入札会が終わってから、タイコウ稲葉さんに案内してもらって3件の工場を見学することができた。
みなさん快く、本当に親切に案内し説明をしてくださった。感謝です。
この見学は大きな収穫だった。
枕崎には50件ほどの鰹節製造工場がある。町の住宅の間にある。日常生活の、暮らしの中にある。
巻き網の鰹を解凍している様子。(上の写真)
煮上げた鰹の骨を取っている。(下記3枚写真)働くのは外国人の方が多いそうだ。
焙乾も急造庫と焼津式の両方を見ることができた。
一番かび後、屋上で日干の様子。
見せていただいた1軒は、1日に6〜7トン、もう1軒は10トンの鰹を捌くそうだ。
それぞれの工場でそれぞれの経営と取引先の要望に応じた鰹節製造の仕方をしている。
いいとか悪いとかはなく、求める人たちに応えた、それぞれのやり方の精一杯の鰹節を作っている。
和食を支える失くしてはいけない産業だ。私たち消費者は「鰹節を食べようよ、出汁をとろうよ」そんなことを感じた工場見学だった。
そして、宮下さんとタイコウさんは
たくさんの人でなくていい。(もともとたくさんの人に渡る量はできないのだから、)
こういう鰹節を求める人にきっちりとハマればいい。
手を抜かない精一杯の誇りを持った仕事をする。
本当に美味しいと思える鰹節を目利きしていく。
どちらも時間と手間を惜しまない仕事の形です。
お金のことでいえば、2日間見聞きして実感しました。
タイコウの1本釣り本枯節は安いです。
削った花くらべも美味しいけど、1本物は尚一層美味しくて安いです。
食卓に削り器を置いて削りましょう。
お薦めの削り器も販売してますよ〜。
お昼時、店主が毎日しゅっしゅと鰹節を削っているいい音がしてます。
もうひとついえば、鰹節製造は大変エコな産業です。まず、鰹は捨てるところがない。
煮汁は業者が回って買うそうです。「かつおエキス」になります。骨はカルシュウム原料になる。目玉などはDHAが豊富でサプリメントになる。それらもお金になるのです。
そして、大量の薪を使います。間伐材を使う森林保護に役立っています。
鰹だしの素じゃなく、鰹節を食べたり使おうね〜