2016年05月24日

入荷情報

入荷情報です。

橋本農園さん:自家採種・無肥料無農薬
固定種 新玉ねぎ・・自然村で買い物するならこれ抜きではありえな〜いわーい(嬉しい顔)
どこの家庭でも玉ねぎは食べるでしょ。種から生命力ある玉ねぎはそうそうは売っていません。
美味しいんですよ〜ハートたち(複数ハート)
自家採種 葉付き黒田5寸人参(人参は細目)。こちらも、自然村で買い物するなら外せない野菜のひとつだな〜わーい(嬉しい顔)へへへ。命喜ぶ種から元気な人参を食べようね。
自家採種時無し大根。こちらは全て予約で売り切れました。

ポラン広場からは、ボゴール種パイナップル¥980。特別価格のピーチパイン¥340もまだあります。
サラダが美味しい時期。熊本県澤村さんの有機トマト(でっかい!)、レタスも柔らかく甘いですよ!
北海道の農薬・化学肥料不使用のアスパラ、ホワイトアスパラ。などなど。
お勧めは実山椒塩漬けや醤油漬けをしませんか。本日瀬戸内の上品新物ちりめん40g¥390が届きました。手作りちりめん山椒つくります?るんるん

明日はなごみ農園さんから蚕豆やズッキーニ、ミニケールなどが届く予定

石井喜美枝さんの白ぶどう豆がた〜くさん、届きます。今朝捥いで「豆、いるのかい?」って電話くれました。
「気温が高いからいっぺんになって一回だけしかないの」
欲しいですとも。いただけるだけ全部ください!

青見平の卵も入荷。ぐるめくにひろさんの豚肉も。ポラン広場の入荷、ろばやさんの焙煎仕立ての珈琲豆各種とアイスコーヒーも始まります。
忙しい水曜日

練馬区の町ゼミに参加します。6月26日にミニゼミします。25日が申し込み受付開始。
らっきょう、梅、さくらんぼのチラシ配布始めました。
忙しい水曜日。
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2016年05月11日

おひさんのうすい豌豆で

今年もこの季節が巡ってきた!という幸せを食べることで感じられます。        
         2016年うすい豌豆おひさん豆ご飯.jpg
昨日の朝、おひさんから贈られたうすい豌豆で豆ご飯を炊きました。
莢を水に浸けて豆を剥き、
莢を水から茹でて茹で汁でご飯を炊きました。
豆はお米と一緒に炊き上げます。

そうした手順にしたのは、2015年5月26日のブログです。
http://blog.sizenmura.jp/article/134319407.html

茹でた莢は今年は捨てませんでした。
莢の内側の硬いところを爪を使って剥ぎ取りました。
半信半疑で食べてみると、優しい甘さがあって美味しい〜ハートたち(複数ハート)
透かしてみるとウスバカゲロウのようです。
炒めずに荒らしぼりオルチョ(オリーブオイル)と塩をかけて食べました。
         2016年おひさん、うすい豌豆の莢.jpg

初々しいうすい豌豆は筋以外すべて楽しめます。おひさんのうすい豌豆を買ってくださった方、
莢は捨てないでねるんるん

筍ご飯と同じく、1年にせめて一度は食べたい季節のご飯
豆ご飯
飯田さんのうすい豌豆はこれからが本番になります。

年々歳々、今年もこの季節が巡って来たという喜びが重なっていきます。
季節を食べることは・・・と思うのです。
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2016年05月09日

今年も青豆・青豆・青豆!

筍三昧の時が過ぎて、端境期、これという野菜がない時にも心はこれに奪われていました。
いつ始まるか、いつ始まるかと心騒がせていたのは
青莢豆です。
先週末に始まった飯田さんの青莢豆が今週ピークを迎えました。
こんなに一杯採るのは大変な作業です。やってみれば分かります。
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さらさらと風に揺られすれる時の音が絹擦れの音に似ているとか。日本絹さや。
スナップ豌豆。園研大莢絹さや。
木曜日収穫で今シーズンは終わりそうです。ほんの1週間程。ぼやぼやしていたらこの恩恵を逃してしまいます。なんといっても歯触りと香り甘みがなんともいえないです。たっぷりたっぷりの料理にしてこそこの美味しさを堪能できます。

思いがけない嬉しい贈り物が届きました。
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奈良県葛城山麓で自然農で野菜を慈しむ晴れおひさん自然農園さんが今年も
うすい豌豆を贈ってくださいました。
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エジプト豆やスナップ豌豆や絹さやは今年は種用になります。生活サイクルがいろいろ変わったおひさんです。今春から少しづつ畑に立てる時間ができ、今、夏野菜の種降ろしをしている所だそうです。
またいつかおひさんの優しい愛の伝わる野菜が届くのを待っていてくださいね。

私はうすい豌豆に思い入れが強いのです。
昨年のブログをご覧ください。
http://blog.sizenmura.jp/article/139731839.html
おひさんのうすい豌豆は若い莢ですので、上記ブログ文中にある莢の炒め物にしてみようかな、と思っています。
当ブログの検索で「うすい豌豆」といれると、いろいろな記事を見られますのでお時間があるときにゆっくりご覧くださいね。

posted by 自然村 at 16:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 在来種・自家採種の野菜

2016年04月18日

やぐら葱

明日も橋本農園さんの固定種(種子消毒無し)の汐止葱が届きます。
葱は今頃、葉先にネギ坊主ができてきます。収穫後も茎を伸ばし葱坊主ができます。
葱坊主ができると葱は固くなります。汐止葱もそろそろ終盤を迎える時期です。名残にご利用ください。

さて、昨年秋、珍しい葱を紹介販売いたしました。やぐら葱です。
http://blog.sizenmura.jp/article/166274657.html
プランターや庭に移植なさった方もいらっしゃるでしょう。今、どんな様子ですか。

汐止葱に葱坊主が出てきたのでふと思い出して、店の裏に置きっぱなしになっているやぐら葱を見てみました。そうしたらねるんるん
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薄いベールの中に、ほらねハートたち(複数ハート)
ネットの検索では5月頃に葉先に珠芽ができると書いてありましたが、今年は気温が高めのせいでしょうか。
ベールから赤ちゃんの誕生が楽しみです。

みなさんのところのやぐら葱はどうですか?


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2016年04月12日

固定種 葉付新玉ねぎ

橋本農園さんも固定種の新玉ねぎが始まりました。
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柔らかい葉付です。
先っちょをちぎって齧ってみました。
柔らかい甘みと春の香りが口に広がって、なんとも優しい気持ちになりました。

固定種の玉ねぎ自体が貴重品ですが、葉付となると短い期間だけの贈り物です。

のらぼう菜も届きました。ぽきっぽきっと茎を折れるところから使ってくださいね。
昨晩は、のらぼう菜を茹でたのと水で戻したひじきを胡桃和えにしました。
野の春と海の春
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このひじきは大分県佐伯市の新栄丸さんの鉄釜炊のひじきです。
多分明日から販売始まります。柔らかく磯の香り高いです。

橋本さんの新玉ねぎをみながら、今晩は、ひじきとスライスオニオンのサラダとかき揚げにしようかな〜
なんて考えてます。
汐留ねぎも届いています。佐久間さんの汐止葱は細いです。こちらもぶつ切りにして焼いたりかき揚げに最高です。

posted by 自然村 at 14:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 在来種・自家採種の野菜

2016年04月01日

今シーズン最後の岩崎政利さんの野菜

雲仙のたねの自然農園は花の季節を迎えています。

今シーズン最後の野菜たちは、
じゃがいも・黒田5寸人参・里芋・レッドマスタード・アートグリーン菜(五月菜)・紅芯大根・時無し大根・岩崎ねぎ・平家大根。
サニーレタス・キャベツは一般種。

お便りは後程紹介します。
posted by 自然村 at 09:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 在来種・自家採種の野菜

2016年03月19日

佐久間さんの野菜たち入荷しました。

佐久間草生園さんの自然農の野菜が届きました。
紅色の蕾の枝も一緒です。棕櫚か葉蘭かで枝を束ねてあります。胸キュン。
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先日くださったキフジの蕾がほころび始めました。

チンゲン菜の菜花と汐止葱と人参と神楽もち米です。

同じく、自然農の大白大豆が届きました。真珠のような綺麗な粒です。
こちらは後程ご案内します。

佐久間さんも大白大豆のiikarakanさんも、人がらを映して純粋で美しい作物です。

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2016年03月18日

続けて食べてこそ

岩崎さんの在来の野菜セット直送は今週、来週で一旦休みになります。

定期購入してくださっているSさんからのメールです。


まだ外は明るく暖かな小雨が降っています。

昨日も岩崎さんのお野菜がたくさん届きました。
最後にして初めての青菜もあり。
ブロッコリーの外葉をつまみぐいしてその美味しさに目を丸くしたり。
ほんとうにありがたいことです。

そんな経験を少しずつ重ねることで、長いものも太いものも、どうしよう手ごわいぞと思わなくなりました(笑)
おかげさまで、うれしいことです。
もっといのちの個性をみつめられるようになりたいです。


Fさんからは、
今シーズン最後の野菜の一つ一つの味や形状なども観察しながら大切に食べていきたいと思います。届いた野菜の根元や茎をカットして初めにいただくのも楽しみの一つになりました。いろいろな食べ方がありますね。本当にワクワクします。


端境期をはさみながらも、食べ続けてくださっている人たち。食べ続けていることで開かれる扉があるようです。
そういうかたがたがいて、種を守り続ける人がいて。
どちらが先ということでなく、両輪ですね。共に歩む。

葉物は蕾を持っています。中心の茎は太く硬くなってきました。葉の軸は皮が硬くなりました。
それでも、茎を齧ると、凝縮した味に驚きます。
初めての方もどうぞ、畑の今そのままの野菜を「戸惑いながらも」お楽しみください。おおらかにわーい(嬉しい顔)
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2016年03月16日

春の入荷

佐久間さんからの荷
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清々しいチンゲン菜の菜花の布団に寝かしたようにキフジの枝が置かれていました。

その下には眼に柔らかき汐止葱と人参、イセヒカリ玄米。
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全て自家採種・自然農

佐久間さんのお便りを抜粋して。
 18年前初めて種を播いたレンゲがちらほら咲いています。5年前の大震災以降、あまり生えていなかったレンゲは突然茂るようになりました。眠っていた種が目を覚ましたかのようです。5年前、この田んぼは波を打ちました。各地で大震災になっているとは思いもしませんでした。車で20分ほどの地区が津波にのまれるとは思いもしませんでした。
 激しい揺れに目を覚ましたレンゲのように、私たちも一層、丁寧に農業をするようになりました。
お米の機械乾燥を止め、全て天日干しに変えてきました。
安易に電気や灯油を使わずに、本来の美味しさを求めました。また、何が起きても農業がつづけられるように、野菜の種をとる品種を増やしました。
異常気象、流通のストップなど何が起こるか分からない、何が起きてもおかしくない昨今です。できるだけのことをしていきたいと思っています。
よい時期になり種をこれから播いていきます。
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かわひこ

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先日、紹介した屋久島在来里芋「かわひこ」をお客さんに食べてもらいたいと、問い合わせたところ
このような返事をいただいた。
大変貴重な里芋をいただいたのだ。今まで里芋は味はもちろんながら、ぬめりとか粘りとかねっとりとかほっこりといった食感に注目していて、「香り」ということには気が付かないでいた。
残り1個あるので「鼻に抜ける香り」を感じるように食したい。

メール「カワヒコ」ですが、屋久島でもほとんど生産者が残っておらず、
昨年結構探して種芋を入手し栽培してみました。
私は大の里芋好きなので色々な品種の里芋を栽培しておりますが、
その中でも最も美味しいと思います。鼻に抜ける香りが最高です。
ところが栽培してみると、お送りしたものは親芋なのですが、
親芋の周りに小芋・孫芋がびっしりつくのですが、食べられるサイズではありません。
つまり可食部は親芋だけなのです。一株であのサイズの親芋のみが可食部となると
なかなか換金作物としては劣等生で、屋久島でも姿を消していっている理由がわかりました。
加えて超晩生で収穫期は年末から2月くらい。さらに一般の里芋のように日持ちがしません。
掘り上げてしばらくすると中身がスポンジ状になる場合があります。(外観ではわかりづらい。)
お送りしたものは大丈夫だったでしょうか?
それでも是非召し上がって欲しかったので同梱した次第です。
おそらく、原種に近いのだと思います。


いつか、お客さん「かわひこ」を味わってもらえる日がくることを願っています。かわひこ、覚えていてね。

それから、屋久島の枇杷、4月初めに届きます。今年は豊作のようなのでたくさんのご注文をお待ちしています。
落花生入り玄米ポンやさつま芋も絶賛販売中です。








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2016年03月14日

屋久島在来 かわひこ

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屋久島在来里芋かわひこを調理しました。

一般の里芋と比べて芋の皮と実は硬く包丁に力を必要としましたが、
皮を剥きながら あらま〜と嬉しくなってしまった。
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可愛い紅梅 桜色。春色

岩崎さん家だけに伝わるつくね芋も皮の裏に濃く美しい紫色を潜めているけど、
こんな色を潜めて料理する人を喜ばせてくれるお芋さん、素敵。

かわひこは、鹿児島県のHPによると
「由来など
屋久島の代表的なサトイモ「かわひこ=かばしこ」は,江戸時代の少し前に南方から屋久島町栗生に導入されたと伝えられている。
屋久町郷土誌のなかに,元旦の吸い物は,里芋が一個入ったもので,これは必ずたべなけらばならない,と記述されている。(今年一年間の無病息災を願う習わしとして受け継がれている。)」

かわひこを大きく6切にして煮物にしてみました。ぬるぬるではなく、
本当にもちもちしていてこんな食感の里芋は初めて食べました。
元旦の吸い物にぴったりのもちもちです。味も大変よろしいです。

いつかお客さんにも食べてもらえる日が来るでしょうか。
かわひこ名前を憶えていてくださいね。
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2016年02月27日

つけ菜の多様性

明日の町ゼミのためにお願いしました野菜がたくさん届きました。
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岩崎政利さんの雲仙たねの自然農園からの葉物
つけ菜の多様性をみていただけます。
販売をしていますのでどうぞご来店ください。

雲仙こぶ高菜、福立菜、長崎唐人菜、中生壬生菜・中生水菜・赤水菜・赤紫リアスからし菜・アートグリーン(五月菜)、花芯白菜菜、あぶら菜が届いています。

日本ほうれん草を入れてくださいました。董が立ち始めています。
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外見は捨てられてしまいそうな姿ですが
何と甘い甘い軸でしょう。
販売分は売れてしまいましたが1束は明日の町ゼミで味をみていただこうと思います。


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2016年02月09日

「たねは誰のもの」小冊子

雲仙からとても素晴らしいお土産を持ち帰りました。
そして、多くの方の元にも届けたくて、
今日、届きました。レジ台に置いています。
一冊、一冊、お話しながら手渡していかれたら。

          小冊子 「たねは誰のもの」
        堀口さん「たねは誰のもの」冊子表紙.jpg
堀口博子さんが岩崎政利さんの講演録や野菜箱に添えられた通信を整理し1冊の本にまとめようとしています。
今年の秋には、岩崎政利著「たねは誰のもの」の出版を目指しています。
この小冊子は第一章 たねを守り伝える が載せられています。
あれこれ説明はいりません。読んでいただいたら、きっと、と思います。
       
        種はだれのもの裏表紙.jpg裏表紙
添えられた写真も見事で、岩崎さんの手が種をあやす音が聞こえ、鞘を抱えてすたすた歩く動きも目の前のように思えます。真っ白な人参の花に顔寄せる姿、甘い香り。

一冊1000円でお渡ししています。
遠くの方は通販の箱に同梱できます。

堀口博子さんは日本にエディブル・スクールヤード「食育菜園」を紹介した訳者であります。
堀口さんには、以前、自然村が岩崎政利さんの講演会を主催した時に、映像や多様なかぶ・大根のパネルを提供していただきました。
堀口博子さんへ直接「たねは誰のもの」のお問い合わせは:ペブル・スタジオ
今年、秋に「たねは誰のもの」が一冊の本になることを願って。

種と共に生き暮らしてきた一農民の軌跡は農業にとどまらず、私たちの生き方社会に繋がると感じます。


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2016年02月07日

雲仙「種市大学」

「種市大学」2日目は、畑見学でした。
私たちを先ず迎えてくれたのは、まさに多様な冬野菜たち。
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山根さんが何度も言っておられました。
「今の時期、これだけの野菜のあるところは他にない。ここだけや」

岩津ねぎは元々兵庫県の在来作物です。生野銀山の働き手たちの胃袋を満たしてきた、兵庫自慢の美味しい葱です。山根さん岩津葱説明.jpg
        

前もブログに書きましたが、畑にいる岩崎さんは別人に見えます。それは講演会とか改まった場所と限らず畑にある小屋の中とも別人に私には見えるのですよ。
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本当に生き生きして、大きく見えます。
互いにたねを守ることに心を添わせてきた(岩崎さんの言葉によると「兄貴的な」)山根さんとの会話が、(私にはよく理解できない内容でも)とても嬉しげ楽しげに聞こえて私は嬉しくてなりませんでした。

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        石垣の傍にある母本選抜.jpg
畑の様子、多様性のこと、母本の選び方、実地に見ながら若手農家さんたちはどんな学びをされたでしょうか。彼らのこれからが楽しみです。

ホテルに戻って、昼食はブッフェ立食でした。
若手農家さんのたねとり野菜と岩崎さんの野菜を取り入れた数々の料理が並びました。
これも山本晋平シェフの美しい想いの料理だと思いました。
八女の中村さんが「これは僕の大浦牛蒡が使われています。」とちょっと誇らしげに言うのが心に残りました。他の農家さんも同じ想いだったのではないでしょうか。
野菜の名前と生産者の名前が書かれています。
プレートの字が写真では見にくいかもしれませんが、画像を拡大してご覧いただけたらと思います。
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2016年02月06日

雲仙「種市大学」から

紹介しました岩崎さんのお便りに、
「すこし高揚した心も次の日は現実に帰って早くもとの姿にもどさなければ、種とは、実に淡々としたなかで守られていくものです。たねの祭りはもう終わったのです。」とあります。

「見たこともない姿、そして色、このようなイベントとは、伝統野菜たちが普通に利用されていくためのスタートであるのかもしれません。」とあります。

「たくさんの人に食べられ続けて初めて守られ続けていくものだと実感しています。」とあります。

山本晋平シェフはじめ、多くのシェフたちの心を捉えはじめている在来種の野菜たち。
これら野菜を家庭の台所で毎日の食事で楽しむひとたちももちろんたくさんいます。

隔週で雲仙のたねの自然農園からお届けしているSさんは毎回メールをくださいます。
今週は、
メール岩崎さんのお野菜、今回は岩崎ならではの青菜たちがうれしかったです。
昨夜はこぼれたさまざまな青菜たちを集めて豆腐と炒め煮にしました。
土居さんの出汁醤油を少したらして
えごまを散らして仕上げました。
青菜のたっぷりとした旨みを満喫できてとっても美味しかったです^ - ^!


岩崎さんに会いたいと「種市大学」に家族で参加したお客様がいます。        
        田中さん一家と岩崎さん.jpg
1年ほど前からほぼ毎週家族で来店し、ご家族の体は岩崎さんの野菜でできています。るんるん
お母さんは天然真昆布とタイコウの本枯節を削って出汁とりもし、お嬢ちゃんは土居さんの昆布飴が大好き。
彼女は花芯白菜が大好きで店で花芯白菜を抱えてぴょんぴょん嬉し跳びをしてました。るんるん
        花芯白菜.jpg
翌日は畑で人参を抜いてとっても嬉しかったそうです。


岩崎さんの野菜は毎週金曜日に店に届いています。どんなふうに料理したらいいか考えちゃう野菜もありますが、きっと料理が楽しくなる野菜です。手(チョキ)
遠くの方で直送セットのご注文もお受けしています。
http://blog.sizenmura.jp/article/167668215.html         



posted by 自然村 at 19:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 在来種・自家採種の野菜

在来種の野菜を使って

雲仙観光ホテルでのディナーをとても楽しみにしていました。
山本晋平シェフによる岩崎政利さんの在来種野菜 25種を使ってのディナーです。
種を守る人の想いとその野菜たちへの想いを大切に、野菜に向き合った料理の数々、山本シェフ渾身の料理でした。
メニューは、種市大学ディナーメニュー.jpg

              目覚め
        人参と岩津葱米のポタージュ.jpg
黒田5寸人参・岩槻葱のポタージュスープ
        黒田5寸人参.jpg
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              祝福
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ヨーデルじゃが芋や黒田5寸人参・紅芯大根、雲仙赤紫大根・きっと花芯白菜だと思う菜・葱・ブロッコリーなど・・・が
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              しずく
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野菜の切り落としのベジブロス。山本シェフのお考えで常温でだされました。野菜を愛おしむシェフの気持ちが凝縮されています。

        春・・実際のお料理の方が何倍も美しい色彩でした。
        鯛塩麹漬けとこぶ高菜副立ち菜中国チンゲン菜.jpg
鯛の塩糀  グリーンソース添え。福立菜・雲仙こぶ高菜。他は・・大和真菜が使われたかもしれないけど定かでない。記録しておいた紙を失ってしまって・・残念です。
        雲仙こぶ高菜2.jpg        
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              農園
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 雲仙赤紫大根・平家大根はじめ幾種のかぶや大根が、あるものは蒸し、苦味が強いものはオイルを入れた湯で茹でられています。風黒里芋のソース。風黒里芋はもう岩崎さんの家だけに伝わり守られているぬめりの強いねっとりした里芋です。松ヶ崎浮菜かぶが添えられています。中国ちんげん菜がローストされてありました。
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桜島大根はシロップ漬けで、ほんのり甘く、かつ、大根のほの辛いベールを開けると、
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 農園までのお料理は岩崎さんの野菜のみが使われていましたが、「未来」というテーマで、岩崎さんの万木かぶ(多分)と、たねの未来を守っていく若手農家さん、鹿児島県の山田一生さんの桜島大根と里芋が使われました。
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     山本晋平シェフに惜しみない拍手が送られました。                     
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そのままで美しい野菜たち、自然の美しさは人の手の及びもつかない。
しかし、人の手を加えることで別の美しさ、味に出会うことができるんですね。
        
        
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2016年02月05日

雲仙「種市大学」

今日届いた岩崎さんからのお便りの文章を紹介しながら、「種市大学」の写真などや補足を入れて私なりの伝え方を試みようと思います。分かりにくいかもしれませんが・・・( )内は私の文です。

素敵なたねの未来へ
雲仙観光ホテルでの種市のイベントは、盛会の中で終わりました。
(120名の参加だったそうです。)
東京の吉祥寺で始まった種市がこの地にやってきたのは、オーガニックベースの奥津さんご夫妻がこの雲仙市に移住してこられたのが開催された大きな要因です。
やはり東京育ちのイベントとは、とても垢抜けていて、地方の人間では、考えが及ばないものではと感じました。それにしても、今まで人々に関心が薄かったたねのイベントにこれだけ多くの人が集うことに、生産者として大きなエネルギーをいただいたのではと思います。
 全国で今がんばっている。若い生産者、そして今から始めようとがんばっている地元の生産者、この種市で感じたことをまた明日からの農の現場に生かして行けるのではと感じました。

        江頭・山根・岩崎.jpg
        江頭・山根・岩崎対談.jpg
日本における伝統野菜の研究者として第一人者の山形大学農学部の江頭教授、そして私がたねの活動のなかで兄貴的に尊敬している兵庫在来作物保存会の山根氏とこの雲仙の地で同じテーブルに語り合うことができることをとても楽しみにしていました。
そして、このことでまたこの雲仙の地から種の新しい試みが始まっていくのではと期待してしまいます。そして在来種を心から大切にしながら在来種の野菜の料理に取り組んでおられる料理研究家の根本きこさん、マクロビオティック研究家の奥津典子さん、お二人のさわやかな食の対談に、奥津典子根本きこ.jpg今失われつつある在来種の味の多様性の復活を料理研究家が取り組んでいることに大きな支えになっていくのでは。

そして全国の若き種まく生産者のトークはみずからの30数年前に姿を重ねていました。
       若手農家.jpg
       2若手農家.jpg
(岩手・岡山・福岡・鹿児島・千葉からの若手農家さん)
たねをつなぐこととは、この若い生産者がこれからたねを守りながら農として自立していけるかなんです。
種をもっと見つめて欲しいと心で願っていました。
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(岩崎さんが彼らに贈った言葉がとても暖かく心に残りました。補記させてください。
 「私は35年前たねをやれと言われた。みなさんは難しいことをしている。たねから選ばれた生産者、素晴らしい生産者です。
野球でいえば中継ぎなんです。
たねはたんたんとして、すごく大変なこと。たねをあやして、たねからいろいろ学んでください。そのひとつひとつが流通、食べる人に訴える力になる。
みなさんの分身、素晴らしい野菜。素晴らしい、美味しい。
道は長く、すばらしい評価をされると思う。応援してください。」)
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このなかに地元の生産者がまだいないことは少しさびしいけど、しかし種の運動のなかで、このようい若き次の世代にたねをつなぐこととは、たねの交流、たねのネットワーク、たねの交換会を通して捜し求めていた姿でありました。たねとは人である。たねは少しでもたねをかわいがるとその人についていってしまう。子猫や子犬のように。

(江頭さん、山根さんとの対談の中で、岩崎さんが山根さんに問いかけました。「人とたね、作物か人かで聞いたことがあるよね。山根さんから人だよとアドバイスされた。どうですか、人とたね」
山根さんは「人がいなかったら種はいらない。種はその人の自慢。種の交換会をするとファッションで持って帰る人がいる。想いが大事。その想いを持つ人が大事。たねをもので扱ったらもので終わる。」と)

 しかし、すこし高揚した心も次の日は現実に帰って早くもとの姿にもどさなければ、種とは、実に淡々としたなかで守られていくものです。たねの祭りはもう終わったのです。
伝統種を守っていくとは、実際に多くのエネルギーがいる。
一度失われたものよは、今の時代に、形や調理が難しく思えるものが多くあります。一般の農業のなかでは、時代遅れに感じてしまうことさえあります。

        雲仙観光ホテルダイニング山本晋平シェフ.jpg

        種市大学ディナーメニュー.jpg
 イベントのなかでのカリスマの山本シェフの25種類の伝統野菜を使った料理は、感動を与えましたが、一般家庭のなかでは、ついつい買うのをためらわれている現状はどう解決すればいいのだろうか。見たことない姿、そして色、このようなイベントとは、伝統野菜たちが普通に利用されていくためのスタートであるのかもしれません。

(根本きこさんと奥津典子さんの対談のテーマは台所。奥津さんは岩崎さんの個性豊かな在来の野菜に包丁を入れる時の感覚、自然のそのままで美しい野菜だけど、切ることでまた新しい美しさを現すときに受ける感動、料理する喜びを感じることなどを話されました。このことは、奥津さんだけでなく、個性豊かで多様な在来野菜を日々、台所で料理してくださっているみなさんが感じていることだと思いますよ。)
 
 伝統や、在来種の野菜たちを守っていく、そのなかやはり生産者の経営的な要因がとても大きく関係していきますが、今の食にあった味や大きさ、形にアレンジしていく。
多様性豊かなやさいたち、この多様性のなかからその地にあった伝統野菜を新しく作っていく、それが伝統野菜たちを守っていくことではとこのイベントのなかで感じました。
たくさんの人に食べられて初めて守られ続けていくものだと実感しています。

(可愛いと想い種を守る畑と人、
 心と体の基地である台所(奥津)に立つ人、 人があって守られるですね。)

づづく・・・
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2016年01月25日

雲仙赤紫大根と晩御飯

メール「こちらはこの時季らしい冷たい風が六甲山系から吹き降りてきています。
 昨日は届きたてのレタスとキャベツの外葉をお浸しにしてみました。
外側であっても繊維がやわらかでじんわりとしみ出すエキスが美味しかったです。
どの部分も美味しくいただけてありがたいです!」
岩崎政利さんの雲仙のたねの自然農園からの直送野菜セットをご購入の方からのメールです。
どなたも丁寧に在来の野菜を扱い、味わっていられます。

久しぶりにゆっくりできる日曜日の晩御飯の支度。
私も丁寧に向き合って作ろう。
雲仙赤紫大根をメインにする。
いつものように台所にある食材を見て、回らない頭を回してぇ〜。どう組み合わせようか。

赤紫大根は泥付を落とすとそれは美しい色彩が現れる。
生で齧ってもほのかに甘い上の方は薄切りにして塩を振る。林檎がある。ゴーダチーズもある。
半分に折って、雲仙赤紫大根の花びら餅風と名付けようっとるんるん

次に厚めの輪切りにして、昆布出汁でことこと。傷みかけた蓮根と鶏肉も一緒にことこと。
最後に岩崎さんの水菜を加える。

薄く切れなかったり輪に切れなっかたのは細切に、バルサミコ酢でちょっとした味を付ける。りんごの摩り下ろし和えにしてみようかな。

先っちょの方は、うん、辛いぞ。卸してもみる。可愛い桃色の卸しだ。
今日は先っちょはちりめんじゃこと炒めよう。葉の柔らかいところも摘んで入れよう。
店主は夜行バスで兵庫へ京野菜の勉強に行った。在宅していたらよいつまみになったのにね。

ことこと昆布出汁のだしがらは刻んで炊き込みご飯の具に入れちゃおう。
飯田さんの水菜とツナのサラダ。かもめ屋のツナ油漬けにバルサミコ酢を入れてドレッシングにした。思いつき。
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        雲仙赤紫大根.jpg
娘ふたりと完食。小ぶりな雲仙赤紫大根1本食べきった。

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2016年01月18日

野菜を食べる

岩崎政利さんの野菜がどのように食べられているか、
直送セットを購入してくださっている方の台所からのお便りを紹介します。

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岩崎さんのお野菜、特に葉物はいただいたらまず、パクッと口に入れてみてどうやって調理しようか決めるのですが、すべてがみずみずしくて火を通すのがもったいないように思えてきます。主人とよく、災害で(遭わないに越したことがないのですが)万が一水が出なくなった場合でも、岩崎さんの葉物野菜を口に含んでいれば水分が体内の隅々まで届いて生き延びられるね!って笑いながら話しています。

赤い水菜は毎日サンドイッチの具にしていただいていますが、主人は好物のクレソンに似た味がするといって喜んで食べてくれます。海外でも「MIZUNA」は取り上げられたことがありますが、赤い茎ではなく白色のものでした。岩崎さんのおかげで赤水菜に出会うことが出来て幸せです。
(ご主人は英国人です)

先日の福たち菜は、そのまま口に含んでからじわ〜っと葉っぱの水分、エキスが一杯に広がって飲み込むのがもったいない気分になったほどです。生の野菜を口に含んでこんなに幸せな気分になれるなんて・・・、“岩崎マジック”に魅了されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜もうおひと方、

最近は瀬戸内の牡蠣も旬なので岩崎さんのお野菜たっぷりの牡蠣鍋、
牡蠣とジャガイモのグラタン、などをアツアツでいただいています。
紫芋は今回はタルトになりました。
(いつも写真を撮っておらずすみません。)

おかげさまで岩崎さんの季節のお野菜をたっぷりいただく日々です。
どうもありがとうございます!
(関西在住のこの方は、お正月のお雑煮は風黒里芋・5寸人参の入った白味噌仕立てに茹でた赤紫水菜を結んで飾ってくださいました。)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜みなさん、丁寧に野菜に向き合い、野菜の声を聴くように調理してくださってます。


我が家といえば、
正月家族が体調を崩し、幸い直ぐによくなりましたが、食べることは生かされることと心に滲みました。
言葉でつくそうとしても愛は伝わりにくいものですが
いつもよりずっと丁寧に野菜に包丁を入れ、出汁をとり、味噌を溶いた味噌汁やご飯を
いつもよりもずっと丁寧にいただいた。
いつもより心を込めて台所に立つ。私にできる愛の伝え方だと思いました。
ただ、このことは食べることの意味について、極狭い一部分に過ぎない。

以前、ブログで紹介しましたが、
辰巳芳子さんの著書 食の位置づけ〜そのはじまり〜¥1700(東京書籍)
もう一度読み直してみようかな。

今シーズン、初積雪の日。町は静かです。




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2016年01月08日

岩崎政利さん

新年初の岩崎政利さんの野菜が届きました。
       DSC03786.JPG
入っているお便りは、新年にお目出度い菜(名)の福立菜(元来岡山県の在来種)と、
皮の赤紫色と中の真っ白の対比が美しい雲仙赤紫大根についてでした。
 雲仙赤紫大根の話がとても面白く、岩崎さんにとって「種を守ることの想い」や岩崎さんのロマンが伝わるとおもいますので紹介します。長くなりますが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
(過去に書かれた文章です。)
DSC01590.JPG               
雲仙赤紫大根
赤首女山三日月大根は、佐賀県多久地方の伝統野菜であります。私の雲仙市の国見町神代地域に伝わって来たと聴いています。国見町神代は、もともとは佐賀の鍋島藩との関係が深かったことが関係していたものと感じます。神代にあるお城が鍋島の本家であると聞いています。
 
この大根が、国見町の神代地域で栽培されていたことが、隣のわたしたちの地域にも一時的にも栽培が広がってきたものと確信できます。しかし、わたしの畑の女山三日月大根は雑誌やテレビに見る多久地方の大根とはかなり違っています。

わたしの種は、20年くらい前に、地元の種苗会社から購入して始めたものです。
当初からとても細長い大根であったものです。それに青葉系の多い大根であったものから、わたしは、毎年赤紫の色のよく出る大根を選抜繰り返していく中で、年々と、青い葉が少くなくなってきています。少し短めの総太りの姿にまとめてきました。

本来は煮大根の大根ですが、わたしの知っている消費者は、ほとんどが、この大根のすばらしい赤紫の色を利用して、サラダなどの利用していることが多いものです。
おろしにしてカボスなどの酸味のあるものをかければ、パーッと赤色に帯びてとてもきれいなものです。
からみは少なく、甘みはある大根大根です。
私たちの地域で、青首大根と交雑を繰り返していく中で、長くなり、そして葉っぱも青みが多くなっていってしまったものと思います。

暖かいところにやってきて、少し耐寒性は弱くなっていると感じています。
2月になると、どうしても肩のところが寒傷みが出てきます。
佐賀の多久地方のものは、もっと耐寒性は強いと思われます。
 
女山の大根は、悲しい伝説があります。売れっ子の芸者がいて、とても忙しく働いていたものですが、お客さんとの間に赤ん坊が出来てしまい、芸者として仕事がでいなくなり、生きていくために、山にやってくる旅人を襲って殺したりして、女盗賊として生き延びていました。人はその山を女山といって、恐れられていたそうです。
少し悲しい伝説ですが、物語のある伝統野菜とは、ロマンがあって素敵だと思ってしまいます。

この大根の花、赤紫としろの色とが混じりあいとても美しいものです。
わたしは、この大根も雲仙市の伝統野菜にもなっていくために守っています。もうそろそろ雲仙赤紫大根なんていいかなあと思っています。
もう20年近く守ってきたのですから。
 
今畑の隅には、選抜したものが、花が散り鞘になっています。もうこの畑に花を咲かせ続けて何年になるのでしょう。同じ場所に繰り返して野菜たちが生きていく。人の住みなれた家がいいように、野菜たちも同じ場所に暮らしていくことがいいのではと感じています。
さりげなく、くり返し、くり返し同じ場所に生きていく。在来種によく似合うと思う。






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