2013年10月05日
ラジオ出演
引頭佐知さんは出汁とりから始める料理教室を経堂で開いていらっしゃいます。
当店取扱いの昆布・鰹節・煮干しの選択も引頭さんから学ばせていただいたことが大きいです。
お勧めです。著書と料理教室。
第1回目は10月7日 TBSラジオ
朝4時〜5時の間の10分間です。
http://indou-kinomian.blog.ocn.ne.jp/blog2/2013/10/post_b84c.html
早起きするか、寝床の中でどうぞ
2013年07月29日
出汁でたこ焼き!
「かつお節削り器を貸してもらえませんか?」と。
聞けば、
「学童で保護者の得意なことを子供たちに紹介する講座があって、日曜日に、
昆布と鰹節の出汁でたこ焼きを作るのをするんです。
それで、合間にこどもたちに鰹節を削らせようと思って。」というお話
そりゃあ、凄いや!嬉しいな〜
このお母さんは、タイコウの本枯れ節1本ものを削り器で削って、羅臼昆布と出汁とりをしている。
去年はこどもの通う保育園 保護者主催でタイコウさんの出汁とり教室をした時の発起人だ。
http://blog.sizenmura.jp/article/58932815.html
自分の得意が「だしとり」っていうのは素敵
だしの味を他のこどもたちにも教えてあげようというのも素敵
昆布と鰹節の出汁でたこ焼きを作って食べさせるというのは、
大阪は空堀通りにあるこんぶ土居の土居成吉さんが、天然真昆布の生産地である川汲浜のこどもたちが修学旅行に土居さんを訪問したとき、商店街のたこ焼き屋さんに頼んで、親たちが生産した天然真昆布の出汁で作ったたこ焼きを食べさせたというエピソードを思い出す。
出汁で作ったたこ焼きは大成功大好評だったようだ。4リットルの出汁を用意していったって。150個位のたこ焼きを焼いたそうだ。
その様子の写真を提供してくださいました。紹介します。
みんな上手に削ってますね。特に男の子が夢中で1時間くらい削っていたそうです。
土曜日買って行かれた1本物が削り器の引き出しに入る位小さくなるほど削ったということです。
美味しそうなたこ焼きです!
2013年03月19日
東京新聞 3月7日 記事
2013年01月29日
砥ぐ
上下の写真を上下、上下と目を動かしながら見てください。
動画になったでしょう? えっつ?ならないかな〜
刃を砥石に対して斜めに砥ぐとぶれないと講釈しながら砥いでます。
刃毀れしていい削り音がしなくなってたのですが、
やっぱり切れ味が違うと満足気、自慢気な店主です。
鰹節が手に隠れて見えない位の大きさになってます。
昼御飯担当の店主が元気よく削っている音がバックヤードから聞こえます。
聞いたことありませんか?
削ってある商品も手軽でいいですが1本ものを削る方が安上がりなんですよ。削ってあるのは手間賃が掛かっているから。
それになんといっても削りたては美味しい。その上、削るのが楽しい。自慢気な顔も見られる。
2012年12月25日
東京新聞「この人」に
1本釣り鰹を原料にした鰹節を扱う鰹節問屋
タイコウ 稲葉泰三さんが紹介されました。
新聞で見つけた時はびっくりしたな〜。
自然村の近くの保育園保護者主宰でも「出汁とり教室」をしましたよ。
文章内にある「本物を知ったら、偽物にもどれなくなる」という趣旨のことは、私はどうかな〜?そんな簡単なことじゃないんじゃないというのが実感だけどね。
本物を知った後も偽物を使い続けるというのはままあること。
でも、でも、やっぱり本物の味を知っておくのは大事なことだよね。そこから生活が、ものを見る目が変わるきっかけになることもある。
すぐに、でなくてもいつかピピッツ、これのことだったんだ〜とアンテナが反応することもある。
毎日の御飯作りに、 それが難しいなら週に2、3度、
それが難しいとおもうなら、せめて、
お正月のお雑煮には、
出汁を取って作ってみようと思っている方に
お薦めです。自分への凄いお年玉になる。
おそらく日本一の出汁をとることができます。
タイコウの1本釣り本枯れ節・花くらべ、だしはこれ花かつお
文中の最上級の真昆布というのは土居の天然真昆布のこと。
店主は岐阜県、私は愛知県出身なので雑煮は四角の切りもちをだし汁の中でもち菜と一緒に茹で、
味は醤油の純素朴な雑煮。
卓の上に削り器を置いて、椀に盛った雑煮にしゃっしゃっと削りたての鰹節をかけて食す。
田舎者の農家の雑煮だけど懐かしい。
2012年10月07日
今日は出汁とり教室のお手伝いに
お客さんに 共同保育所ごたごた荘にお子さんを通わせている人がいます。
(ごたごた荘とはhttp://www.gotagotasoh.net/)
彼女は、以前から安心な食を選んでいたが、3.11の震災後、より顔のみえる生産者の食品を選びたいと考えるようになりました。
ごたごた荘の仲良しの保護者さんから出汁とりのことを教えてもらってから、当店へお越しになり、
鰹節のタイコウや昆布の土居、伊吹島いりこで出汁とりを始められました。
鰹節や昆布の出汁味をごたごた荘のこどもたちにも教えてあげたいと、
ご自分の削り器と鰹節、昆布を使って、ごたごた荘の子供たちに出汁とり教室をしました。
子供たちは、削った鰹節を美味しい美味しいと食べ、机の下に落ちたのまで拾って食べたそうです。
それを聞いた親たちの「私たちも出汁とりをしてみたかった」という声をきっかけに、ごたごた荘保護者主宰の
タイコウさんの親子で出汁とり教室が関町北区民館で開かれました。
こどもたちには長い話ですが、興味深々で稲葉さんのまん前に立つ子も、後ろで遊んでる子も。
大人は熱心に。
おしゃべりを止められない子供たちには昆布をしゃぶらせて黙らせて。次々手が出て昆布は売り切れました。
スナック菓子より昆布です。
鰹節を削る段になると、子供たちも大人も活気づきます。先ず、鰹節のカビを洗い落とすことから始まります。
1番だしで味噌汁・吸い物・きつね丼・小松菜とブロッコリーのお浸し、昆布のだしがらを使ったキャベツの浅漬け。
2012年04月16日
男の出汁とり料理
「引頭佐知さんのだしとり教室」アノニマ出版をじっくりみながら
一番だしをひいて、具材を切って作りました。
ささがき牛蒡は「笹」?だったけど、多分、初めてのささがき牛蒡。
ある、お花見の持ちより弁当のために作りました。
昆布と鰹節のだしがらで一品もつくりました。
大変美味しかったです
翌日は、吉祥で開かれた 生ごみ先生「吉田俊道先生」の講習会の
持ち寄り食事交流会のために
店主は豚汁を作っていきました。
一番だしをひいて作ったそうです。
「美味しいって全部なくなったよ。自分の食べる分がなくなった。」って満足そうです。
男のだしとり、かっこいい〜
引頭佐知さんのだしとり教室のブログをみると、参加してる男性、みんなかっこいいです。
2012年04月09日
だしがら
昨日、商店街の桜祭り。普段は人通りの少な〜〜〜い店の前もリサイクルマーケットを覗く人で賑わった。
そばのクレープ屋さんは50円引きとあって長〜〜〜い列ができた。
初めは全く売れなかった豚汁も11時ころから売れ始めてお昼過ぎにはめでたく鍋は空っぽに。
だしがらの煮干しを醤油と柚子しぼりを合わせた液に漬けたのを試食にだしたら、これが大好評
子どもも、お父さんも、食べると「おおう旨い」と全員がいったね。
引頭佐知さんの だしとり教室(出版社アノニマ・スタジオ)のレシピを参照して作った。
味噌汁の出汁に煮干しを使う人が多いよね。
そのだしがらをどうしてるかと聞くと、捨ててしまう人もいる。
あるいは、捨てるのはもったいないので、味噌汁に入れたまま食べるというのも結構多い。
このふたつ、我が家の過去もそうだった。
味噌汁に入ったまんまの煮干し、いやだな〜とおもいつつ食べた経験ありません???
昆布や鰹節もそう。だしがらの使い方が分からないのが「だしとりを億劫がる原因のひとつ」だと私は睨んでいる。
過去の私がそうだった。
だしをとった後が悩みの種。捨てるのはもったいない、後ろめたい。でもどうしたらいいかわからない。
そこまで見通して丁寧に教えてくれるのが引導佐知さんのだしとり教室だと思う。
第1章 だしの素材とだしのとり方を読んで、次にp87の「だしがらをつかって」を読んで、お料理の章に進むのもお薦めだと思う。
おかげで豚汁だけでなく伊吹島のいりこ(煮干し)もよく売れました
あっと!煮干しを買うときは柚子しぼりもセットで買うといいよ。
今週末にお薦めの柚子しぼりが届くんだ
2012年03月27日
煮びたし
「引頭佐知さんの だしとり教室」アノニマ・スタジオ¥1680の
白菜の煮びたしのレシピをみながら
とう立ちチンゲン菜の煮びたしを作ってみた。
八方だしのつくり方を覚えれば、煮物、煮びたし、お浸し、酢のものまで使えるって!
これはいいです。美味しいのは当然ですが、
「市販のめんつゆ」や「マルマルの素」に頼る心もとなさがありません。
なんとは表現しにくいのですが、臍下がしゃんとする気がします。
昨日、初めてのお客さん、男性がいらっしゃいました。
お買い上げはこちら。
聞けば、引頭佐知さんの経堂のだしとり教室に参加したんですって
よかったそうですよ〜
鰹節のだし味はもちろんですが、昆布と煮干しの出汁味に驚いたそうです。
イメージが覆されたと
これは島らっきょうの焼びたし。
ちょっと反省点はオイルを使わず焼いた方がさっぱりしたかも・・・
2012年03月05日
我が家のひな祭り
久しぶりのゆっくり時間のある日曜日、
食べざかりの女子()がいるのでランラン楽しんでつくりました。
いつもは、時間の余裕がなくて、クック高倉のちらし寿司の素を具材にして、富士酢のすし酢を使って、錦糸卵などで飾って作っていたけど、
今年は時間ある
台所の引き出しに眠っていた干し椎茸とかんぴょう、人参、蓮根、油揚げを煮て具にして
ちらし寿司、
菜花の酢味噌和え、島らっきょうと蕗の薹の天ぷら、
蕗の薹は佐久間草生園さんの贈り物。
蛤の潮汁、
白小豆餡と白玉のデザート(イチゴもね。)
手はかけたけど、お金はあんまりかかってないよ
まぁ〜よく食べました
ちらし寿司の具と蛤の潮汁は昆布だしでした。
こんぶの土居 天然真昆布100g¥1800
寸切り30g ¥470
2012年03月02日
だしがらで
だしとり後の煮干しのだしがらで
えっへん!立派な一品が!
今、父ちゃんの酒のつまみになってます。
えばってますが、やっぱりこの本のレシピでつくった。
ただ、頭とわたをとって、身は割かずにとったのでこの形。
とっても簡単です。美味しいです。カルシュウム摂れる!
だしがらの利用法が分からずに、だしとりをためらってる人いません?
「もったいないな〜」って。捨てるのが後ろめたくて・・・
美味しいおだしで美味しくできた料理を食べて、だしがらも美味しくいただく。
まるごと楽しめて、煮干しって安いもんですね
追記 3月3日今日、このだしがらの一品と昆布を同じように漬けたものを試食にだしていたら、
2才2カ月の坊やがぱくぱく、ぜーんぶ食べました。見ていて気持ちの良い食べっぷり
(1才半位と書きましたが、今日お母さんに確認したら、2才2カ月だそうです。いいかげんな見当でした。ごめんなさい。
訂正しておきます。)
2012年03月01日
引頭佐知さんの本
引頭佐知さんの
だしとり教室
だしのとり方と定番の和食
アノニマ・スタジオから出版されました。¥1680(税込)
世田谷区経堂でだしとりから始める料理教室を開いておられます。
出汁素材はいろいろありますが、この本では分かりやすく、基本の昆布・かつおぶし・煮干しでとるだしのとりかた、
だしを使って58のレシピが載っています。
引頭佐知さんの基本の日本料理の教室い通った子がこの本を見て、
「わ〜、料理教室で習った通りのことがいっぱいでてる!この本安過ぎじゃない?」って叫んでました。
写真に写る鍋など道具、お椀など器も教室そのままなので実感として教室にいる感じがしたのでしょうか。
経堂の教室の様子は引頭佐知さんのブログに掲載されてます。
毎回美味しそうな料理と生徒さんたちの生き生きした笑顔が映し出されていますよ。
自然村のリンクに貼ってあるのでそこからどうぞ。
なにから作ってみようかと考えていたところ〜
香川県伊吹島のダイブンさんから良品中荒が届きました。
「今年は、中荒がいいです。中荒というのは大羽より小さく、中羽より大きい。中荒が大漁だったので必然的にいいのが多いです。」というお話で、早速送ってもらっていたのです。
引頭佐知さんの だしとり教室の中の切り干大根の煮ものを作りました。
煮干しだしのとりかたをなんども確認しながら(とっても簡単なんだけどちょっと緊張してました)
レシピを何度も確認して。
なごみ農園さんの極細の切り干大根と大豆工房みやの油揚げを使いました。
私の初めて知った手順でした。
日向臭さのあるのも田舎っぽいのもいいとはおもいますが、
すっきりと切り干大根の甘みと油揚げの旨みがあって今までで一番の味になりました。
味噌汁も作りました。うちはふたりとも中部地方出身なので家にある豆味噌を使いました。
本にはいろいろな味噌を使って味噌汁のレシピが12も
いろいろな味噌を使って具材と季節にあった味噌汁を楽しもうと思いました。
煮干しはそのまま食べてもおやつになるくらい美味しい。
よい煮干しは生臭くないどころか
甘いよい出汁がとれます。
昆布とあわせるとより旨みが増し、上品な出汁です
2011年07月12日
Dの勉強会
わかりやすいおだし IN 東京店
本当は3月14日に行われたはずだが、3月11日の大震災で取り止めになった。今回実現できたのはとても意味のあることだと思う。
ナガオカケンメイさんと こんぶ土居の土居成吉さん
おそらく日本で最高の出汁味だとおもいます。(土居成吉)
「悪いこんぶといういいかたはしたくありません。どんな昆布でも出汁をとったほうがいとおもいます。
ただ、一番初めはいい昆布やかつお節でとってもらいたい。
ナガオカケンメイさんと土居さんとの出会いは?
取材やデパートとの取引の嫌いな土居さんがナガオカケンメイに引き寄せられたのか、そんな話も面白かった。
大量生産、大量消費の使い捨てでない、ロングライフなデザインと物。
作り手を使い捨てしない。ロングライフな付き合い。
美味しい昆布を手にいれるには漁師は必要、二次生産者が必要。その人たちと信頼関係が必要。
昆布は統制経済。一次問屋さんを通さなければならない。生産者のところに直接いくと問屋が白い目でみられる時代だった。
30年位前、昆布のできにバラツキがあってどうにもならなかった時があった。これではだめだと思って直接産地へ行こうと考えた。
1回目、漁協に行ったが挨拶も返事もしてくれない。
2回目も返事もしてくれない。
そのうち、平凡社の太陽に漁師の紹介が載った。TVも浜へいってくれて、そんなことで漁師さんの見方が変わってきて生産者と信頼関係が出来てきた。
しかし、「海にゴミを捨てないでくれ、山をよくしてくれ、」と話しても聞いてくれない。
「高く買ってくれ」と言われるだけだった。
そんな頃、ある人から「子どもと話した方がいい」と教えられた。学校へ行って5年生に昆布の話、出汁とりをしてお好み焼きを作って食べさせた。ここの出汁は日本一だと話した。
漫画「美味しんぼ」にここの浜と昆布が載った。5年生の子供全員に毎年「美味しんぼ」をプレゼントしている。今年で13年目になる。
そんなことで子供が自分の浜はいいところだと思うようになる。
3年前 高校生が京都へ修学旅行に来た時、「小学校5年生の時に出汁とりの教室をしたこんぶの土居のところにいきたい」という子が4人、大阪へ来てくれた。
次の年は5人。次は全員が大阪の土居へ来るようになった。
そのこどもたちの中から漁師になろうと思うこが出てきた。
後継者ができて大成功とおもうでしょ?いや〜、
こどもが引き継いでくれたのは嬉しい。
しかし、その浜に何の楽しみもない。コンビニ1件あるだけ。喫茶店もない。
土居に騙されたと思うでしょ。 楽しみはパチンコ、お酒くらいしかない。若い女のひとが来ない。
私は悪いことをしたなと思った。
そこでこどもたちに本当の幸せはなにかを考えて欲しいと話をするようになった。
本当の幸せは
1、温かい家族
2、正しい食事
3、心地よい住まい
できたら自然素材でできてるのがいいですな〜
修理ができる物、修理してまで使いたくなるもの
これがあることだよと。
ナガオカケンメイさんのd design travel 3 OSAKA「こんぶ土居」より抜粋
食に対する愛が、こんぶ土居のメイン商品であることは空堀通りの店に来れば誰の目にも明らかだ。
食育活動をサポートしている小学校ではこどもたちにこんな質問をする。
「たべものとお金、どっちが大切?」
2011年03月07日
土居さんの昆布だし教室が東京で
こんぶの土居さんの昆布のだしとり教室があります。
世田谷区にあるD&DEPARTMENTのD勉強会主催です。
http://www.d-department.com/jp/shop/tokyo/dining/blog/2011/03/13-1.html
定員に残りわずかだそうです。希望の方はお早めに。
土居さんが東京でだしとり教室をするのはめったにないことです。
出汁のとりかたから料理を習いたい方へお薦めです。
引頭佐知さんの料理教室です。
http://indou-kinomian.blog.ocn.ne.jp/blog2/
土居の昆布やタイコウの鰹節、伊吹島のいりこなどを使って、出汁からとる料理教室です。娘が通っていますが、出汁味も季節の料理も全く味が違う!!と言っています。
おしゃべりも随分と楽しいようです。
13日のこんぶの土居さんのD&DEPARTMENTでの出汁とり教室は地震のため中止になりました。(3月12日、記)
2011年01月08日
喜び 喜ぶ 喜昆布〜
喜ぶ
喜昆布
川汲浜 天然真昆布
最上級の昆布です。
出汁とりした後の昆布もとっても柔らかく美味しい。
最後の一押しが土居さんの食文化を伝える姿勢だったのです。
富士山よりも高い目標を掲げて新年のご挨拶を
私たちが小躍りして喜ぶことをよーく知っていて贈ってくれたんですね。
2010年09月01日
鰹節をプレゼントに
男性にはピンクのリボンもいいかなと。
タイコウ 稲葉さんとくにまるさん、楽しいいい雰囲気のやりとりでしたね。
鰹節を削る音を懐かしく思ったご年配の方も多かったのではないですか?これから くにまるさんも鰹節削ラーになるかな?
1本釣りの鰹節は鰹節の1%位しかないこと、
鰹節が日本独自の世界に誇れる出汁であること、
でも、これはほんの入り口の話。
本物の鰹節を食べたり、出汁取りをしたくなった人は、タイコウのHPに取り扱い店が載っています。近くのお店へ行って、鰹節のことを店の人に聞いてみて下さい。
タイコウHPに出汁取り教室の案内も載っています。
出汁を取って作る料理教室は引頭佐知さんの教室がお薦めです。
当ブログのリンクからアクセスしてください。
最後に
稲葉さんにとってお仕事とはなんですか?という問いに
想いやる気持ちです。
安けりゃいい、という風潮や、安くなくては消費者は買わないという企業・流通業の思い込みが本物をどんどんなくしていきます。
逆にイメージだけを高めて中身に釣り合わない高い値段をつけているものもあります。どちらもこの程度でいい、わかりゃしないと思っている姿です。
そんな中でも本物を残し届けることに情熱をかけている人たちが
少数ですがいます。これは希望です。
私は本物にはそれに相応しい対価を支払うべきだとおもいます。
「生産者を消費者が支える」という表現がありますが、私は、違うとおもっています。買う人がいなければ作り手がなくなってしまうということはありますが、消費者から生産者への一方的なことでなく、
生産者と消費者が生産物を介して想いや喜びを共有することだと思います。
2010年08月28日
くにまるワイドごぜんさま
毎年恒例、東京大華火大会便乗納涼会へ行きました。
会場は晴海、鰹節センター(鰹節問屋が集合しているビル)にある
鰹節問屋 タイコウの駐車場
タイコウさんは、1本釣りの鰹節にこだわって、本物の鰹節・出汁とりを伝えようと頑張っています。
飲んだり食べたり語らったり知りあったりしながら
ビルの間に見える打ち上げ花火を地元人ぽく楽しむ会です。
鰹節削り大会 時間内に削った分をお土産にもらえます。
大人も子どもも鰹節削りに夢中になりますね。
嬉しくって「今日時間ありますぅ〜?実は今夜、晴海のタイコウさんで
大華火を見る会があるんですけど、一緒にいきますぅ〜?、行きましょうよ」とお誘いした方なんです
鰹節を削るのは初めてだそうです。その日にタイコウさんに削り方や
鰹節のことを教えてもらえてよかったですね。ご縁ご縁。
さて、なんとなんと
ラジオに出演します
「くにまるワイドごぜんさま」
10:05〜10:25「日本の匠」コーナー
1本釣りの鰹節の話や出汁味・出汁とりの話は聞きもらせませんよ
これを聴いて、本物の鰹節や日本伝統の出汁取り文化に興味を持つ人が一人でも増えれば、出演のしがいがありますね。
内容はもちろんですが、私のもうひとつの興味は、
媚ることや信念を曲げることをしない稲葉さんが
くにまるさんとどんな話のやりとりをするかなんですよ。
稲葉さんを知ってる人は私の興味のありどころを分かってくれますよね
2010年05月02日
出汁取り教室
稲葉泰三さんに教えてもらう
出汁取り教室をします。
会場 自然村から徒歩1分〜30秒の場所
参加費 1500円 小学生は無料(保護者同伴に限る)
申し込みは自然村へ。
どの家にも一袋くらいはあるでしょう。
でも、鰹節も中身は様々です。本物の鰹節の味を知ることはとっても意味のあることだと思います。
「本物の鰹節と出汁を取る文化を守り伝える」ことに一生懸命です。
本物を知ることは、本物でない食べ物を知ることと表裏一体です。自分の命・大切な家族の命を作る食を作るには
本物を選ぶ知性が必要なんじゃないかとおもいます。
そして、食べ続けていくことで感性が磨かれていくと思うのです。
昔は食べていた鰹節や昆布でとった出汁が懐かしいな〜、
今じゃ、かつお武士君とやらが入れる粉ぱっぱの紛いもんだもんな〜 というお父さん!
人まかせでなく、自分でやってみましょう
引頭佐知さんがおっしゃってました。
「出汁取り教室にいらして、だし汁を飲んで涙ぐまれるご年配もいらっしゃいます。」本物の出汁味は体の中心(心)から癒してくれるんですね。
高血圧や糖尿病で減塩・減糖だと、減塩味噌・醤油を買ってるお母さん、気を使って大変ですね。
でも、まさかほんだしみたいな顆粒だし使ってませんか?塩・ぶどう糖たっぷりはいってるんですよー。
出汁を本物に変えたら薄味でとっても美味しい料理になります。
夫婦円満、にこにこ健康家族の食卓です。
赤ちゃんのいるお母さん・お父さん、離乳食に出汁は最適です。
子供へ伝える味覚は次の世代へ受け継がれます。口・舌が何故脳に近いところにあるか考えてみましょう。
インスタントだしの素や酵母エキスの味を伝えないでください。
本物の出汁味は一生もんの贈り物になります。
これから結婚をしてこどもを育てる若者よ、
タイコウさんの鰹節選別会でこう感想を述べた女子学生がいました。
「おばあちゃんもお母さんも鰹節を削って出汁をとってくれなかった。でも、私は子供に鰹節を削って出汁をとってあげたい。」
いろんなことを書きましたが、
いろんな方に参加して欲しいな〜と考えてる次第です。
女性だけでなく、男性も 日本料理の料理人って男性が多いですもんね。
さて、自然村が尊敬し、お友達でもある青森の自然食品店「ふきのとう」さんで行われたタイコウさんと引頭佐知さんの出汁取り料理教室の様子をご覧くださいね。http://indou-kinomian.blog.ocn.ne.jp/blog2/2010/05/post_d2e1.html
2009年07月04日
昆布と鰹節のだし汁で中華
ですので、ヒカリのチキンエキス¥525以外、中華だしの素や洋風だし・ブイヨンがありません。
(自然村が知らないだけでほかにもよいものがあるかもしれません。)
お客様から「中華の味はどうしたら?」などの声をいただきます。
そこで料理研究家引頭佐知さんに
「中華だしの素や洋風だしを使わないで中華や洋食できます?」
とお聞きしたら、
「出来ます」ときっぱりと力強い御言葉そこで
昆布と鰹節の出汁で作る中華料理の会
昆布とタイコウのかつお節を使って出汁取りの仕方を習います。
和の出汁を使って中華料理を作ります。
夏野菜たっぷり 日本の夏 日本の中華
日時 8月23日(日)午後2:00〜5:00
会場 経堂 季の実庵 (引頭佐知さん宅)
会費 5000円
人数 8名
申込・お問い合わせ 自然村へ
電話 03−5927−7787
メール shop@sizenmura.jp
自然村主催の引頭佐知先生料理教室に初めて参加する方は申し込み後、指定の口座に参加費を振り込んでください。
参加申し込み完了後、地図をおおくりします。
引頭佐知さんについての詳しくはhttp://indou-kinomian.blog.ocn.ne.jp/blog2/