししとう
ししとうは白い花が咲いてこれからのようです。           

もう1枚の畑も見学しました。トマトは花が咲いてこれから実をつけるようです。DSC06152.JPG
これはときわ地這いきゅうり。ずーっときゅうりを探しましたが葉が茂って上からでは見つけられません。下を覗いてみたら、DSC06154.JPG
これは、母本になるのかな〜?
地這いきゅうりは収穫に時間がかかるのがよく分かりました。ストレスフリーのきゅうりです。
佐久間さんのときわ地這いきゅうり、凄く凄くお勧めです。香り高く、咀嚼していると口の中で味わいが次々と変化し展開していきます。

佐久間さんは一般に慣行でも有機でも自然栽培でもする摘芯や枝を整えたりすることをしません。
どうしてでしょう。後でお聞きしようと思います。

ネットの中にはブロッコリーの小さな芽が出ています。お楽しみですね。DSC06155.JPG

6月の終わりに大きな雹が降りまして、葉に穴が開いたりしました。
春、発芽が上手くいかない事や虫に食べられたり、今年もいろいろなことが起きています。
そういうことも受けとめて、ゆっくりゆっくり自然に添って育つ野菜です。
いつも何かにせかされていると感じている人たちがこういう野菜を食べ続ければ、
「慌てなくて大丈夫、大丈夫」と身体の芯に語り掛けてくれるかもしれませんね。ハートたち(複数ハート)

実は、畑見学の前に田んぼの見学をしました。
次は田んぼ見学の報告をいたします。
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佐久間さん

8月27日(日)

上野長一さんに預かった佐久間さんへのお土産 色々米を持って上野さんちを出発車(RV)

この日は、静岡で自然農をしている人、関心を持つ方々が佐久間さんの田畑の見学会でした。自然村はそれに参加させていただきました。
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私たちふたりだけで訪れるのとは違って、更には自然農にかかわる人たちと一緒だったことで、見る視点、質問する内容に膨らみがあってとても良かったと思いました。

佐久間さんを訪れたのは、佐久間さんが憶えていて「7年ぶりです」と教えてくれました。そんな前になるんですね。その時のブログが2010年3月8日。雨が降り風の強い日でした。http://blog.sizenmura.jp/article/36127558.html
佐久間さんの畑は周辺に広がる広大な畑とは違って面積は広くないんですが、広いんですわーい(嬉しい顔)
野菜たちにとってほ〜〜〜ら、広々していると思いませんか。DSC06142.JPG
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2017年08月30日

上野長一さん いろいろ米の田

上野長一さんと色々米。
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米を作るのは手段。目的は平和。

この深い緑の稲はDSC06116.JPG
毎年12月に上野さんとしめ縄作りをする古代米緑米です。
まだ穂がでていません。風が吹き渡ると濃い緑と緑黒の濃淡が表情を変えていきます。

緑米の葉の色が好きなのでしょうか、ここにはイナゴが群れていましたイナゴが次々と飛んでいる様子を写したかったのですがなかなかうまく撮れません。
拡大してよーく探すとイナゴの飛翔が写っているのが分かります見付けられるかな〜。
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上野さん、ありがとうございました!
これから佐久間さんの所に向かいます。
なんと!上野さんは佐久間さんと知り合いだったのです。知らなかったな〜。
佐久間さんから苗箱をもらったことがあるそうです。
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上野長一さん色々米の田んぼ

私たちも一緒に種蒔きし苗代に置いたのが5月5日。
http://blog.sizenmura.jp/article/179681502.html
苗が育って宇都宮大学の学生さんたちが手伝って手植えした6月。そして、
8月27日の約550品種の稲のたねの保存のための田
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まだ出穂していない稲もあります。DSC06104.JPG
「これはいつ穂が出るんですか?」と質問しましたら、上野さんは、1本稲を抜いて、茎を剥いて下の方にある胎児のような穂を見せてくれました。
写真の向かって右側の上野さんの左手の傍の葉の上に白っぽいものがあります。それが穂です。
           
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そして、剥きながら葉の枚数を数えて「○○頃ですね」と教えてくれましたが、アホなことに忘れてしまいましたふらふら

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花が咲いた後の雄蕊がゆらゆら簪のように揺れている穂がたくさんあります。
朝の一時、ほんの短い時間、籾が開いて受粉し再び閉じます。DSC06109.JPG
「コシヒカリの場合は開いた時、雄蕊は6あるんですよ。」と教えてくれました。
このお米は黒米で、星田神社のご神体だそうです。お米がご神体なんですね。他にもお米がご神体の神社は結構あるそうです。
お米なくて日本の食文化、いえいえ人々の食は成り立っていかないですものね。
例えパンの消費金額がお米よりも多くなった現代でも、稲作が無くなったら日本の発酵食文化は崩壊してしまいます。風土の保全もできなくなります。
昔の人々が米を大事にしてきたことを今に引き継いでいかないとと思います。

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上野長一さん

8月27日(日)
栃木県
上野さん家 小鳥と棕櫚バッタ イイネ!DSC06082.JPG

朝ごはん食べるところが見つからなかったのでお腹ペコペコで着いた。
ご免ください!
いらっしゃい!と言いながら奥から上野さんが何やら手を結んで半身を出して「ちょっと待っててね。」
なんと!お赤飯を作ってお結びを用意してくれてた。熱かったのだろう結び切らないふんわりお結びがとてもとても美味しかった。多分、古代米緑米もちのお赤飯だ。
上野さんに確かめたら違ってました。満月餅米でした。

四方山話の中で、今年の天候と作柄の話になった。
上野さん「7月暑かったので5月連休田植えの周辺のコシヒカリは葉が17枚で穂が出ているでしょうね。」
私たち「??」
上野さん「こしひかりは葉が18枚で穂が出ます。今は稲の葉は1週間で1枚展開(開く)します。」
私たち「こういうことは米農家さんならみなさん知っているんですか〜?」
興味津々の私たちに、上野さんが出してくださったのは、凄いものでした!DSC06075.JPG
2年の米の栽培記録 毎日です!ひゃ〜〜目晴れ
 驚きと興奮した私ですがどれを写真に撮って紹介したらいいか分からないので、取り敢えず、店でも販売している農林48号の文字があるのを写したりしましたよ。拡大してご覧ください。
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その頃はお勤めしていたので出勤前に観察して記録していたそうです。
長い稲は職場のコピー機を拝借してコピーしたそうですわーい(嬉しい顔) 
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さあ、田んぼへ
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2016年08月22日

杉山ナッツ 訪問記3

加工所は落花生色に塗られた外壁でした。
御祖母さんの家だったのを改装したそうです。

落花生の殻剥き機。歯を変えて渋皮も剥けます。DSC04409.JPG

ロースター。1時間40分位焙煎するそうです。DSC04410.JPG

コンベクションオーブンDSC04411.JPG
ハニーローストはこのオーブンでローストします。落花生に浜北のオーガニックの蜜柑はちみつとと塩をコーティングしてローストします。
それを潰してバターにしてからまた蜜柑蜂蜜を混ぜます。
落花生の風味を生かしつつ蜂蜜の香りも生かします。

クラッターは洗浄して仕舞ってありました。落花生を潰すのも美味しい繊維を残すように潰します。

作りたての美味しいピーナッツバターを食べてもらいたいという杉山ナッツさんの気持ちが、工程全般にあるのです。

地元TVでも紹介されマーケットにでれば即完売の人気ですが、ひとりで作ることのできる量は限られています。
 今後は?人を雇って規模を広げることも一般的には考えられますよね。でもお答えは、
 瓶の大きさを手で表現しながら(この中の)グレード品質を高めていきたい。そういうお答えでした。
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落花生栽培からピーナッツバターの製造に至る全てがこの瓶に詰められているのです。
世界一美味しいといわれた遠州半立落花生のピーナッツバターをどうぞよろしく。

ピーナッツバタープレーン¥1204
ハニーロースト¥1370
パンに塗って、杉山さんはブルーベリージャムをオンするのが好きだそうですが、
アイスクリームに添えたり、豆腐と合わせて白和えにしたり、お料理にもお使いください。

さてさて、加工所に、可愛い赤ちゃんの写真がありました。
なんと!双子の赤ちゃんです。
ピーナッツベビーハートたち(複数ハート)

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杉山ナッツ 訪問記2

杉山さんはどうして杉山ナッツさんになったのでしょうか。

ヒップホップダンサー→会計士。
私なら会計士でまったくもってOK〜。そのままでいいんじゃないですか・・・

アメリカ人にとってピーナッツバターは欠かせないアイテムなのだそうです。お弁当にピーナッツバターたっぷりとジャムを塗ったサンドイッチがポピュラー。夜も丁度「お酒を飲んだ後の締めにラーメン行こか〜」と同じようにピーナッツバター&ジャムサンドを食べるそうです。
その位食べるので、いつもロースト仕立ての美味しいピーナッツバターが食べられ、杉山さんはピーナッツバターの美味しさに感動したんですね。

ある時、新聞記事が目に留まりました。
1904年のセントルイス万博で世界一美味しい落花生として選ばれたのが遠州半立だったのです。
自分の育った浜松の落花生が世界一美味しいと評価されていた。

自分の育った浜松の世界一に輝いた落花生でピーナッツバターを作って食べてもらいたい。
アメリカで自分が美味しいと感動したロースト仕立てのピーナッツバターを作りたい。

会計士、十分なステイタスじゃありませんか。そこを真っ新にして新しい道に進んでいく。

ところが、帰国して、遠州半立の落花生を探したけど、もう作っている人が絶えかけていたんですって。
昔は地域一体落花生を作っていたけどお金にならないというのでやめてしまったそうです。御祖母さんも子供のころは落花生の殻剥きを手伝ってお小遣いをもらっていたそうですが。
 今では、この地域はブランドの早生玉ねぎ栽培になっているそうです。遠州の玉ねぎは聞いてびっくりの収益になるんです。

遠州半立を探して、自家用に少し作り続けていた人がいたんですって。種を分けてもらって、初めは2畝から始めたそうです。

そして、セントルイス万博で世界一になったころの昔の農法で遠州半立を作っていく。
農薬は一切使わない。肥料もその当時の肥料を。その土地で採れるものを使う。自家製液肥、藁、ワカメ、牡蠣殻など。
若芽、牡蠣殻は浜名湖へ自分で採りにいくんですって。

農機具も自分で溶接で手作りするそうです。加工所にあった農機具がお洒落で目に留まったんだけど手作りだったのね。

栽培から加工、販売まで全てひとりでやっています。(ラベルデザインとラベル付けのみ義妹さんのお手伝い)

いい訪問だったね〜と感慨が気持ち良いのは、
真っ新な場所から体ひとつで歩む生き方に触れられたからかな。
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2016年08月21日

杉山ナッツ 訪問記1

茹でて食べる生落花生が出回る時期を迎えましたね。

落花生がどのように実るか、ご存知ですか?
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落花生の小さな黄色い花。花の付いている白い長い子房柄。花は咲いて3日で落ちると聞きました。

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写真の根っこに見えるものの白いところが子房柄部分です。この子房柄が土に刺さって潜って
さやと実を作るなんて不思議です。
3月に種を降ろし、5月には花が咲き、なので今咲いている花はもう収穫には間に合わない花なのですって。

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一粒の落花生がこんなに大きな株になって葉を広げています。
「一株で何個くらいつけるんですか?」「20個くらいですかね」(・・・・)

種にするものは選別をすごくしっかりします。実が充実して渋皮に皺のないぴんと張ったのを選びます。

満月に種を降ろし、10月に収穫、遠州空っ風で乾燥させます。
そのために、草を抑えるためのマルチはしません。地温が上がりすぎるからです。
夏の間の除草や畑作業は12時〜3時の休憩をはさんで午前と午後。

お邪魔した19日もカンカン照りの猛暑でした。畑で立ち話をしていてもじりじり肌が焼けます。
2か所の畑を案内してもらいました。
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午前中は左の畑の最後の土寄せをしていたそうです。右側の草原に見えるところも落花生の畑です。
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杉山さんの経歴はちょっと変わっています。ヒップホップダンスをしたくて高校卒業後渡米。やがて会計士になり、そして帰国。そして落花生栽培とピーナッツバター屋さんになる。
そのあたりのこと、お聞きしました。
続きは明日。

杉山ナッツさんは、DSC04418.JPG

訪問して、直接お会いして、とてもとてもよかった。清々しい気持ちの良い時間でした。
杉山さんがイケメンだっただけじゃありませんよわーい(嬉しい顔)生きる姿勢が気持ち良かったんです。

ピーナッツバターの美味しさの理由が分かると思います。
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2015年11月23日

たまゆら草苑 訪問記

新しく販売を始めたぽんせんの生産者 たまゆら草苑さんの訪問記です。

 たまゆら草苑さん訪問記  記 店主
 11月15日、栃木県茂木町のたまゆら草苑さんを訪ねました。

 たまゆら草苑さんは、自然農、自然農法、自然栽培などを学ばれ、ビニール資材を使わず、不耕起栽培を中心にお米、雑穀、野菜などを栽培されています。不耕起ですので、
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じゃがいもの収獲が終わったらすぐに小豆を作り、小豆が終わったら小麦という風に栽培されています。トウモロコシの茎や雑穀の茎などは、植えるところのすぐ横に倒したまま土に返します。
       DSC03621.JPGとうもろこしの根はそのままです。写真でわかりますか?
そして、虫は捕りません。土については、微生物のバランスが大事で、バクテリアと細菌のバランスを整え、植物がないと生きていけない菌もいるので、そういう菌のネットワークを大切にされています。

 たねも大切にされています。たねを採ることで、作物の一生を知ることができ、作物の声を聴けるそうです。
 たまゆら草苑さんのお考えは、植物が育つのを助ける立場で作物と向き合います。また、生産者の意識が植物に働きかけると考えられ、お金や欲が植物の活性を下げるとの感覚をお持ちです。そして、人の健康を考え喜んでもらおうと思って作られています。
そして、すべてが芸術、常に感動がありますとお話されました。
 お住まいは、築130年の家です。
DSC03636.JPGカラフルなトウモロコシが作業小屋の軒先につるされていて、こんにゃく芋もありました。右手は茂木在来蒟蒻芋です。
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豆莢が干してありました。花嫁小豆と娘きた豆。
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お伺いしてすぐに、田んぼと畑を案内していただきました。田んぼには、大きめの丸たにしがいました。
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畑は、柔らかい草とともに、多種類の野菜が栽培されています。矢島かぶは、実も葉も赤紫色で、初めて見ました。他にも、イネユキナ、飛騨紅かぶ、木曽紫かぶなどのかぶ類。大根は宮重大根や信濃青大根。
信濃青大根は甘味が強く柔らかい大根だそうです。
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えごま、金胡麻、真岡木綿、在来のそばなどもあります。
 
また、花も目立つ畑です。ここはハーブ類が多種。花を楽しむための畑です。
      DSC03626.JPGコリアンダーは観賞用に作られています。花が多いと仕事が疲れないそうです。たまねぎの横に花を植えると、ミツバチが来てたまねぎの受粉をしてくれます。
ご自宅には3冊のアルバムがありますが、ほとんどが花の写真で、四季の花を楽しむことができます。たまゆら草苑さんの畑は、花のある気持ちのいい場所です。
 お米や野菜以外には、アマランサス・玄米・赤とうもろこしのぽんせん、パンやクッキーなども作られています。ぽんせんは、塩が少し入っているだけですが、やさしい味わいがあります。

 初めての訪問でしたが、昼食をご馳走になりました。椎茸と昆布のみ購入されたもので、味噌も醤油も手作りです。
そして、ぽんせんも、一枚一枚型に入れて焼きます。連続して自動でできる機械もあるそうですが、手作り感を大切にしたいということで一枚一枚を焼かれています。お伺いして感じたのは、仕事も暮らしもすごく丁寧だということです。とてもいい姿を見せていただきました。たまゆら草苑さんのお考えや暮らし方があるから、作られているものがおいしいのだと思いました。
        DSC03644.JPG各¥350  

そうそう、納屋にこんな道具がありました。
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現役です。籾摺り機です。風力で籾を飛ばします。
店主と私の家は米を作っていましたので同じ道具がありました。懐かしかったです。
また納屋に人糞を入れて運ぶ桶が物入れに利用してありました。     
これも懐かしいな〜わーい(嬉しい顔)子供の頃は肥料にまだ人糞が使われていました。畑に野壺があって、誰それが落ちたという噂が聞こえ、恐怖の的でした。わーい(嬉しい顔)
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2015年11月10日

クラタペッパー

クラタペッパー代表の倉田浩伸さんがカンボジアから帰国中。
クラタペッパーの取扱店訪問で自然村にも来てくださいました。

クラタペッパーを販売始めて間もない頃、ある男性がレジ横に置いてある胡椒を見て、
「クラタペッパーがある!」と叫んで
「日本で買えると思わなかった!」と大喜びしてくださいました。
その後、何度も自宅用、プレゼント用に購入してくださいました。

その方も倉田さんに会いに来てくださいました。新極真会吉祥寺杉原道場で空手を指導している杉原健一さんです。10年振りの再会です。カンボジアに空手の指導にいっていた時にクラタペッパーに出会って「こんな美味しい胡椒は初めてだ」とよく買いに行ったそうです。「今じゃ食べないんですが、カップラーメンにいれると極上のラーメンになったんですよ」と昔話。
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倉田さんがカンボジアの支援に入って後、胡椒と出会ったのは20年前だったそうです。ポルポト時代に荒れてしまった農地、胡椒に関する資料はみんな焼かれていましたが、
当時叔父さんがカンボジアにいて胡椒のことを教えてもらったこと、叔父さんの持っていた資料があったこと、1件だけに在来の胡椒の木が残っていたこと、
これら3つのタイミングと運がよかったことが今のクラタペッパーに繋がったそうです。

過去に世界一美味しいといわれたカンボジアの胡椒をもう一度世界に認めてもらえるようにその夢を語られました。
現在ヨーロッパはドイツとデンマークに輸出しています。日本は2013年からです。

       DSC03170.JPG¥715
白胡椒は雨水に浸けて外皮が腐って剥がれるので白くなります。水に浸かって発酵した香りです。手間はかかりますが、味がマイルドになり旨みが増えます。
今年の白胡椒は雨期に雨が少なかったことから生産量が少なく、今店頭にあるものだけになりました。
       
       DSC03065.JPG¥700       
黒胡椒は収穫後乾燥させたもの。皮にあるアロマが薫ります。

豆腐にオリーブオイルと胡椒をかける。
天むすびのご飯と衣に入れているお店があるそうです。衣の油の味が消えるそうです。
甘いものに入れるとしまった味になるそうです。パンに入れたり煎餅に使う企業もあるそうです。
江戸時代にはすでに胡椒が使われていました。このことは「みおつくし料理帖」を読んで知ったんですよ。
洋食・エスニック・和食に調和するんですね。

倉田さんの「カンボジアのために」という気持ちは私心がなく本気だな、と感じ入るお話も伺えました。
どうぞ、クラタペッパーをよろしくお願いします。
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2015年10月18日

枕崎〜生産者に会いにNO.3

9月9、10日の鰹節生産者に会う 枕崎 最後です。

入札会が終わってから、タイコウ稲葉さんに案内してもらって3件の工場を見学することができた。
みなさん快く、本当に親切に案内し説明をしてくださった。感謝です。
この見学は大きな収穫だった。

枕崎には50件ほどの鰹節製造工場がある。町の住宅の間にある。日常生活の、暮らしの中にある。
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巻き網の鰹を解凍している様子。(上の写真)

煮上げた鰹の骨を取っている。(下記3枚写真)働くのは外国人の方が多いそうだ。
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焙乾も急造庫と焼津式の両方を見ることができた。
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一番かび後、屋上で日干の様子。
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見せていただいた1軒は、1日に6〜7トン、もう1軒は10トンの鰹を捌くそうだ。

それぞれの工場でそれぞれの経営と取引先の要望に応じた鰹節製造の仕方をしている。
いいとか悪いとかはなく、求める人たちに応えた、それぞれのやり方の精一杯の鰹節を作っている。
和食を支える失くしてはいけない産業だ。私たち消費者は「鰹節を食べようよ、出汁をとろうよ」そんなことを感じた工場見学だった。

そして、宮下さんとタイコウさんは
たくさんの人でなくていい。(もともとたくさんの人に渡る量はできないのだから、)
こういう鰹節を求める人にきっちりとハマればいい。
手を抜かない精一杯の誇りを持った仕事をする。
本当に美味しいと思える鰹節を目利きしていく。
どちらも時間と手間を惜しまない仕事の形です。

お金のことでいえば、2日間見聞きして実感しました。
タイコウの1本釣り本枯節は安いです。
削った花くらべも美味しいけど、1本物は尚一層美味しくて安いです。
食卓に削り器を置いて削りましょう。
お薦めの削り器も販売してますよ〜。
お昼時、店主が毎日しゅっしゅと鰹節を削っているいい音がしてます。

もうひとついえば、鰹節製造は大変エコな産業です。まず、鰹は捨てるところがない。
煮汁は業者が回って買うそうです。「かつおエキス」になります。骨はカルシュウム原料になる。目玉などはDHAが豊富でサプリメントになる。それらもお金になるのです。
そして、大量の薪を使います。間伐材を使う森林保護に役立っています。

鰹だしの素じゃなく、鰹節を食べたり使おうね〜





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2015年10月14日

枕崎〜鰹節生産者 その2

9月9、10日の枕崎行きは、10日の鰹節の入札会にタイコウ稲葉社長が行くと聞いて同行させてもらったのです。飛行機にタイコウさんの同業者も何人か乗っていらっしゃいました。
全国から鰹節問屋さんが集まりました。

幸運なことに、10日、港に巻き網の鰹が揚がって競りがありました。
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競りの前に今日入った鰹の下見です。鰹運搬船が運んできた巻き網物がコンベアーで運ばれ、大きさ・捻じれや傷みのあるなしなどの基準で質によってどんどん仕分けされます。
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次々と。
これをみて生産業者は仕入れるかどうかや入札価格を決めます。見ることのできるのは買う量の極一部なので後は推測するのです。

6時45分、競りが始まりました。景気よく調子をとった声を上げ札を叩いて、入札を促しているようです。
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業者が木の札に仕入れ値を書いてどんどん投げ入れ、次々と競り落とされていきます。独特の雰囲気で面白い。

 第70回さつま鰹節産地入札即売会を見学。
会場は元水産高校の校舎で、広い会場です。隣には有名な焼酎さつま白波の立派な工場があります。
 8時から下見です。枕崎の生産者のさまざまな鰹節とさば節がずらーっと並びます。
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これだけのたくさんの生産者の鰹節をみられる機会は私たち(自然村)にはめったにあることではない。
見比べたり、稲葉さんや宮下さんの息子さんにいろんな質問をする。
左手の荒節が宮下さんとこのです。右手と比べるとよく分かるでしょ。
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9時 組合長や市長の挨拶などがあり、入札開始。
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ベルトコンベアーに箱に入った鰹節やサバ節が流れていきます。その前に座った業者さんが紙に値を書いて渡していきます。
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景気の良い大きな声で調子を合わせて入札を盛り上げています。
1箱18kg〜20kg入りで、鰹節は3215箱、サバ節は5657箱が出品され、すべて落札され入札は終了しました。
 今年は昨年よりも高値が付き、全体によい節が多かったようです。生産者さんも明るい表情でした。

 お昼は会場の上で生産者総出でお接待がありました。至れり尽くせりです。
稲葉さん、宮下さんの息子さんと一緒に会食。
稲葉さんは宮下さんの鰹節を落札しました。

私は稲葉さんの入り値を知っています。胸の内で簡単に計算してみました。
買った鰹節は全て姿節になるのではありません。
日干と選別を繰り返し、「美味しい」と思う品だけを姿節にし、後は削った商品にします。
姿節になるのは極わずかなのです。
タイコウ本枯節姿節(一本物)の小売り値は1g¥10(税抜)です。
「稲葉さん、本枯節、安いですよね。安すぎますよね。」
稲葉さんはにやっと笑いました。
稲葉さんが息子さんに話します。
「買ったものが全ていいものとは限らない、箱全部節(1本物)にならないこともあるんだよ。でも、それは鰹の質だから仕方ない。」
「いいものを作れ。作ったものを俺は全部買う。そうして、価値を高めて売る。」
「俺は生産者にもうけてもらいたいんだ。」

タイコウの理念を改めて紹介しますね。ちゃんと読んでね。理念と実際がぴったり合っていると感じませんか?
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宮下誠さんは昨晩の焼肉屋で言っていました。
仕事は始めからきちんきちんと丁寧にしないと、一か所抜けてもダメなんだ。
その仕事を小さい頃から見続け、今そばで仕事をする息子さんはしっかりと受け継いでいくだろうと思いました。

枕崎訪問記はまだ続きます。読んでね。






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2015年10月11日

枕崎〜鰹節生産者

下記は枕崎を訪れた後、店主がまとめた文章に私の文章を挟んだものになります。
長い文になりますが最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

2015年9月9日〜10日 枕崎訪問記

枕崎市は鹿児島県薩摩半島の南端にあります。枕崎駅はJR指宿枕崎線の終着駅で、鉄道の最南端駅でもあります。東シナ海の水平線が望める素敵なところです。緑が多く、トンビが舞い、トンボも飛んでいます。町を離れれば、明かりがなく月と星だけの世界です。
 枕崎市は古来より、カツオの一本釣漁業が盛んであり、「カツオのまち」として発展してきました。また、水産加工業は節加工業(かつお節、さば節等)が大部分を占めており、かつお漁業とともに枕崎市の基幹産業になっています。節類の生産量は、年間約16,300トンで全国の鰹節生産量の約4割を占め、全国一の生産地となっています。
 しかし、過去120〜130社あったのが、現在は50社になっています。

9月9日
 羽田空港で、タイコウの稲葉さんと合流し鹿児島空港へ、レンタカーを借り枕崎へ向かい、鰹節生産者の宮下誠さんの工場を訪問。
 枕崎に大変な被害を及ぼした大型台風の高波の影響か海岸線の木々が潮焼けして枯れているのが目についた。海は美しく光って広がる。 
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誠さん、奥さん、息子さん二人の家族経営の生産者です。
宮下さんの工場は、掃除が行き届いたきれいな仕事場です。
当日は仕事は休みで片付いた仕事場には鰹節のよい香りがしている。想像していた生臭い匂など微塵もない。息子さんの話では、普段、仕事中でも何度も掃除をするそうだ。
他の工場と比べても宮下さんの工場の綺麗さは格別なんだそう。

早速、事務所でいろいろなお話を伺う。

自然村からのお土産は仁井田本家の料理酒「旬味」1升瓶(鞄に入れて持って行った。重かった〜)
タイコウさんは土居さんの天然真昆布を何枚も。
一本釣本枯節の生産者へのお土産にふさわしいものたちでしょう
るんるん

・鰹節は作り方で、いろいろな種類がある。
 仕上節、純仕上節、荒仕上節、カビ付荒節、荒節(花かつおの原料)
・火で燻す焙乾は2種類ある。
  急造庫<キュウゾッコ>―下から直接燻す・・宮下さんはこちら。
  焼津式       −別の部屋で炊いた煙を送風する
仕事は休みでも焙乾は続いている。
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煮上がった鰹を棚に並べて下から薪を焚いて燻す。地下に降りて扉を開けたら煙が凄くて私は死ぬかと思った。急いで階段を上がりたいけど苦しくて〜「火事で煙にまかれて・・」実体験した。

・製造に時間がかかる。出来上がるまで、早くて7〜8か月かかる。
  煮る ー1時間40〜50分(たんぱく質が変わればいい)
  燻し ー1か月
  削り ー1か月
  かび付―1番かび・3週間
  干し
  かび付―2番かび・10日位
  その後、2週間に1回の干しを3か月
・近海の一本釣りの鰹と巻網漁の鰹は、見た目が大きく違う。
  一本釣りの鰹―背中の青色が残っていて、生のようにきれい。
 翌日(9/10)仕事のある宮下さんを再訪問した時、近海物一本釣りの鰹を見せてもらった。冷凍を水に浸けて解凍しているのだが、この光を見てください。鮮度が違う。
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巻き網の冷凍物と比較すると違いがよ〜く分かる。
  
巻網漁の鰹 −背中の青色がない。押されて変形していたり、尻尾がなかったりと傷みがある。
・鮮度のいい鰹は、自然といい節になる。
 鮮度だけでなく、脂ののり具合。少なく痩せていてはだめだし、脂が多すぎてもダメ。
 春、小笠原の1本釣りがあったが宮下さんは買わなかった。痩せているのが分かっているからだ。

鰹1本1本の魚質が違う。本枯節に向かない鰹は、花かつおに回す。
1番かびが大事。かび付の回数でなく、寝かせると良くなる。
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 室で一番かびをつけている。コンピュータ制御になっているが稲葉さんの話では「宮下は器械の前でじーっと睨んでいるんだよな」機械化されていても機械が作るのでない。人だ。
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 鰹はその時その時で質が違うし、季節でも湿度とか違うからそれを見極めた仕事をする。
丁度、ご飯を炊くときの米と同じと考えてみたらよく分かる話だった。
いいかびはふわ〜っと明るい色をしている。


JAS法では本枯節というのは2回以上のかび付をしたものという規定になっている。かび付が多いほど良い出汁のでる鰹節になるというイメージを抱いている人がいるが、多ければ良い出汁がとれるとは限らない。
なにより、鰹の質
・稲葉さんは「宮下さんの節は、雰囲気が柔らかくて、そして力強さがある」と言われます。僕にはよく分からないけど、なんとなくいい雰囲気を持っているのはわかるような気がします。
宮下さんは焙乾後の削りの腕が違うそうです。美的感覚というんでしょうか。宮下さんと稲葉さんが節の形について話している時の雰囲気がいい感じでした。
 鰹節の作り方は、
先ず、鰹の頭を落とし、三枚におろし、一枚を背と腹に分けます。これをあいだちという。この「あいだち」の入れ方の違い。これを煮ます。煮る時の鰹の並べ方でも形が変わるそうです。
ちなみに、あいだちはまだ宮下さんだけがして、息子たちはまださせてもらえません。
また、「あいだち」の仕方は生産者それぞれ違うので仕上がった節をみればどの生産者のか分かるそうです。
 焙乾後の姿。タールが美しく光っている。
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 これが焙乾後グラインダーで削っている様子です。
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近海ものの鮮度がよいのは削るとピンクがかった色がでるそうです。

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その晩は、海を眺めながら温泉の露天風呂。そして、ぴちぴちの魚、刺身か!と想像していたら、
なんと行った先は焼肉!
港なのになんで〜。「枕崎にはよい魚が揚がらないんだ。いい魚は鹿児島市に行っちゃうんだ。」そうです・・
焼肉美味しかったです!たらふくいただきました!食べただけでなく宮下さん一家と稲葉さんの絆をしっかり見聞き実感しましたよ。

翌日も充実の巻です。続きをお楽しみにわーい(嬉しい顔)

・いい原料⇒いい造り⇒いい鰹節⇒そして買う人がいて回っていく。
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10月12日祝日でも営業してます。タイコウの鰹節たくさんありますよ〜わーい(嬉しい顔)
美味しい野菜と美味しいお出汁は恋人同士ハートたち(複数ハート)ペアでお買い求めくださいね。へへへ〜わーい(嬉しい顔)
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2015年09月21日

小公子葡萄 収穫援農

良いお天気でした。
山葡萄系の葡萄 小公子の収穫の援農に行ってきました。
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鋏で房を採って、小さな未熟な粒をとり除きます。皮が破れて濡れた粒も除きます。それは時々口に入れて種ごとカリカリ、鳥になる。
果汁に手が濡れる。
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今年は今までに例のない雨・雨雨続きで日照がなかった。その影響で糖度がなかなか上がらなかったが
今、小公子の糖度は25度、26度! 
抗酸化力アントシアニンの量は計測はしていないが素晴らしく高いと予想させる。

収穫した小公子を店に送ってもらいました。ピアレス・ワイングランド・牧5号、サフォークレッドもです。

澤登さんの畑の援農、疲れはあるけど、いつも「行きたい!」と思うし、「気持ちよかった!」ってお土産もらって帰ります。久しぶりの葡萄の収穫、日が暮れてしまったけどもっとしたかったな。

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2014年11月03日

澤登さんの畑へ

澤登さんの畑へ、キウイフルーツ収穫の援農に行ってきました。
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大勢の人が駆けつけました。子供も大活躍で力強い助っ人です。
しかりといい実がなっていましたよ。上向きや屈んでの収穫、運搬は重労働。自然追熟したクインシー(キウイの品種)を半分に割ってきゅっと絞って食べる。素晴らしい香りと爽やかな甘さにニコッとなって充電!
お茶休憩。
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収穫したキウイフルーツはエチレンガスの強制追熟でなく、低温貯蔵でゆっくり追熟させてから出荷されます。

今回の援農は特別な想いで参加しました。
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お父様 芳さんの亡き後、お父さんの想い、お父様が土を育み、作物を育ててきた果樹園を、長女の早苗さん、夫の芳英さんが中心となって継承、発展させていかれます。
 最後の入院中も取材を受けたり、今年の小公子のジュースを飲まれたそうです。最後まで葡萄とキウイフルーツと共にあった人生を全うされたそうです。

10月2週目はじめで突然、葡萄が終わってしまったようなかたちだったのはこういう事情がありました。

さて、実は数種類ですが、まだ葡萄が畑にあるのです。
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これはワイングランド。手前は干し葡萄にしたもの。今週とできたら来週もいただきたいとお願いしてきました。
今週の木曜日水曜日に葡萄が届きます。ワイングランドとなにか。お父様の名前の付いたもあるそうです。
私にとって特別な存在である澤登さんの完全無農薬有機栽培葡萄です。みなさんに今年最後の葡萄を是非食べていただきたいと願っています。

澤登さんの葡萄が届いたら、木村秋則さんのジョナゴールドと合わせたセット
最高の届けたい!をご案内します。
澤登葡萄 2袋(1袋400g)+木村秋則ジョナゴールド5個¥4900(税抜)+送料実費・・リサイクル段ボール箱使用。
予約申し込みはshop@sizenmura.jpへ。


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2014年10月27日

肴豆、世界一

昨日(10/26)新潟の栃尾の生産者さんの畑にお邪魔してきました。

10月、初めて販売した新潟県長岡の在来品種枝豆肴豆と刈屋家だけに伝わるばあちゃんの世界一枝豆、
どちらも香り高くコクがあったり、甘!!い素晴らしい枝豆でしたね。
私の宝の引き出しにしまってありますわーい(嬉しい顔)

この枝豆を農薬・肥料を使わずに栽培している刈屋さんです。兄弟ふたりですがお兄さんが案内してくれました。  DSC02601.JPG

種とり用の株です。世界一は丈がそんなに高くなく、莢は真ん中に集まってぎゅっと付きます。
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こちらは肴豆を栽培した畑。
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肴豆は丈が高くなります。刈り取って束を抱えて坂を上がるのは大仕事だったようです。
肴豆は枝が広がって、莢もばらばらに付きます。
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莢の形がすらっとして反っていますね。
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世界一と比較して見ることができ、それぞれの特徴がよく分かりました。
 収穫、運搬、枝から莢を外して選別して量って袋詰めするって大変な作業です。昨年は手作業で莢を取っていたそうです。今年は安い莢採り機械を買って随分助かったそうです。
若い「変わり者のふたり」には応援してくれる仲間が大勢いて手伝ってくれるんですって。

今年、肴豆や世界一を味わってくれたお客さんへ。こんな感じの所で育ち、大勢の助っ人たちによって届けられた枝豆だったんですよ。本当に美味しかったですね。来年まで覚えていてね。
くれぐれも言いますね、在来の美味しい枝豆は9月、10月ですよ〜。

そして、奇跡の繋がりがまた発生したんでするんるん
今日(10/27)あるお客さんがエアーメールを持ってご来店。カナダ・バンクーバーで有機農業研修をしているお孫さん(女性)がおじいちゃん、おばあちゃんに近況を綴っています。
了解を得て写真で紹介します。拡大して読んでください。
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ね、びっくりしました。目
お孫さんと刈屋さんが繋がっていて、しかも昨日私たちが刈屋さんのところに行った翌日にこんな知らせが届いたんですよるんるんミラクルでしょぅ〜わーい(嬉しい顔)

昨日は暖かい日でした。野の花がいろいろに咲いて摘んで帰りたいようでした。あら!
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2014年09月16日

思いがけない贈り物

箱が届きました。送り主をみてびっくり。
奈良の葛城山の麓のおひさん自然農園さんからでした。

夏前からの天候不順に悩み、夏の間も思うような実り、収穫を得られずに、奈良の町での販売や個人宅配も全て止めていらっしゃいます。
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その中からこんなにたくさんのおすそ分けを送ってくれたのです。胸がいっぱいになりました。
今晩いただきます。
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おひさんが取材を受けた雑誌も入れてくれました。読みたかったんだ!
店でみなさんに読んでいただけるよう置いてあります。

厳しい夏を過ぎて、今は冬に向けての準備を始めているそうです。販売の再開を暖かい心で待っている奈良の人々が大勢います。自然村にもまた送っていただける日が来ることを願って待っています。

さあ、この箱に、何か入れて感謝の気持ちを送ろうね、と店主と考えています。

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2014年09月06日

佐久間さんのお便り

久しぶりに千葉の佐久間さんから野菜が届きました。

人柄を現している野菜たち。野の花のようにひそやかで清楚な姿です。
ときわ地這きゅうり、モロヘイヤ、地這太レイシ、ささげ。
ずんぐりきゅうりるんるん 柔らかモロヘイヤるんるん、ちびっこ白・緑レイシるんるん、爪を赤く染めたささげるんるん

何もPOPも書かずに、そっと並べていたら、どんな人が手に取ってくれるか、
素敵なものたちが入荷すると声を掛けずにいられない私ですが、黙っていようと思います。(できるかな〜?)
野菜たちのささやきを聞きとれる人に買ってもらえたらいいな。

佐久間さんのお米 初霜1kg¥1200も来ました。初霜のことにも触れられているお便りが入っていました。紹介します。佐久間さんの農業に対しての想いも垣間見れます。
では、長いですが読んでください。
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9/2 
いつもありがとうございます。急な秋の訪れを感じる涼しさ、肌寒さから今日は暑さが戻りました。風邪は北東の風で気持ち良いです。ミンミンゼミが再び元気に聞こえます。
 我が家の1番収穫の遅いハツシモは茎が膨らみ、穂を出す寸前です。わが田んぼに導入してから6年、少し穂が出る時期が早くなってきました。この土地、気候に順応してきたのでしょうか。
肥料分を施さなくてもよく育ってくれる品種のひとつです。名前の通り、霜の降りるころ(今は稲刈りよりも霜の時期が遅くなりました。)収穫となります。大粒であっさりとし、夏を越しても風味が変わらず弾力があると言われます。東海、関西で以前はよく知られていた米です。脱穀まで無事におわればと思っています。出荷は11月いっぱいにできるかどうかです。天気次第です。(注:はざかけ天日干しをするため)
 一般に、農薬を使わない作り方はいろいろあります。それぞれ農家は信念を持って取りくんでいます。堆肥をはじめぬか、油かす、鶏糞などを施す人、何も施さない人、畑にビニールを張りめぐらす人、自然の素材を生かすひと様々です。私のところは農薬を使わないのはもちろんですが、ビニール(草を抑えたり、成長を早めたりする)も、肥料分も使いません。自然の営みを感じるには、これらは妨げになる気がします。草を生やして伸び過ぎたら刈る、取る。今はそれだけになりました。草の生え具合、茂り加減を見て種を播く。そんな易しいようで難しい。難しいようで楽しいやり方です。種もできるだけ採るようにしています。その方がよく育ちますし、種はなによりも大切です。
posted by 自然村 at 13:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 生産・製造者紹介