一日に必要な油の摂取量は、総エネルギーの20から25%、成人では、1日50gが目安だそうです。
大橋さんは、私達は平均52g食べていると言われました。
現代の病気や不調の原因の一つがアブラの摂り方のアンバランスだと言われています。
市販の加工品に多く含まれる大豆油、コーン湯、紅花湯、綿実油、などリノール酸の摂りすぎの一方、オメガ3系油が少ない。
炎症を起こす働きをする(外敵と戦う)オメガ6系脂肪酸と炎症を抑える(過剰な炎症で体を痛めつけない)働きをするオメガ3系脂肪酸が拮抗しあいながら免疫システムを働かせているのですが、炎症を起こす働きのリノール酸が多い。
そのことを新型コロナに関連しての説明もありました。
アルコイリス 大橋則久さんのお話しを聞きながら「見えない油」が気になりました。
座っている傍のお菓子の栄養分析表をチェックしてました。
う〜む1袋一遍に食べたらアブラの摂り過ぎになるね。というのもありますし、揚げ菓子なのに意外と少なくてビックリしたのもあります。
チョコレートは多めですね〜

しかし、誘惑されやすい、ついつい1袋食べちゃうパターン(^_^;)
油は美味しい
会の終了後、いろいろな栄養分析表を見てみました。

当店はポテトチップスを販売していないので分かりませんが、何処のお店でチェックしてみます。
ヒカリのオーガニックこどもカレーは一袋脂質0.6gでした。少ない。
いちうろこさんの練り物全体が、揚げ物なのに脂質が少なくて意外でした。

自然食品に使われる油は一番搾り菜種油、米油、バター、有機パーム油が主のように感じます。食べて美味しく、健康になってもらいたいと考える生産者さんは、使う油の質に関心があるはずと思います。
加工食品を仕入れる時には油の質にも更に注意していきたいと思います。
勉強会で、DHAサプリメント摂取の質問がありました。
αリノレン酸は体内に吸収された後体内でEPA→DPA→DHAへと代謝されるそうです。
ただし、ネット情報ではその変換率は低く、十分なDHA・EPAを摂取するには魚介類を意識して取ることも必要だそうです。
TVに健康番組の影響で時々鯖缶ブームが起きます。ブームはあっという間に終わって忘れられますが、
青魚の缶詰 千葉産直センターの青魚の缶詰は忘れちゃいやです。(^o^)

鮮度抜群のよい魚の漁獲があった時だけ生産する、味抜群の缶詰です。
脂肪酸だけでなくタンパク質とカルシウムも摂る事ができ、食事として食べられます。
是非ご利用下さい。
又、冷凍ケースにはω3系脂肪酸を含む鮮度のよい魚が豊富に揃っています。来店の折にH覗いてみて下さい。
話が元に戻ります。٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
リノール酸を多く含む傾向にある「見えない油」食品やお総菜、弁当外食、惣菜パン、菓子パン、焼き菓子の油を意識しつつ、
「見える油」では、不足しがちなω3系の油を意識して摂る事が現代では必要だというお話しでした。
αリノレン酸を多く含むエゴマ油、亜麻仁油は健康番組で何度も摂取するとよい油として紹介されています。
講座に参加なさった中に毎日エゴマ油とオリーブオイルを飲んでいるという方がいらっしゃいました。
ただし、エゴマ油、亜麻仁油は酸化し易いので開封したら冷蔵保存で一ヶ月以内に生食で使い切ることが大切です。
一方、グリーンナッツオイルは殆ど知られていないのか、TVで取り上げられたのをみたことがありません。
グリーンナッツオイルはビタミンEを豊富に含んでいるので酸化し難いαリノレン酸オイルです。

又、製造過程は圧搾一番搾りで大事なファイトケミカルを豊富に含んでいます。
もっと詳しい情報の詰まったカタログがありますので、興味のある方は来店の折にご請求下さい。
それから、ナッツやピーナッツは良質な脂を豊富に含んでいます。

脂質が多いので少しずつ食べるとよいと思います。
話しが長くなった・・
続くかも・…?
記載文章で誤っている点があれば教えて下さいお願いします。